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かぶれの世界(新)

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東京郊外の生活2024(1)

2024-07-10 20:19:47 | 日記・エッセイ・コラム
月曜日の朝に実家を出て8月の初めまで約1か月東京の自宅で過ごす為に戻った。目が覚めた時、書斎の気温が26.3度で湿度は73パーセントもあり、部屋をかたずける力が湧かなかった。朝食をとりながらテレビのニュースで都知事選からフランスの国民議会選挙、イギリスの総選挙、イラン大統領選の結果から目が離せなかった。

家を出て松山行きバスの停留所に辿り着くまで、実は選挙の結果より東京府中市の気温が39.2度になったというニュースの方が気になっていた。額や脇にひどく汗をかいて何とか停留所に着いた。停留所でよく出会う女子高生に聞くと毎週月曜日だけ出校するのだという。

松山市駅とJR松山駅はどちらも駅前が工事中で、その前を通り過ぎるだけで汗がにじみ出て来て実家のある大洲市よりも気温が高かった。松山空港に着き家内に頼まれたご近所へのお土産を買い、搭乗手続きに向かうとチェックインの手続きが又もや変更されていた。

私もオンラインチェックイン済のバーコードをスマホに表示して搭乗する手続きがやっと出来た。松山空港もやっと羽田空港並みにパソコン等をバックから取り出してチェックインする手続きが簡単に出来た。ところが、手続きが簡単になったと思うと今度はフライト便が遅れた。

何時もの京急電車で川崎駅に行き南武線に乗り換えた。覚悟はしていたが、川崎駅で外気に当たりニュースの通り40度近い空気が押し寄せて来た。様子を見て川崎駅のホームで一本電車を遅らせてゆったり座席に座った。武蔵小杉・溝の口・登戸で都心と横浜の会社から帰宅する人達で車内は満員になった。電車を一本遅らせて乗ったのは大正解だった。

約1時間の南武線の座席の窓から東京郊外の景色を眺め、選挙結果の考察した。東京都知事選で小池さんの勝利は、裏返せば想像通り立憲民主党が共産党と組んだ誤りだった。仏国民議会選挙の左翼の勝利は仏国民が考え直した結果、英総選挙の左翼勝利は想定内の英国民の考え通りだった。共通するのはどの国の国民も政府のインフレ対策を評価した結果の選択だった。

自宅に戻ると家の中は暑さでムンムンだった。田舎の実家では朝は25度前後で夜は28度前後だったが、ここ東京郊外の府中の自宅では朝でも30度を越えている。東京郊外の生活2日目は朝食後に思い切ってスーパーに買い物に行き、夕方になり多摩川の遊歩道を歩くと意外に熱風に吹き付けられても爽やかに感じた。家の中の方が湿度が高くムシムシして気分が悪かった。■
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ハリウッド化する極右、しない極左?

2024-07-06 16:23:38 | 国際・政治
イギリスの総選挙で労働党が圧勝し保守党から政権を奪った。米国やフランスの(極)右翼の優勢と事前予測が頻繁に報じられなかったが、英国では逆に保守政党が惨敗し左翼の労働党が勝利した。

米国ではバイデン・トランプ討論会を経て、トランプが大統領に返り咲く可能性が一段と高まったという。フランスでは極右の国民連合(RN)が国民議会選挙が得票率トップだった。少なくとも我が国では民主主義の危機との見方が多かった。

世界の民主主義リーダーの米英仏が右と左に揺れ動いている。だが、私から見ると右だろうと左だろうと関係ない、国民が「インフレと移民問題」について政権に対して不満をぶつけたのだと思う。言い換えると、有権者は右も左もなく民主主義など関係なく意思表示してると言える。

最近の選挙結果を見て、世界政治はハリウッド化していると天邪鬼な私は感じた。有権者の支持を受ければ良いと。フランスは劇的な変化を遂げた。フランスの極右国民連合のベースは移民やEU反対だったが、最近になって穏健化して家計支援策を打ち出し有権者の支持を得たという。

米国でもトランプ元大統領の作戦参謀もかつての勝手放題のアドバイザーたちが内紛やメディアへのリーク、解任騒ぎを繰り返した過去のトランプ陣営とは全く異なるらしい。選挙に勝つには無党派や穏健派の支持をどう取り付けるかという視点で裏側に立って発言している。

極右の候補者達が権力を握ったら何が起こるか、民主主義の危機が訪れるのだろうか。私は以前ほど不安を感じなくなった。1か月足らず前に投稿した「メローニちゃん、頑張ってね!」で指摘したように、右翼とみなされた彼女がイタリア首相に就任後にサッチャー風保守本流の道を歩み、「欧州の影の権力者」になりつつあるという。

一旦、選挙に勝つために穏健派的発言をして選挙に勝つと、トランプもルペンも取り消すことは難しくなると思う。彼らは勝つためには何でも言ってしまう、しかし国民に対して言ったら負けともいえる。政治のハリウッド化と言えないだろうか。英国労働党はその必要はないかも。■
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今季一番の熟睡!

2024-07-05 11:34:45 | 健康・病気
今朝がた目が覚めると7時過ぎていた。スマートウォッチを見ると、何と睡眠時間が6時間以上だったと表示してた。時計は今春帰郷する前にマイナポイント1.5万円を3分割して夫々好きなものを買ったものだ。私は息子に薦められて安価な中国シャオミ製にした。私は、以前から山歩き様にコンパスと高度計・歩数計・距離の分かるものが欲しかったが高価過ぎた。

時計は睡眠の質が悪い、睡眠時間計6時間22分(深い睡眠2時間9分、浅い睡眠4時間)、覚醒回数2回を指していた。何時もこの時計は睡眠時間計3-4時間程度、酷い時は1時間程度しか寝てないと指摘してた。私はいつも夜10時頃にベッドにつき朝5-6時頃に起きていたので、質はともあれ睡眠時間は足りていると思っていた。時計の都合の悪い表示は信用したくなかった。

それにしても、今朝に限ってはかつてない6時間も寝たと時計に言われて悪い気分ではなかった。そして昨夜は何故よく眠れたのか(時計は質が悪いと言うが)、幾つか原因をあげて考えてみた。

最初に思い付いたのは、昨日エアコンのフィルターを掃除して今季初めて寝室のエアコンをかけて寝た。昨年の設定を思い出せず、最初は24度にして寒さで震えて26度に上げ、それでも寒すぎて28度に上げてやっと眠れた。2時間程度でエアコンを切り朝まで気持ちよく寝た。

次に思い付いたのは春に帰郷後初めて夕食に赤ワインをコップ1杯飲んだことだ。何時もは焼酎のお湯割りをコップ1杯飲む。ケチな私は普通の人達が飲む赤ワインではない。料理用の安価なワイン(450円程度)だが、安い焼酎のお湯割りよりは割高だ。

今月になって息子に倣って朝食に牛乳に替えて豆乳を飲むようになった。直接の原因としては考えにくいが、取り敢えず口に入れるもので最近替えたものをリストアップしておく。逆に言うと他に思い付くものがない。

その次に精神的なものをあげてみる。金山出石寺までのサイクリングは途中でギブアップしたが、20年近く前に母にプレゼントされたマウンテンバイクで見た景色を思い出した。お寺に行き半分見えない程に草木を覆われたお墓掃除をし、わだかまりなく帰京出来る心境になった。

客室のエアコンのフィルターを清掃してお客を迎えられる等もやって、ベッドについて色々考える事が減って寝つきが良くなったのかもしれない。でも、思い付いたのは従来なら無視したような事ばかり、そもそもこの安物の時計が信じられるのか。悪いデータはちょっと気になるが。■
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田舎暮らし雑感2024(10)

2024-07-03 20:41:48 | 日記・エッセイ・コラム
突然、夏になった。朝7時前に起きた時寝室は26度、今年一番の高温だった。前日確認した天気予報では松山市も大洲市も、低温が25度で高温が35度だったので覚悟はしていた。だが、思ったより朝方目が覚めるとよく眠れていた。それには理由があった、それも天気予報だ。

一昨日の天気予報では昨日昼間の気温は25度、予報通りだった。だが、予報では今日は一気に気温が真夏の35度まで上昇するとのこと。それを見て昨日は暑くなる前に以前から挑戦したいと思っていた金山出石寺まで、熱中症を避けて自転車で走る唯一の機会だと思った。

記録によると前回挑戦したのは昨年の9月で、山腹の豊茂町の小学校跡迄走り力尽きた。それ以来大洲盆地近辺の標高200-300m程度の山裾を何度も自転車で走ったが、いわゆる急坂になると途中で諦めることもあった。出石寺は800m以上の標高なので今回も自信はなかった。

昨日は朝食後の9時過ぎに走り始め、昨年と同じくJR出石寺駅近くから緩やかな坂を上り、前回の豊茂小学校跡まで走れた。前回よりは走れそうだが、が徐々に坂が厳しくなってきた。谷間の右崖の急道を上り始めると、何と見覚えのある景色が見えて来た。

そこは早期退職後に母が買ってくれたマウンテンバイクで出石寺まで走った時に見た景色だった。何度か走って記憶のある景色だった。そこから暫く走ると舗装工事中の細い急坂の道で、一目見ただけで残念だけど今回も諦めて引き返した。もうこの歳では無理かもしれない。実は、ここで疲れ切って戻ったのが、冒頭の今朝方よく眠れたといった理由だ。

今朝方すっきりした目覚めで、又もや急に思い付いて墓掃除に行くことにした。実は、毎朝起きて先祖の位牌に線香を上げて繰り返し墓掃除に行きますと報告していたが、いざとなると元気がでずコーヒーに甘いものを食べて書斎に戻ってた。しかし、今日はやる気になった。

お寺に行くと我が家のお墓は森の中にあるようだった。隣のお墓は綺麗に磨かれピカピカ光っていた。汗だらけになって必死で手入れしたがお隣とは比べ物にならなかった。もう我慢できず、汗だらけで実家に戻り早めの昼食をとった。8月に東京から戻ったらもう一度墓掃除する積りだ。■
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梅雨明けの兆し

2024-07-02 20:48:04 | 日記・エッセイ・コラム
今年も7月になり、もう半分終わってしまった。今年は地震や豪雨などの極端な自然現象が目につく。個人的には何時もの様に四国愛媛県の大洲盆地の実家で過ごしているが、今年の梅雨は雨が多いと感じる。だが、西日本豪雨のような水害が起こるような恐怖を感じない。

というのも、市役所が西日本豪雨の対策が終わったと先日宣言したからだ。実際、私は大洲盆地を囲む山々の内側と外側を自転車で走り回り、肱川周りの堤防が補強されたと実感していた。又、上流の鹿野川ダムと野村ダムが改良され、ダムの放流が連携された効果が大きいと思う。

そうなったらそうなったで、人は好い加減なものだと思う。昨日はまだ梅雨の真っ盛りで3日続けて雨が降り、早朝に有線放送は大雨警報を報じた。だが、私は予定通りバスに乗って買い物に出かけた。肱川の支流の矢落川の河川敷は茶色の泥流に覆われていた。だが、バスの乗客は何時もと変わらなかったし、国道も何時もの様にトラックや乗用車で混雑していた。

友人と外で昼食をし昼過ぎに実家に戻る時もバスを降りて同じ堤防の遊歩道から見ると、河川敷は見えなくなる程に水量が増えていた。山間部に降った雨が沢山の支流を経由して大洲盆地に流れ込んでくるので、実家の前の矢落川を流れる迄にはかなりの時間差が出てくる。

何時も河川敷で見かけるサギはどこに行ったと考えながら堤防上の遊歩道を歩いていると、突然ドンガラガラ近くの山の手で雷が落ちた様だった。歩いて行く方向に雷音が続いて行った。進行する雷音とは私には経験の無いことだ。同時に河川敷の後方から数匹の白サギが上流に向かって飛んでった。

彼らも雷音に驚いたのだと思う。若い頃に雷が鳴ると梅雨明けと聞いたのを思い出した。最近はテレビやスマホの天気予報をみて梅雨がいつ来ていつ明けるか判断するようになっていたが、若い頃は雷がドッカーンと落ちると梅雨明けだと会話してた。久し振りの感覚だった。

テレビの天気予報では大洲市は明日にも35度の真夏になると報じていた。突然35度とは嫌だが、湿度が下がってくれれば何とか我慢できるかもと期待する。来週月曜日には一旦帰京する予定だが東京も暑そうだ。■
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