かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感05冬(2)

2005-12-25 17:56:11 | 日記・エッセイ・コラム

念仏講

先週の日曜日に念仏講があった。母が年番だったので1時間前の11時に早出して準備を手伝った。手伝いをすると受身で参加するよりいろんな事が分かる。昔とは生活が変わったので、どうやって若い人に参加してもらうか苦心しているようだ。

今年から何十年も昔やったようしっかり念仏をあげる本格的なものにしたそうで、前回までのナンマイダーの連呼とはまるで念仏の様子が違った。まるでお経そのものだった。12月と2月の年2回念仏講をやりその間に亡くなった葬式では念仏を挙げないのだそうだ。

参加者は約40人、昨年より若い人が多かった気がする。私に乾杯の音頭をとるよう指名されたので、その場を借りて自己紹介、母が退院した報告とお礼をした。私のメール・アドレスを教えるというと後から2人申し出があった。少し知名度が上がったかも。

本を読む気がしない

依然として本を読む気が全く湧かない。本当に読みたい本はどれかと思って探しても、気になるテーマは一杯あるのに手元のどの本も読みたいと思わない。東京に届いたタイムなどの雑誌もまとめて宅急便で送ってきたが同じ。体の中の何かが化学変化してケミストリーが変化したのか?

肱川嵐

今朝起きると窓越しに見える風景がガスでかき消されていた。大洲盆地は20km下流の海と標高差が殆どなく肱川が蛇行しており、天気がいいと朝気温が下がり大量の朝霧が発生する。霧は盆地全体を覆い下流に向かって凄い速度で下っていき、河口の長浜町では肱川嵐という強風が吹き、その日はフグがよく取れるという。

墓掃除

予想通り昼頃には素晴らしい日本晴れ、帰省して初めてのことだ。子供の頃の冬は毎日こんな日が続いた気がする。帰省以来の好天で気温が上がったので、食事が終わるとすぐ近くのお寺に出かけた。この季節ではもう落葉がなく雑草も伸びておらずいつもよりずっと楽だった。

ジョギング再開

マウンテンバイクはもうフルにやれるようになったが、ランは依然正常時の50%にも戻っていない。先々週から徐々に距離を伸ばし、今日は墓参りの後堤防沿いに約10km走ったが、どうもしっくりこない。痛めた内転筋が気になる。

古本屋

明日は松山の古本屋に行って掘り出し物を探すつもりである。古本屋にどういう本が並んでいるかで、その土地に住んでいる人達がどういう本を読んでいるかある程度分かる。特にBook Offが全国にチェーン店を展開し、本の価値でなく棚に並んでいる期間で値付けを変える、いわばキャッシュフロー重視の運営をする為、その土地の人達の読書傾向がよく出る。

私は多摩地区の古本屋を定期的に回って本を探している。息子は桜ヶ丘のレベルが高いというが、私は国分寺駅前でもいい本を沢山見つけた。近くにある大学と関係がありそうだ。もちろんどのジャンルの本を探すかによる。松山は文芸物がやや多いような気がするが、私の求める政治経済、自叙伝などのNF物はあっても値段が高く期待はしてない。万が一いい本を見つけると読書欲が刺激されるかも。

瀬戸内海

田舎の家から松山に行く時、時間があれば遠回りだけど長浜町経由の各駅停車にのる。天気のいい日の美しい瀬戸内海を横目で見ながら本を読むのは悪くない。10時少し前に大洲駅で汽車に乗ると、11時頃に松山に着く。特急だと30分しかかからない。今日のように天気がよければ九州が見えるかもしれない、楽しみだ。■

コメント
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