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私の定点観測2019冬(2)基準値変更と世代交代

2019-12-29 16:02:46 | スポーツ
私の老いを観測する指標として、所属するクラブのメンバーとバドミントンゲームでどの程度頑張れるか個人的な感じを測定している。クラブのメンバーの平均年齢も上昇しているので基準値もいわば動的指標で、Go-NoGo的判断だ。今年最後の練習に昨日参加し、最早基準値とは遠く離れてしまったことを実感させられた。

昨日はまるで動けなかった。一瞬の前後の動きが鈍く、前に落とされても後ろにクリアされても対応できない回数が増えた。またバックを責められるとリターンが甘くなった。若い頃からバックは上手くなかったが、素早く動けたので大抵の場合はフォアで返せた。皆も平等に年を取るが私の衰えの速度が早いということだ。

以前からのバドミントン練習仲間が、もう少しレベルの低い別のバドミントンクラブへの参加を誘ってくれた。今まで他の人達からも何度か誘って貰ったが、都落ちするような気がして断っていた。だが、バドミントンを続けたいなら選択の余地はない所まで追い込まれた。即ちそれは定点観測の基準値を下げるということだ。

それはもう一つ強烈な現実を目の当たりにしたことにもよる。クラブには都予選を勝ち抜いて全日本年令別バドミントン大会に参加したとか、かつて全国1位とか3位になったメンバーもいる。昨日の練習では今年の東京都の予選を勝ち抜いた60才以上の男子ペアが、小学6年の女の子とその父親のペアに負けるのを見た。

私には衝撃的な結果だった。更に彼女はバドミントンの全国小学生チャンピオンだと聞いて二度驚いた。まだ身長150センチ余りの子供の体型だが、柔軟な動きで難しい打球も余裕で処理し、打ち込むスマッシュは中々に威力があった。都の60代最強の男子ダブルスのスマッシュを受けても逆に打ち返した。

これを見て定点観測だと称して(意地を張って)、現在のレベルのクラブで練習を続けるより楽しむことを考えて続けるべきだと思った。だが、一度基準値を下げると他の定点観測(高尾陣馬縦走往復など)もズルズルとレベルダウンしてしまう恐れがある。意地っ張りな私としては辛い決断で、年が明けて決断が揺らぐかもしれない。■

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