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四国88か所の巡礼者が減った!?

2024-05-23 14:29:03 | 旅行
帰郷後1か月経過したが、四国88か所の巡礼者を滅多に見かけない。私の実家がある大洲盆地は巡礼ルートが通るが、コロナ後に殆ど見かけなくなった巡礼者がまだ戻って来てない。ネット検索して調べると、最大の原因は定年延長や高齢者の再雇用だという。

巡礼者の老化とともに、寺院や宿泊施設、飲食店、バスの運転手の不足による団体旅行の減少が指摘されている。高齢化や過疎化で宿や宿坊も大幅に減少し、地域のボランティアが支えてきた遍路道の保全までが難しくなっている。全てが老化のせいだ。

だが、コロナ後各地で急増したインバウンド観光客もここにはいない。コロナ以前には外国人女性の巡礼者も珍しくなかった。私が声をかけた女性巡礼者は米国ハーバード大MBAとかカリフォルニアナパの住人とか、何故か88か所の巡礼者はインテリ女性が多いと驚いたものだ。

続けてネット検索で調べたところ、熊野古道の外国人観光客が爆発的に何と3500%も増えた。多いのは豪・英・米からの人達だという。ナパの彼女を実家に招き直前の大統領選など色々なことを話し合った。彼女はウォーレン女史の支持すると言い、私は支持範囲を中間派まで広げるバイデン氏を薦めた。そういえば彼女は四国に来る前に熊野古道も歩いたという。

一方、四国88か所の主な外国人巡礼者はフランス人だが400人程度だそうだ。多分、フランス国境に近い世界的なサンチアゴ巡礼路が影響しているかもと思う。しかし、少なくとも今は熊野古道とサンティアゴ巡礼が「二つの道の巡礼」とみられているようだ。

お遍路さん減少の原因を何もかも老化のせいにするのは絶対ダメだと思う、魅力のない所には誰も行きたくないだろう。熊野古道の人気がなぜ高まったのかよく調べて、適切な手を打ってほしい。ナパの彼女のように、競争より連携もある。■

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