さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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三ノ倉山と円ノ花山 (2009.2.21.)

2009年02月25日 | 登山
日曜日には、南会津の山の予定が入ったため、土曜日には福島県側の飯豊の端山あたりに登ろうかと思って地図を見ていきました。今年は、異常に雪が少ないため、雪の多そうな所を考える必要があります。

そこで目に付いたのは、喜多方の北にある暑塩温泉近くの三ノ倉山と円ノ花山です。山頂一帯は緩やかな台地状で、スノーシュー歩きに良さそうです。山麓には、三ノ倉山スキー場があり、『日本一好いてるスキー場』をキャッチフレーズにしているようです。字が少し変えてありますが、ローカルスキー場なら、ゲレンデを歩いていても怒られないはずです。

喜多方付近からは吹雪になり、視界がなくなって路肩に車をとめてしばらく様子を見る状態にもなりました。スキー場への取り付き道路は、しっかり除雪もしてあり、ゲレンデ中間部の駐車場に辿り着くことができました。

驚いたことに、わかん体験ツアー(参加費1500円)が行われていました。巻き込まれると大変なので、先行してリフトに乗りました。リフトは200円。



リフトを下りた先に林道が通じており、これを北に100mほど辿った先の峠が三ノ倉山へ続く尾根の取り付きになります。新雪も30センチほどは積もっていましたが、下は硬い雪のため、一人ラッセルもそう難しくはありませんでした。



尾根は、木立の間も開いており、スノーシュー歩きのコースとしては良い状態でした。時折、雪煙が襲いました。



この日は、めまぐるしく天気も変わり、太陽の光が差し込むときもありました。



949m標高の小ピークで方向を変えます。僅かに下ってひと登りすると、台地のいっかくに到着しました。気持ちの良い雪原が広がっていました。



木々は雪をまとって、白い林が広がっていました。



GPSで方向を確認しながら歩いていき、三ノ倉山の山頂に到着。緩やかな高まりの上でした。



自分のトレースに助けられて、帰りは楽な歩きになりました。



峠に戻り、稜線伝いに円ノ花山をめざしました。わかん体験ツアーのトレースは、早くも消えかかっていました。雪庇も発達していました。



825.4m三角点ピークに到着すると、あずまやが設けられていました。



西には、円ノ花山の山頂がうっすらと見えていました。



僅かに下ってひと登りすると、円ノ花山の山頂に到着です。木立に囲まれた山頂でした。



あずまやに戻って昼食にしました。これは、三ノ倉山方面を振り返ったところ。



下界の眺めも広がってきました。中央が駐車場とレストハウス。晴れていれば、磐梯山が見えるようです。



あずまやから南へ続く尾根を下り、傾斜が緩んだところで左にそれると、スキーの林間コースになっている林道に飛び出しました。夏のキャンプ場らしき建物は雪に埋もれていました。



スキーヤーはみあたらない林間コースを辿ってゲレンデに戻って、スノーシュー歩きは終わりになりました。途中でわかん体験ツアーは、南にそれて林道を大きく迂回して駐車場に戻ったようです。

三ノ倉山と円ノ花山は、全く知られていない山ですが、スノーシュー歩きに向いていますので、機会がありましたらどうぞ。
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