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自転車事故の損益計算

2014-01-29 23:01:12 | 日記・エッセイ・コラム

保険会社から保険金が銀行口座に振り込まれた。昨年11月2日にしまなみ海道で自転車転倒事故を起こし右手差指を脱臼、顔面裂傷で6針縫い、両膝擦り傷の救急医療を受け、その直後から東京に戻り整形外科医の治療を受け、12月28日にリハビリが終わった。傷害保険に加入している保険会社に連絡すると、自転車のレンタル会社の保険に連絡してまとめて対応してくれた。今月求めに応じて診断書を提出して保険金が確定、今日165,000円が支払われた。

事故に関わる費用と保険給付金を整理すると以下のようになった。
 
 医療費(救急病院)       \13,640
 医療費(通常・リハビリ)    \17,600 
 
 タクシー              \1.680
 保険給付金            \165,000
 損益                \132,800

怪我をして保険金が下りると儲かったろうと友人に聞かれた。確かに直接現金のやり取りだけの収支計算だとそうなる。だが、保険掛金は昨年だけで98,840円払っているので、その分を差し引くと33,960のプラスにしかならない。更に病院に通った日の損失時間は1日平均3時間とすると3HX17日=51Hになり、最低賃金として時給900円とすると45,900円の機会損失が出る。トータルすると11,960円の損失となった。ボトムラインは赤字、これが私の実感だ。

ここまではキャッシュフローがどうだったか、お金の出入りがどうだったか損益計算だ。次に自分の体をストックだと考えてバランスシート(B/S)がどうなったか計算してみたいが、数値にして表現するのは難しい。いまだに人差指は関節が膨らみ途中までしか曲がらず、包丁が握れない。だが、趣味のバドミントンラケットは使えるし、字は支障なく書ける、タイプも打てるように回復した。

寧ろ辛いのは時々患部が痛むことだ。特に寒い時に痛みを感じる。毎年寒い季節になると指が痛くなる、持病みたいに死ぬまで続くだろう。今もキーボードをたたきながら時々痛みがチクリと感じる。これを数字で表してB/S計算し、貸しと借りがどうバランスしているだろうか。私の人生は残り10年の寿命として長期金利3%と仮定すると、自転車事故で約300万円負債が増えた程度と感じる。これが自転車事故の始末だ。■

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