最後のやり過ぎ

明日は１か月余の東京郊外生活を終えて田舎に帰り松山市で長男家族と合流する予定だ。昨日は掛り付け医に健診結果を報告し、帰郷中に服用する降圧剤と急上昇した尿酸を抑える薬を処方して貰った。高尿酸はこの１か月ビールの代りに飲んだ缶酎ハイ（ウォッカ）を止めろと指示された。

加えて帰郷前に足と腰の痛みを和らげたかったが、掛り付け医も健診医も内科医じゃなく整形外科医のような助言を頂けなかった。痛みが悪化してから３日間中止した散歩を止めて４日間家に籠ると、旅行中にこううむった擦り傷の左足指周辺に痛みが出た。何とかしたかった。

昨日痛みが出た足に水膨れらしき物があると家内に指摘された。家に籠りきりの間に水膨れが生じた様だと素人判断した。水膨れに対応すべくこの３日間散歩の歩数を増やすと痛みが若干和らいだ。私は散歩の効果と素人判断し、ついでに多摩川を見る最後の機会と家内に言って散歩に出かけた。

彼女は今までの経験から散歩の「やり過ぎ」をしないよう強く警告した。私も前向きに答え歩きながら足の具合をチェックし、多摩川の堤防に出て是政橋まで歩いたが運よく痛みは悪化しなかった。多摩川の河川敷には点々とテントがたち風が涼しく感じた。

多摩川の補強工事で川の流れが稲城市側に移動し、珍しく纏まってシラサギが元の河川敷側の川辺にいた。多摩川をわたる涼風を気持ちよく感じながら最後のやり過ぎ散歩を終えた。■