
上野不忍池の南西部に旧岩崎邸庭園があります。
完成当時は、20棟以上の建物があったようですが、現在では3棟残されている洋館のうちの1棟と付属の和館が公開されています。
ジョサイア・コンドルの設計により、1896年(明治29)年に完成したもので、17世紀のジャコビアン様式が随所に見られます。全体はイギリス・ルネサンス様式になっています。

靴を脱ぎ、ビニールに入れて持ち、内部に進みます。

建物は、主に年1回の岩崎家の集まりや外国人、賓客を招いてのパーティーのみに使用されたとのことです。

現在、この建物は重要文化財に指定されています。

土曜日には、この食堂で、ミニコンサートも開かれています。

ほの暗い室内が、明治の雰囲気を伝えています。





二階のベランダには、イオニア式の列柱が並んでいます。

今ではみかけないフィラメントの太い電球ですが、三菱製の特注品でしょうか。

和館は、書院造りを基調にしています。


庭でお抹茶を飲むこともできます。お菓子付きで500円。

庭からは、建物の美しい眺めを楽しむことができます。




庭の一隅にあるのは、コンドル設計の撞球(ビリヤード)室です。スイスの山小屋風の造りとなっています。

洋館手前には袖塀があり、ここには、岩崎家の家紋である「三階菱」が記されています。

岩崎弥太郎は、土佐藩の商務を担当し、坂本龍馬の海援隊が土佐藩の外郭機関となると、藩命により隊の経理を担当したりしています。藩の土佐商会から九十九商会を経て三菱商会が誕生します。この時に、岩崎家の「三階菱」と土佐山内家の「三ツ柏」を合わせて、現在の三菱の社章のスリーダイヤができあがります。
時間がなく、駆け足的な見学でしたが、旧岩崎邸は写真撮影の場所としても面白く、いずれゆっくりと再訪したいと思います。
完成当時は、20棟以上の建物があったようですが、現在では3棟残されている洋館のうちの1棟と付属の和館が公開されています。
ジョサイア・コンドルの設計により、1896年(明治29)年に完成したもので、17世紀のジャコビアン様式が随所に見られます。全体はイギリス・ルネサンス様式になっています。

靴を脱ぎ、ビニールに入れて持ち、内部に進みます。

建物は、主に年1回の岩崎家の集まりや外国人、賓客を招いてのパーティーのみに使用されたとのことです。

現在、この建物は重要文化財に指定されています。

土曜日には、この食堂で、ミニコンサートも開かれています。

ほの暗い室内が、明治の雰囲気を伝えています。





二階のベランダには、イオニア式の列柱が並んでいます。

今ではみかけないフィラメントの太い電球ですが、三菱製の特注品でしょうか。

和館は、書院造りを基調にしています。


庭でお抹茶を飲むこともできます。お菓子付きで500円。

庭からは、建物の美しい眺めを楽しむことができます。




庭の一隅にあるのは、コンドル設計の撞球(ビリヤード)室です。スイスの山小屋風の造りとなっています。

洋館手前には袖塀があり、ここには、岩崎家の家紋である「三階菱」が記されています。

岩崎弥太郎は、土佐藩の商務を担当し、坂本龍馬の海援隊が土佐藩の外郭機関となると、藩命により隊の経理を担当したりしています。藩の土佐商会から九十九商会を経て三菱商会が誕生します。この時に、岩崎家の「三階菱」と土佐山内家の「三ツ柏」を合わせて、現在の三菱の社章のスリーダイヤができあがります。
時間がなく、駆け足的な見学でしたが、旧岩崎邸は写真撮影の場所としても面白く、いずれゆっくりと再訪したいと思います。