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世の中の大方の出来事は個人の生活に直接影響することは無く、個々人の思いや行動が世を動かすということも先ずありません。
しかし一般には些細な出来事であっても当事者にとっては運命を変えるようなことになったり、人々の関心は左程でもないのに世の中に与える影響の大きいものもあります。
そして殆どの場合部外者となる我々庶民は適当に関心を持ったり、無視したり、批判して憂さを晴らしたりしているということになります。
という訳で取り立てて言う程のことでもなく、言わばどうでもいいことなのですが最近のスポーツ界のニュースで2つ気になったことがありました。
どちらもあまり詳しく実情を把握している訳ではなく、テレビや新聞で流されているのを世間並みに受け止めての感想です。
日本の水泳選手が韓国での大会でカメラを盗んだ罪に問われ最初は認め、帰国してからは否認し、有罪の判決が出るとこれ以上争っても勝てる見込みが無いので控訴しないと伝えられました。
どんな事情があったにしても主張は終始一貫すべきで「どないなってんや」と言われるようではスポーツ選手として人間として恥ずかしいと思います。
次には大きな注目を集めた国際サッカー連盟(FIFA)の会長と一連の動きです。
選挙前に会長が「私には不祥事の責任はない、私には改革の責任がある」と言ったと伝えられましたが、どういう精神構造をしているのだろうと思っていたら、何とその会長が再選されました。
選んだのが理事会か総会か知りませんが委員の人達は決然とその選択をした訳です。
と言うよりも組織そのものが長年の会長の独裁によって硬直化してしまってどうにもならなくなっていたというのが実情だろうと思います。
さすがに組織内の独善は外部からの圧力によって阻止され、大恥の再選直後の辞任表明となりました。
今日は天候一変午前中は曇り午後からは雨になりゼラニウムの花も肌寒そうです。