かぶれの世界(新)

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連休中のサイクリングを楽しむ

2024-04-29 21:13:08 | スポーツ
帰郷後7日目の昨日の午後久し振りに長い距離のサイクリングを楽しんだ。帰郷後3日目に神南山の周りの町々菅田町、五十崎町、内子町を通り、自転車で一周した。約1時間45分程度のサイクリングを何とか乗りこなし、次はどこに挑戦するか考える資格を貰った気がした。

それから4日後に思い付いたのが、大洲市から肱川沿いに長浜に出て瀬戸内海の海岸沿いを走り伊予市との境界にある串本村まで往復した。約50-60キロの平坦な距離だった。串本村で海岸から山に向かい西側の激坂を自転車で上ろうとしてギブアップし徒歩で山道を歩いた。

昨年春に偽痛風を患い退院後で、最も長い距離のサイクリングだった。入院前は今治尾道間の往復約150キロ走ったこともある。子供達に経験をさせたいと、今回帰郷前に息子や孫たちに夏休みにしまなみ海道を走ろうと提案したがまだ返事はない。昨日は、その3分の1程度の距離だが途中で様子を見て引き返せばいいと思って走り始めた。

最初に長浜に向かって川の左岸を走った時は坂がきつかったが、長浜に到着後は左手に瀬戸内海を見ながら走るのはとても気持ち良かった。長浜の町を抜けたところのローソンの広い駐車場に凄い台数のバイクが駐車し、ど派手な格好のドライバーが沢山いた。

道沿いにいる若者に声をかけ改造車が多いねというと頷いた。といっても40年前のような、レーサータイプではなかった。その頃の私はスズキのカタナ250や400が好みだった。だが、今回見た車はレーサーモデルではなく殆どがバリバリ音を立てて走る丸っこいバイクだった。

当時私も連休中にあちこちドライブして楽しんだ。だが、昨日は私がサイクリングを楽しんでいる真横を、耳が潰れそうな轟音を立ててすり抜けていくドライバーには正直腹が立った。山間部に入っても海岸線の国道から轟音が聞こえてきた。

ギブアップした激坂には軽自動車が停車していた。運転席を覗くと若い男性がいた。この先綺麗な景色が見えると聞いたが歩いてどの程度か聞くと、彼はこの先の三差路を下る道しか知らないという。ではと私は歩いて昇って行ったが空き家が見えただけだった。気に入ったのは林の隙間から遠方の雲の中に見えた島だけだった。

歩き疲れて引き返して軽自動車の運転手に何もなかったと報告した。よく見ると車の横に大きな太陽電池があり充電中、彼は神奈川から来て旅行中だという。私が東京から来たというと急に話が合ったが、長々と話をする時間はなくお互いに気を付けてと言って別れた。

帰りは右手に伊予灘を見ながら道路の左側を走るという、ちょっと景色を楽しめないコースになった。すれ違うバイクが殆どいなくなり、ローソンの駐車場に停まっていたバイクも数台残っていただけだった。少し寂しかったが、黙って家に戻るしかなかった。■

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