かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

日本がコロナ死者数を最小化出来た偶然の理由

2020-05-15 17:00:18 | ニュース
政府は昨日緊急事態宣言を39県で解除すると決めた。オーバーシュートを遅らせ医療崩壊を防ぎ、医療キャパシティの範囲内で対応し死者を最小限に抑える、という当初からの目標は何とか達成つつある。報道はPCR検査不足等を指摘して失敗感を印象付けるが、日本のコロナ対策が死者数最小化した世界的な成功と思う。

私は偏向報道と指摘し、逆に何故欧米が我が国と桁違いの死者数を出したのか、日本とどう違うのか、その原因を詳細に追及すれば実態が見えてくると何度か記事を投稿した。その手の報道がされないのにイラつき、門外漢の私が(悪の仮説)と称して米国の社会保険や人種差別に基づく下層階級に犠牲者が多い等とヤケクソ仮説をぶちまけた。米国に限れば多少の真実があったかも知れない。

そして遂に中央大学大学院の真野俊樹教授が、日本のコロナ死亡者数が少ない有力な理由の一つとして日本の介護施設のあり方を指摘する解説する下記の記事を見つけた。医療崩壊が起こっていないのが一因だ。もう一つ重要な理由がある。医療と介護施設の分離の途中にあり、今回も介護施設は医師の適切なサポートを受け高齢者の死者が少ない為という。それは偶然の結果、記事を読んで欲しい。

日本のコロナ死亡者が欧米より少ない理由、高齢者施設クラスターの実態
http://cl.diamond.jp/c/afuFb5fqdilznZaG

私は門外漢だが、真野教授の説明は私の疑問に明快に答えてくれた。スッと入って来た。報道で必ず持ち出してくるPCR検査だが、圧倒的に多い欧米の検査数と死者数の関係が直接関係なかったことが分かった気がする。これでコロナ死者数の差を全て説明できるのかマスコミは追求して欲しい。

韓国の死者数が少ないのも日本と同じ介護施設の在り方だという。欧米マスコミの日本非難はともかく、日本のマスコミもコロナ感染の全体像をどう理解して報じていたのか非常に疑問だ。マスコミ諸君、死者数を層別に分析して現象を説明したらもっと真実に迫る報道が出来たはず、これからでも報道の信頼性を保つために頑張ってやってみて欲しい。どの専門家の話を聞くか時に自分の頭で考えた方が良い。尤も検査数を増やすのは今後のコロナ対応にも必要なのは間違いないが。■

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 愛媛県知事が被ったブーメラン | トップ | 緊急事態解除後にバドミントン »

コメントを投稿

ニュース」カテゴリの最新記事