かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

我が家の「ケチ」選手権

2023-03-14 18:29:51 | デジタル・インターネット
息子が新しくバックアップ用の眼鏡を買ったといって見せてくれた。価格は1700円と聞いて驚いたが、オンラインで作ったと聞いてぶったまげた。レンズの度数や目の位置をどう合わせるか、詳しいことは聞けなかったがオンラインで済ませたらしい。メガネのかけ心地は問題ないという。

息子がくれたメモによると、鹿児島市のリュネメガネでオンラインで買ったという。ネット検索すると、あるわあるわ。眼鏡のオンラインショッピングを扱っているところは沢山あり珍しくなさそうだ。それにしてもこの安さにはケチな私もかなわない、参ったと思った。

家内も最近になって視力が低下してテレビ画面がぼやけるようになり、遠近両用の眼鏡を作った。市内のフランチャイズ店ZOFFで1万円で作ったという。チョット高いと思ったが、遠近両用となるとレンズ代が高価なのだろうと思った。

私も3年前にスポーツ用眼鏡を家内が買ったのと同じ店ZOFFで作った。ところが、昨夏に田舎に滞在中にバックアップ用に使っていた古い眼鏡が壊れ、手頃な値段のバックアップ用眼鏡が欲しくなった。ZOFFに問い合わせると3年前のデータが保存されているので、全国どの店でも同じレンズを作れるという。私は安価な軸に変えてバックアップ用眼鏡を5000円で作った。

家内に1万円と聞いて、私はオンラインでレンズのデータを利用して5000円で安上がりの眼鏡を作ったと自慢した。なので息子が1700円の眼鏡を作ったと聞き驚き、我が家の眼鏡ケチケチ選手権に負けたと思った訳だ。

報道によると最近の若者のネットショッピングは凄いようだ。息子が会社に出ている間に息子宛に配達されるネットショッピングの配送箱が多い時は1日に3-4個も届き驚かされる。4月半ばから田舎暮らしする私もネットショッピングをもっと利用しようと考えている、安ければ。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女性が維持する遊歩道

2023-03-13 11:27:45 | 社会・経済
先週末に何時もの遊歩道を歩いた時のことだ。早く朝食後に時間を空けず家を出たのでいつもと違う風景を見た。郷土の森公園を通り過ぎるとかつては下川原線が走る田園地帯だったが、今では介護施設や身障者施設とか職業訓練施設など大きなビルの公共施設が並ぶ。

いつもは犬を散歩させる中高年夫婦に出会うのだが、早い時間だと私には「アレッ、何してるんだろう」と気になる人達に出会った。最初に何処でも見かけるが、介護施設の前では珍しい散歩する保育園の子供達を見かけた。3人の若い女の先生に引率されていた。

少し大きめの子供たちなので「年長組?」と聞くと、若い女の先生がニコニコしながら「4月からね」との返事。私も笑いながら「なるほど、そりゃそうだね。ご苦労様」と返した。高齢者の私には若い女性と話すことは珍しいが、こういう話題なら自然に話せて気分良くなった。

信号を渡ると身障者施設の裏口から遊歩道に繋がるところで制服姿の中年女性がいた。様子を見て「見守りですか、1日中?」と聞くと、彼女は施設のドアが開いている9時過ぎまでに限って人の出入りをチェックするという。不審な人の出入りがないか見守りをしていると受け取った。

この付近の遊歩道の反対側は宅地が並ぶ。身障者らしき人達のグループが引率され散歩する姿を別の時に見かけたことがある。彼女が出入り口に繋がらる遊歩道で見守りする意味も理解できた。やっぱり「ご苦労様」というしかなかった。

そこから暫く歩くとサツキの生垣の周りのゴミを長火箸みたいなもので拾ってナイロン袋に入れている自転車の中年女性を見かけた。邪魔したくなかったので通り過ぎたが、生垣の幅が広くて反対側のゴミまで手が届かず苦労していた。思わず「ボランティアですか」と聞くと彼女は頷いた。

「僕がやりましょう」と言って長火箸を借りて反対側に落ちそうになっているゴミを拾った。ナイロン袋は沢山のゴミで膨らんでいた。どうしても取れないゴミは向こう側に落としてくれと言われ、そうした。彼女の前で偉そうに言う事は何もない。「ご苦労様です」と言って先を急いだ。

その先の交差点から最寄りの駅に向かう小路を歩きながら、私達市民の愛する散歩道は女性の無償の行為で維持されていると感謝の気持ちが湧いた。競馬場の補助で作られた背景があるのだろうが、遊歩道は日々細やかな手入れをする女性たちによって維持されていると、妙に感傷的になった。

何の証拠もないが、これって日本女性だから出来てることと思った。90年代にフランスに出張しシャンゼリゼ通りを歩いた時、広い歩道の隅にゴミがあり犬がション弁をすると聞いた。大谷がグランドに落ちたゴミを拾いポケットに入れたのを見て世界を驚かせたのに通じると思った。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

争点は何か、日韓と総務省文書の問題

2023-03-12 20:49:46 | ニュース
日韓の「元徴用工問題」解決策と総務省の「放送法解釈変更」について、このところマスコミは大々的に報じられている。天邪鬼で根拠曖昧な考え方をすると自称する私には、マスコミ報道の争点がズレているのではないかと感じるので指摘する。間違えるなと言いたい。

先ず「元徴用工問題」について、問題は国際間の約束が守られる確証がない限り韓国の尹大統領の解決案に合意すべきではないと考える。いくら日韓政府で合意しても大統領が変わるたびに合意事項が反故にされる、韓国はそういう国であり国家間の合意は無意味だ。

尹大統領はそれを承知の上で何とか合意できる解決策を提案した。彼の意図は十分理解できるが韓国という国が変わらない限り、合意しても将来に大きな禍根を残すことになると私は考える。現状は日韓政府はその問題を理解した上で、争点を曖昧にして解決しようとしている。現実的なアプローチだ。

日本のマスコミ報道は、筋を通す一方で現実的な解決を求めなければならないと考える。私が見る限り何故か筋を通せという主張が聞こえてこない。日本政府に対しては厳しい主張をして報じる一方で、韓国に限らず外国との関係においては筋より現実的で、一時の国益を重視しがちと感じる。

もう一つの指摘は全く関係ないように見えるのが、総務省の放送法の解釈を変えたという問題だ。安倍政権時代の高市総務相がTBSの一番組「サンモニ」が偏ったニュース解釈をしていると問題指摘させた、或いは官僚が忖度したというもの。放送法は放送局の番組全体を見て判断することになっているという(らしい)。

法解釈の問題については私は分からない。だが、「サンモニ」について根本的な原因が何だったのかマスコミは何ら指摘しないのは理解できない。果たして偏向番組なのか否かについて何らの議論がない。マスコミ報道は番組が偏向しているか否か判断せず、法解釈したプロセスの問題を伝えているだけだ。多分、放送局同志は互いに批評しないという暗黙の合意があるようだ。

極端に言えば、番組が不適切な内容を伝えたかどうかは問題にしない積りだ。といっても、天邪鬼な私は「サンモニ」はこのまま続けて政府を非難するコメンテータにだけ出演させて欲しいと思う。他の放送局や一般常識と比べて、TBSとその視聴者がどれだけ考え方の幅があるのか知る秤として利用できると思う。それはとても参考になる。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

227円の卵と再会

2023-03-09 21:46:00 | 日記・エッセイ・コラム
家内が友人と日帰り旅行に行った午前中に、お気に入りの最安値スーパーOに買い物に行った。先日別のスーパーで卵が358円だったのを見て驚き、買い物を中断したと投稿した。今日、タマゴミックス227は233円に衣替えして戻って来た。嬉しい驚きだった。マスコミ報道とは全然違う価格が続き、どういう理屈で価格を報じているのか理解に苦しむ。

買い物の最後に好物の塩豆大福を籠に入れた。小形の大福5個で165円という安さにケチな私らしく思わず手が出た。先日息子が都心でお土産に買ってくれた人気の大粒の大福餅は一個約300円、私は小粒の大福で1個33円だ。息子に伝えると無言で自分の部屋に戻った。

確かに息子の大福は最高に美味しかった。だが、1個33円の大福はしっかり甘く、何より安価で私的には安心して食べられる。どちらも大好きだ。家内が帰ってきたらどう言うか分からない。私のケチさ加減は度を過ぎていると、我が家では受け入れられてないかも知れない。

(追)家内は見かけ高そうなお土産を一杯抱えて9時半過ぎに帰って来た。包装を見るだけで美味しそうだった。私の小粒大福を勧めるには気が退けた。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

免許証更新の第1段階パス

2023-03-09 17:05:40 | 日記・エッセイ・コラム
昨日の午前中に府中運転免許試験場に行き認知機能検査を受検した。自宅から自転車で小金井街道を北上し東八道を東に30分弱のところに試験場がある。近年は交通の便の良い立川で更新していたが、後期高齢者になって認知機能検査と運転技能検査を通過しないと更新できなくなった。

第一段階の認知機能検査は運転免許証の更新というより、私にとっては認知症がどの程度進んでいるのか知ることの方が重要だった。家族間の会話で言葉が出てこないのは日常茶飯事であり、家内に頼まれた家事を言われた通りに漏れなく実行できないことがよくあるからだ。

試験内容は最初に10x10の乱数のマトリックスから指定された数字にチェックを入れるもので難しくなかった。しかし次は動物や道具などの20種の絵を見せられ、時間をおいて全て書き出せといわれたった5個しか思い出せず愕然とした。更にヒントを与えられると15個思い出した。

答えを記入しながらたった5個という酷い結果に愕然とした。時間は十分あるのに頭の中が空っぽで何も出てこないのだ。試験の結果はその後すぐに封筒に入れた通知書が配られパスしたと分かったが全く嬉しくなかった。「認知症のおそれがある」基準には該当しませんでした、と書かれていた。

全て終わって講師にどの程度認知症が酷いのか聞いたが、免許試験場は医者ではないので聞いても無駄だ。思った通り返事はなかった。かつてはテスト結果の点数を具体的に伝えたそうだが、今ではテストの結果がパスしたところで採点を中止するようになったので分からないという。何か意図的なものを感じる。もしかしたら私は認知症ギリギリでパスしたのかも知れない。

実は前日に認知症の症状が進む81歳の父親と、自分の子と認識することさえ怪しくなった父親を必死に支える娘の姿を描いた映画を見た。名作だと思った。父親役のAホプキンスはアカデミー主演男優賞を受賞したという。途中から見始めて引き込まれ最後まで見た。

私は検査の途中で答えに詰まり映画を思い出した。認知症が悪化し記憶を失っていく父親が最後に自分の置かれた状況すら分からなくなり周りの人達を困惑させる場面が、自分の未来を予告しているようで辛かった。そして免許更新で四苦八苦する自分と重なった。一応パスしたけどね。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする