【今日の 臨時情報って言われてもなあ】
それは正確に言うと「南海トラフ地震に関連する情報(臨時)」のことである。
言葉を略すのがお役所でも流行っているからと言って「臨時情報」とは、あまりに略しすぎだよ。
さて、この「南海トラフ地震に関連する情報(臨時)」(以下ワシも臨時情報という)はどのような事かと言うと。
南海トラフ地震の発生可能性が,平常時に比べて相対的に高まった時に役所から出す情報のことだ。
さて近ごろ、南海トラフ地震の発生確率が70%(30年以内)から上昇し、30年以内に70~80%となったという。
マグニチュード8以上、M9.1程だというこの地震は、震度は最高の7で、32万3千人が死ぬと言われる。
この「臨時情報」は昔さかんに言われた東海地震の予知情報みたいなものだと理解している。
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で、
本当にこの情報が出されると、各市町村はどうしたらいいか、頭の痛い問題である。
つまり、近いうちに来るよと言われて避難させても、地震が何時来るのか、いつまで避難させねばならないのか、その間の社会はどうしていたらよいのか、役所は?学校は?職場は?病院は?公共交通は?銀行は?
そして、空振り、つまり地震が来なかった場合の避難解除の問題もある。
いずれにしても、自治体にとっては困難な命題である。
さて、わが漁村市もどうするのですかいな。
◆
自治体がどうこうするのを待つ
ということはワシには出来ん。
当たり前だが、わが身は自分で守るのが大人のすること。
さて、臨時情報が出たとしてワシらはどうするか。
これを好機と捉えるべくワシは考えた。
いきなり大地震に襲われるよりも、先に教えてもらったほうがよっぽどラッキーではないか。(前向きなワシである)
これを読んでいるよいこのみんなはピンと来ないかもしれないが
ワシの住む場所は海抜3mそこそこであって大津波に襲われる(予定)
津波さえ来なければ対策はどうってことないぞ、家具の転倒防止、家の耐震補強、これで命ばかりは助かるが、これらの対策を万全にしても
津波が来ればあっという間になくなっちまう(家財も命も)
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臨時情報が出てもあわてないように準備をしているところだ。
左下:小型のクーラーボックスに食器
左中:キャンプ用のストーブ、燃料その他、キャンバスバッグに入れた
右:旅行用スーツケースに衣類2人分
非常時用の食品ストック、これを
水、カセットコンロなどと一緒にケースに入れる。
これらをいざ臨時情報が出たら
車中泊用のノアに積み込み一目散に逃げだす計画である。
後のこたあ知らねえ。自分ちだけ助かればいいもんね。
何ならそのまま車中泊で旅行に行っちまうか、地震が来るまでさ。
あっと、そりゃだめだ、連れ合いが仕事に行かねばならん。
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というわけで、対策・準備はしすぎるってことはないので
真剣にイゴいている今日この頃である。
注:テレビ画面は先日放映されたNHKの番組から拝借した。