携帯電話の話題をする時の私はドジな高齢者だ。何が起こったか時間系列であげると下記のとおり、携帯を見失って直ぐに気が付かず3日かけて探して見つけたが、1週間何ら連絡がなかったというバカな話だ。もともと独居老人の緊急連絡用だ。
10/8 携帯紛失に気付く
10/10 家中くまなく探すも見つからず
10/11 再度絨毯捜索も不成功、サービス停止処置
10/12 携帯発見
10/13 サービス再開
母を見舞って戻った7日月曜日の夕方、いつもより長い散歩をした。最近流行のインターバルウォーキングを取り入れ距離を伸ばしている。携帯内臓の万歩計をチェックすると1.5万歩にもなっていた。疲れて何もする気分になれず書斎に入り、テレビを見ながらパソコンを立ち上げマーケットやメールをチェックした。それから風呂に入り夕食をとり集中力のない時間をすごし就寝した。
携帯がないのに気が付いたのは翌日の夕方だった。散歩をする時に必ず万歩計機能を使う携帯が見つからない。心当たりを探したがない。翌水曜日は義弟とはも料理を頂いた日で、連絡は固定電話に来たので不便はなかった。そのうち見つかると。だが、直ぐアクションすべきだった。
携帯電話がないのは気にはなったが、緊急連絡用で通常使わないので、熱意が足りなかったかもしれない。木曜日に家中探したが見つからなかった。金曜日には固定電話の子機から携帯に電話を掛け、くまなく家中を探したが見つからなかった。
後から考えれば、行方不明に気が付いたら直ぐやらなければならなかった。全てはやることがスローで手遅れなのだ。バッテリーが上がって無反応になっていたはずだ。その夜諦めてドコモサイトに連絡してサービス停止とキー入力をロックして貰った。GPSで探してもらったが、これもバッテリーが上がってからでは無意味だった。全くドジだった。
以前に洗濯機にぶっ込んだ時にドコモショップに行き携帯情報をCDに焼いてくれたので、最悪の場合は中古携帯を買えば何とかなると思っていた。いよいよ買おうと思いついたのが24時間後の土曜日の夜、パソコンの前に座り中古携帯販売のサイトを開いた。
その時急にお尻に異物を感じた。背もたれと座の継ぎ目辺りに手を突っ込むと、異物の手触りがあった。アッと思って引っ張り出すと久しぶりに見る携帯だった。慌ててバッテリーを充電し、日曜日の朝電源を入れるとキー入力がロックされていた。ドコモに連絡しロックを解除して貰い一件落着。この1週間に受信した電話は1件、メールはお知らせ数件のみだった。■