大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

元気な高齢者・そのⅡ(土井卓美)

2012年02月28日 12時04分19秒 | Weblog

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尊敬する高齢者が一人ほゞ毎日Gゴルフに来て元気にプレイされています。
齢90を越えて車を運転して参加、奥さんも一緒で二人共元気一杯です。
約100名の当クラブの元会長で、パソコンも数年前から始められ、クラブの中でこのブログの存在を知らせ見て頂いているのは二人だけですが、その内の一人でもあります。
この元会長今はさすがに普通の車にされましたが、1年か2年前まではマニュアルチェンジの車に拘って、敢えてクラッチ車にされていました。
曰く「オートクラッチの車では運転している気にならない」と頑固を通されていました。

我々が免許を取った頃一番難しかったのが坂路発進のクラッチ合せで、その次がローからトップへの適切なチェンジの切り換えだったように記憶していますが、その後の車の変遷はご存知の通りです。
スムーズな発進と停止、燃費の効率向上は運転手の技量によっていました。
それがオートクラッチになり更にはハイブリッド車の登場で、運転技術はあまり関係なくキカイが最適運転モードを選択してくれるようになりました。
前にも折にふれて書いているように、世の中は急速に便利になり、人の働きをキカイがやってくれる度合いが増え、相対的に徐々に人の対応能力が低下しています。
私等も便利さの恩恵には与っているのですが、スマートフォンまではまだ操作に自信がなくて手が出ず、ハイブリッド車は乗ってはいてもその機能の一部しか使い切っていないという中途半端な状態です。
その点からしても大先輩が自動車でもPCでも自分の意志で学び、使いこなして、仲間内の最高齢で元気な日常を送っておられる立派さには敬服するばかりです。

小説を読む(土井卓美)

2012年02月25日 14時55分50秒 | Weblog

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2月は雪が降ったり積もったりして家に居る時間が多くなり、滞っていた身辺の雑用が少しは片付きました。
時間の余裕も少し出てきたので、久しぶりに小説を読んでみる気になりました。
図書館で貰ってきて積み重ねていた「除籍図書」の中から内田康夫の「中央構造帯」(講談社版・477頁・¥1800)を読んでみました。
作者にも依りますが小説はやはり面白いものだと再認識しました。

これ迄に小説を読むために費やした時間で一番多いのは通勤の電車内だろうと思います。
主に文庫本を次から次へと読み続けていました。
当時はそうも思わなかったのですが、今思えばやや通読に過ぎ、ナナメ気味だったかも知れません。
何故そう思うかといえば、今回机に座って分厚い単行本を誰にも邪魔されずにじっくり読んでみると、描写の場面が想像され、行間の雰囲気までも感じることが出来たのです。
それにも増して会話や行動によって登場人物の心のアヤや、相手との駆け引きでの双方の心理状態などもよく伝わってきました。
読み方ばかりではなく、読む私の年も関係しているのかも知れませんが今回の一寸した発見でした。

何れにしても面白い小説だと次が読みたくなり、少しでも時間を作ったり、寝る時刻を遅らせたりして読んでしまいます。
単行本を読む機会は少なくなっていますが新聞の連載小説を朝夕刊で4編読んでいます。
その内「日経」の朝刊と「毎日」の朝夕刊は読むのが楽しみ、「日経」の夕刊は序に読んでいるという状態です。

俳句の投稿(土井卓美)

2012年02月23日 15時14分38秒 | Weblog

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新聞や雑誌の俳句、川柳、短歌の投稿欄は必ず目を通しています。
日曜日を除いて毎日掲載される毎日新聞の「万能川柳」についてはこれまでに何度か触れていますが、今回はその投稿者についてです。
月に1万5千通位の葉書(5句記載)の中から選ばれて載る訳ですから大変なことですが、常連となっている人も多く、一定の採用点数によって「指定席」や「招待席」が与えられるのですが、その席に何度も座る人が居てこの分野での「有名人」となっている人も何人か居ます。
そしてこの有名人の中の一人は短歌の投稿欄でも名前をよく見ます。
しかし大多数の人はボツの繰り返しで一度でも載れば大喜びのようです。

週一回の掲載となる新聞の俳句、短歌でも常連の数は少なくありません。
私は「毎日」と「日経」を取っていて俳句の方を中心に見ていますが、両紙で同じ名前を見ることも珍しくなく、しかも数名については短歌の方でも載っているのを見ることがあります。

私が唯一投稿しているのは「NHK俳句」で月一回の発行です。
日本国内に限らずアメリカ、カナダ、ブラジル、スペイン、中国、台湾その他世界各地の在留邦人からも投句がありその中から選ばれて載る訳ですが、面白いのはここにも必ず「毎日」や「日経」でも見る名前が何名かあることです。
ということはこれらの人達はあちらにも、こちらにも出しまくっているのでしょうが、それが選ばれて載るから大したものです。
しかしその手練でも毎回載るということでもなく、載ったり載らなかったりというのが俳句の難しさであり、面白さでもあります。
今年の私はといえば1月号、2月号とボツが続いていましたが、3月号では珍しく2句載せてもらいました。

   父の供して門松の竹伐りに(「NHK俳句」3月号・三村純也選 兼題「門松」)

   原発の建屋無残の寒さかな(「NHK俳句」3月号・高野ムツオ選 兼題「寒し」)

伊勢神宮の魅力(土井卓美)

2012年02月21日 20時28分12秒 | Weblog

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今日の午後からは曇ってきて夕方には普通の寒さに戻りましたが、昨日から今日の午前中にかけてはこの時期には珍しい程の好天に恵まれました。
昨日は7時半に当地出発、伊勢神宮参拝と合歓の里でのGゴルフ大会でした。
恒例の年中日帰りツアーですが今回はやや参加者が少なく38人でした。
そして優勝は先回にも記した元気な高齢者の一人で私よりかなり年長のご婦人でした。
伊勢神宮は何年ぶりかでしたが相変わらず多くの参拝者で賑わっていました。
「おはらい町」、「おかげ横丁」とセットで楽しめることもあり、何度行っても、機会があればまた行きたくなる魅力は変りません。

今日の好天はゴルフを満喫しました。
私は今年初めてのラウンドでしたが、他の3人は3回目とかで、この寒さの中でも結構頑張ってやっているようです。
しかし他には来客者は少なく、風呂も食堂もガラガラ、ラウンド中も前後に人影を見ず、待たず待たせず悠々と廻ることが出来ました。
しかも特別料金の食事付き6千円台も適用され大変にいい一日でした。


「おはらい町」入り口


宇治橋を渡って内宮へ


五十鈴川のお手洗い所


神鶏と戯れる子供


見事な錦鯉

元気な高齢者(土井卓美)

2012年02月18日 10時50分06秒 | Weblog

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今朝起きて見ると薄く雪化粧していました。
Gゴルフ中止の連絡は入りましたが、喫茶店へ行く電話はなく家に居ます。
明後日の月曜日が日帰りツアーなので皆さん自重しているのだろうと思います。
朝からの日差しに雪は大方融けましたが、かなり強い風が吹いています。
その風と日差しの中を大勢の人が歩いています。
最初に気がついてから優に1時間は過ぎていますが、次から次へと通り過ぎて行きます。
殆ど全ての人が中高年で帽子を被り、リュックサックを背負っています。
市役所かどこかの主催する「歩く会」への参加者でしょうが、少なくとも3桁、一体何百人の集団になっているのか分かりませんが、感心しながらチラチラ見ています。
というのも寒いからといって家に閉じ篭っていると精々暖房をして、テレビを見る位になりがちですが、外に出て体を動かせば人と話も出来、心身の健康にいい結果を齎すと言う分かりきった理由からです。

今日は第3土曜日で午後からは地元の句会がある日です。
この句会にも高齢の方が元気に出席され感心しています。
以下は提出しようとしている拙句です。

   風花や街を行き交ふ人・車

   湖(うみ)伝ふ入相の鐘日脚伸ぶ

   日の光肩に机上に寒明くる

   観劇へ電車待つ間(ま)の余寒かな

   薄氷(うすらい)や木曽川(きそ)の猿尾(さるお)の草掴み

写真・春萌す木曽川河畔(土井卓美)

2012年02月16日 17時40分11秒 | Weblog

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今日の午前中は「冴返る」寒さを実感しながらGゴルフをしていました。
しかし午後は晴れて風もおさまり、家の中に居るのが「勿体ない」ような天気になり、久々に(今年2回目)木曽川の河川敷に行き、ボールを少し打ってみました。
「立春」を過ぎて10日もすると、寒いとはいえ何処かに春の気配が感じられます。
目で見て肌で感じる分についてはそうですが、写真ではどうでしょうか?
遠景の雪山は見た目ほどにははっきり写っていませんが、それでもどの部分かにでも春の気配を感じて頂けたら幸いです。


木曽川を渡る新幹線


新幹線の鉄橋下と名神高速(肉眼では木曽川の水と向うの雪山が見える)


伊吹山


伊吹の北方に連なる冠雪の連山


下流の名神と新幹線


上流の濃尾大橋

食の多様性(土井卓美)

2012年02月14日 12時34分17秒 | Weblog

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農協の売店等に行くと作るのがアホらしくなる位安く、多くの野菜が売られています。
尤も食費を安く上げるために自家菜園をやっている訳ではないので、それはそれでいいのですが・・・・・。
またスーパーやコンビにでも喫茶店のコーヒー1杯分よりも安い値段の弁当が種類も多く、味も量も結構行けると来ています。
これは持ち帰りだけでなく外食でも牛丼や寿司、ハンバーグ、定食などが少し前までは考えられなかったような値段で提供されており、消費する側にとっては非常に有り難い状態になっています。
安い方だけが頑張っているということでもなく、そこそこの値段にはそれ相応のリターンがあります。
かつての超高級店も普通の人でも行けるようなメニューも打ち出しています。
先日は一宮市郊外「おか野」に行く機会がありました。
6千某かが割引券利用で6千円弱、充分その価値ありと感じさせてくれました。
以下はその一部です。


エントランスバー


前菜(ふぐ皮の煮凝)


若鶏の西京焼き


蛤や茸の紙すき風


鉄刺


天麩羅


鱶鰭と桜饅頭


大根餅と蓬麩入り茶碗蒸し


大福のデザート(他に白身魚、味噌汁、香の物)






続・人間力の低下(土井卓美)

2012年02月11日 11時29分23秒 | Weblog

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以前台湾の故宮博物院を見学した時、その精巧で見事な工芸品に驚かされたことがその他の台湾の記憶と共に残っています。
碌な道具も無かった大昔にどうしてこれだけの作品がかくも沢山作られたのか不思議でなりません。
これらが現在至宝として評価されていることはその出来栄えもさることながら、今では到底出来そうもないレベルのものだからだろうと思います。
世界的な遺跡や芸術作品の多くが現代人の能力をはるかに超えていることを認めない訳には行きません。
昔は出来て今は出来ないのは何故でしょうか。
こじつけになるかも知れませんが、人間の歴史は常に楽をする方向に歩んで来ているので、その長い間に身体能力が徐々に低下してきていることに起因しているように私には思われます。

身体的能力の低下に反して知力の方は限りない進化を続けており、原子力とかナノとかバイオとかの発展は人間そのものの尊厳や存在までも危うくしそうな所まで来ています。
政治改革や経済、社会の構造改革は必要でしょうが、遺伝子とか原子とかを操って生命体や自然環境ひいては自然界や宇宙の輪廻、法則までが危険にさらされるようになることは決して許されることではありません。
しかし一部の権力、金力の崇拝者達によってこの危険な方向が指向されているのも事実です。
原子力発電を止めて電力が足りなくなるのなら、その足りる範囲での生活で我慢し体を働かせて人間力の回復に努める方向に進むべき時代になってきているのではないかと思うのですがどうでしょうか。

人間力の低下(土井卓美)

2012年02月09日 09時53分13秒 | Weblog

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今朝のNHK「おはよう日本」でスマートフォンのGPS利用による「宝探し」や「地上絵描き」の遊び方を紹介していました。
実に素晴らしい機能で、大の大人達が楽しそうに遊んでいました。
しかしいまいちしっくりしない感情にもかられました。
本来遊びとは自分の頭を使って一所懸命に考えて判断し、体力、知力を使い切って目的を達成し、快い疲労感と達成感を味わうところに醍醐味があると思うのですが、全く忠実に「キカイ」の指示するままに行動して、出来上がった成果に満足するということへの違和感とでもいえましょうか。

このことは今朝の例に限らず常に気になっていることです。
世の中便利になり過ぎて、あまり労力を使わなくて目的が達成されるので、元々人間が持っていて磨けば光る資質そのものが退化してきているのではなかと心配されます。
その端的な表れが殺人やその他の犯罪が殆ど罪の意識もなく、平然と行われることが増えてきていることです。
人間の思考力、判断力は努力の積み重ねによって養われていくものだと思うのですが、現在の社会はそれを助長するどころか、阻止する方向へ進んでいるような気もします。
早い話が本を読まずにテレビを見る、聞いたり確かめたりせずにパソコンで検索する、地図で確認せずにカーナビで目的地に行く、その他これに類するようなことが自然に行われています。

それはそれで仕方がないというか、世の中便利になって豊かになることはいいことには違いなく、この傾向は益々強まると思われますが、何事も行き過ぎ、やり過ぎには問題も出てきます。
せめて個人的には出来る範囲で体力の維持、判断力の低下防止にささやかな努力は続けたいものだと思っています。

はだか祭(土井卓美)

2012年02月07日 13時42分54秒 | Weblog

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雨と雪で1週間、多くを家の中で過し、身辺が少し片付きました。
昨日の朝も電話があって、喫茶店に行ったら皆退屈していたのか6人のメンバー全員が揃いました。
その内の一人が国府宮神社・はだか祭の翌日に有償で配布されるお供えの餅の切片の小袋入りを皆に持ち帰ってくれました。
はだか祭(今年は2月4日)の翌日はこの餅と追難の布の切れ端を求めて多くの人がつめかけ終日行列をなすということで、彼女は並ぶのが嫌で夕方近くに行ったということでした。

はだか祭については本欄でも過去に2回取り上げているので中には記憶されている方もあるかと思います。
5日の毎日新聞はカラー写真入りで次のように伝えています。
「下帯姿の男衆が激しくもみ合う奇祭「はだか祭」が4日、愛知県稲沢市の国府宮神社で行われ、約22万人の見物客(稲沢警察署発表)でにぎわった。・・・・・・(神男が)午後5時頃「ワッショイ、ワッショイ」と声を上げる裸男約1万1000人の群れに飛び込むと、男たちは激しくもみ合った。参道脇から浴びせられる水が男たちの熱気(本当は裸同士の摩擦熱)で湯気となって立ち上がり、祭りは最高潮に達した。」

もし希望の向きがあれば連絡して下さい、来年一緒に見にいきましょう。