大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

幸せ度について(土井卓美)

2013年01月31日 18時47分48秒 | Weblog

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多くの人は働いている時即ち現役の時はより高い地位を目指して一所懸命に努力します。
そして才能と幸運に恵まれた一部の人はほぼ目標を達成しますが、大多数の人は思うようには行きません。
人の才能は生まれながらのもので、どの分野においても凡才はいくら努力しても天才には遠く及びません。
ならば生まれついた天才は皆が皆成功するかというと決してそうではないところがまた面白いところです。
学者、芸術家、スポーツ選手、政界、経済界全ゆる分野に同程度の天才はゴマンといる訳ですが超一流になるのはその内の極々一部に過ぎません。
それは頭が良いとか、歌が上手いとか、身体能力に優れているとかにはそれ程の違いがなくても、もう一つの「努力する才能」の大小と運に恵まれることの大小によって大きな違いとなって表れてくるのだと思います。
しかしここで問題は所謂社会的な成功が本人及びまわりの幸せと一致するかというと、必ずしもそうとは言い切れないことです。
多くの場合成功者やその周辺の幸せの度合いは一般に比べて大きいことは確かなことでしょう。
では世間的には成功者とは言えないような人の幸せ度が低いかというと決してそうでもありません。
どんな状況でも不平不満や愚痴の多い人の幸せ度は低く、感謝の気持ちの強い人の幸せ度は高いのが普通です。
我々の世代でも一応あと10年位は生きる積もりの人が殆どだと思いますが、同じ生きるなら幸せに生き度いのが人情です。
それには同じ状況でもより多くの幸せを感じる幸せの認識度を高めることが大切だと思います。
その一番の方法は多くのことに感謝の気持ちをもつ心を養うことだろうと思いますがどうでしょうか。

過ぎ去る日々に思いを馳せて(土井卓美)

2013年01月29日 20時47分23秒 | Weblog

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1月もあと明日と明後日の二日だけとなりました。
年が明けてからいろんなことがあった訳ですが、それでも殆ど何もなかったように、あっという間に1月が「行こう」としています。
同じように2月は「逃げ」、3月は「去って」しまいます。
こんな調子だとあっという間に人生も終わってしまうことになるのではないでしょうか。
そんなことを意識する度合いは人夫々で違います。
全く意識しない人、何となく感じる人、意識はしてもだからどうするということも出来ないので敢えて意識しないようにして日常を送る人、かなり意識して残りの人生を出来るだけ有意義に過ごそうとする人、はっきりと意識して自分自身や家族、周囲、地域から国家ひいては人類、地球、宇宙にまで思いを馳せて行動する人等いろいろだろうと思います。
しかしそれもパターンに分けてみただけで全ての人がどれかのパターンに属するという訳ではなく、そのどの部分も持ち合わせ、また時期、場所、経験その他いろんな状況によって変わってくることは言を待ちません。

無理に理屈を言えば以上のようなことになるのかも知れませんが、我々多くの凡人は意識するしないは関係なく、現況を素直に見て理解しそれなりの行動をするしかありません。
もっと分かりやすく言えば体に気をつけて元気な内に出来るだけやりたいことはやっておこうということになるのではないかと思われます。
しかしそんなことは今更言うまでもなく、誰でも分かっていることですね。

目に入れても痛くない(土井卓美)

2013年01月26日 18時44分42秒 | Weblog

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今日は朝から風が強く雪が降ったり止んだりの寒い一日でした。
その雪は夕方近くになって本降りの状態になり地上や屋根、樹木を白く染めています。
雪は雪月花といわれるように古くから美の対象として愛され続けられていることは今更言うまでもありません。
そして雪は醜いもの汚れたものを含み全ゆるものを白一色に包み込み清潔感溢れたものにする清しさの象徴でもあります。

生き物の世界でそれに匹敵するのが赤ちゃんだろうと思います。
いろんなというより全ての動物の赤ちゃんや小さい子供の何と可愛らしいことでしょう。
やがて獰猛な猛獣となるものでも小さい頃のその姿は万人の心を癒します。
それが人間ましてや身内となると何者にも代えられないもので「目に入れても痛くない」とは言い得て妙な表現だと感心します。
何時頃から言われだしたのか、外国でも言われているのか、我が国独自の表現かは知りませんが、赤ん坊や小さい子供に対する肉親の心情を心憎いまでに言い表しています。
小さい子供の成長を願う喜びに接する日々に感謝です。


夕方の桜の木


生後11日目


あやす4歳のお姉ちゃん


同上


葬儀への出席(土井卓美)

2013年01月24日 21時45分14秒 | Weblog

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今日も知人の葬儀に出てきましたがこの歳になると年々その回数が増えてきます。
実は今日の場合も出席するか止めるかかなり迷った上でのことでした。
逝去された本人はGゴルフの元会員で当時はそれなりの交流がありましたが退会されて数年を経ていました。
奥様は年に1回の俳句大会に同席するだけの関係で全く知らない訳ではないもののそれ以上のものでもなく、出席しなくても周りから非難されることも、自分で気に病むこともないような状態だったからです。
言うまでもないことですが本人やその子供が現役の場合はその仕事の関係で相応の参列者があります。

我々のように年金世代で仕事の関係が全くなくなると全て自己判断でどうするかを決める訳ですが私の場合、おそらく大多数の人もそうでしょうが、本人及びその家族との付合いの深さの度合いが唯一の判断基準になります。
その場合それ程の関係でもないので失礼させてもらうという考えと満更知らない間柄でもないので出席させてもらうという考えの綱引きになります。
歳も歳だし地元で育った人間でもないので余計な拘りは避けたいという気持ちの反面、これが最後のお付合いだからという気持ちにもなり、なるだけ出席するようにしていますが、当地の慣例として余程の関係でない限り香典は持参しないことになっており、その点では物心両面の負担が軽くて助かります。

芥川賞・直木賞(土井卓美)

2013年01月22日 12時35分58秒 | Weblog

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今年の発表された芥川賞・直木賞は例年と比べて少し話題性に富んでいたように思います。
芥川賞の受賞者がこれまでの最高年齢者であると同時に直木賞の方も23歳の新人会社員と前回候補に上がってから19年ぶりに受賞が決まったベテラン作家で、作品同様受賞者の顔ぶれも異色な組み合わせとなっていました。
文学界には実にいろんな賞がありますが知名度とインパクトの強さではこの両賞が群を抜いています。
芥川賞は純文学的な作品に、直木賞は大衆作品にといわれていますが確かに直木賞作家の作品の方が読んで面白いと感じます。
その境界線が何処にあるのか誰にも明確に答えるのは難しいのではないかと思いますが私はふと芥川賞は芭蕉的、直木賞は蕪村的といえるのではないかと思いました。

受賞が決まるとその作家の小説が書店の店頭に山積みにされて人々が買い求め、作家も作品も広く一般に知られるようになります。
これまでも私は発表があるまでその作家も作品も前もって知っていたということは殆どありませんでしたが今回は例外的な事例となりました。
「日経」の連載が始まるまでは受賞作家の「安部龍太郎」も作品のテーマとなった「長谷川等伯」や「松林図屏風」も全く知りませんでした。
しかし連載を読んでいるうちに、このブログでもかつて一度取り上げたように、作品の構成や表現力の確かさに作者の並々ならぬ実力を感じ、最後まで興味深く読み続けました。
その作品と作者が受賞したのですから今回の発表は何だかうれしい気持ちになりました。
その安部龍太郎が1月20日付日本経済新聞の40面文化欄に「直木賞を待つ」という一文を載せていますがその内容も誠に興味深いものでした。

続・詐欺と対峙(土井卓美)

2013年01月19日 18時31分53秒 | Weblog

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先日(1月9日付本欄)記した優先株の第三者割当ての勧誘についての続報です。
株式会社○○から同社の封筒で会社案内、取扱商品、担当者の名刺、優先株発行の案内等を「クロネコメール便」で送ってきました。
前もっての電話の話や送付されて来た資料で上手に宣伝しているので素晴らしい会社のように思われます。
パソコンで調べてみても同じ内容のホームページがちゃんと設定されています。
証券会社二社に問合わせて見ると両社とも同じ内容で、そういう会社の上場予定は全く把握していないし、そういう募集方法もあまり一般的ではないと私の思った通りの回答が返ってきました。
私自身が感じた疑問点も沢山ありました。
先ず最初に電話してきた都市開発何とかという会社と○○との話の内容とタイミングがピッタリで裏で繋がっている可能性を強く感じました。

一口50万円の「株主購入申込確認書」というのがあり、本人記入欄には申込口数、金額から連絡先、振込予定日、更には配当金を受取るこちらの取引金融機関の口座名、口座番号まで書くようになっているのに、振込先が全く記されていないこと。
メール便の宛名の私の名前も卓が拓になっていました。
周到さは立派なのですが杜撰さもかなりなものでこれではとてもではないが信用出来ません。
警察への連絡も考えましたが、証券会社に聞いてこの手の話に対応する専門の窓口機関に連絡すると、要点を聞いてくれ、内容を「金融庁」に報告すると言いました。

その後も都市開発何とかという所から電話で権利を売って欲しいというので、売ってもいいよと言うと喜びましたが代金の振込が先だと言ってやったら、そういうことはしないので自宅に伺いたいというので無用だと言って切りました。
○○からも連絡があり何だかんだと言うので、こちらももう結構と言って切ってお仕舞にしました。
英名「W」、日本名「ワ」で始まりますがこの件に関しては何時か事件として報道される可能性が大きいと感じています。

新しい命(土井卓美)

2013年01月17日 13時48分03秒 | Weblog

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1月15日娘に第2子の男児が無事誕生しました。
1月5日が予定日だったので年末年始も落ち着かず過ごし、特に予定日を過ぎてからは気をもむ毎日でした。
特に今回は産科医ではなく、助産院のお世話になっていたのでまわりは尚更気になっていましたが娘夫婦は助産師を信じて意外と平然としていました。
それでも15日には助産師同行で産科医に行く予定にしていたところ、陣痛が始まりその日に4209gの元気な子が生まれ、結果的には案ずるより産むが易しの言葉通りになり大いにホッとしました。

早速昨日から上の子の保育園への送り迎えが私の役目になりました。
少子化問題が我国の大きな課題となっていますが、容易なことではありません。
周囲にも新生児が誕生したり、小さな子のいる所が多くありますが例外なく爺ちゃん婆ちゃんが大活躍して子供達、孫達の生活を支えています。
祖父母がいてもかなり大変な子育てですから、いない若夫婦が子供を産み育てることの困難さは並大抵のものではありません。
世の中には信じられないような事件やいろんなことが起こりますが、新しい生命の誕生ほど祝福され望まれるものはありません。
どの政党が政権を取っても少子化問題、教育問題には今まで以上に力を入れて取組んで欲しいものです。

趣味の俳句とゴルフ(土井卓美)

2013年01月15日 11時40分07秒 | Weblog

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12日の土曜日が小さな俳句教室で俳誌の輪読と私の添削指導、13日の日曜日が地元の新年句会と新年会でした。
14日の成人の日は岐阜県坂祝での句会と新年食事会で今年も定例俳句行事が順調なスタートを切りました。
後インターネット句会の一つが合評期間、一つが投句期間となっています。

趣味の世界のことはある程度の素養があれば熱心に長くやっていればそれこそある程度の進歩上達はするものです。
昨年末で私が詩吟の稽古を止めると言った時周りの仲間が始めた時と比べたら随分上達しているのに今止めてはもったいないと引き止めてくれました。
勿論全く進歩がなかったとは思っていませんが、音感の鈍さ声帯の弱さは自覚しており、人並みのペースでの上達は無理と分かっているので積極的に稽古する意欲も湧かず見切りをつけました。

運動神経は人並み以上と思っているのですがゴルフは長い間不振が続いています。
脚や腰の故障が長引いていたのも要因だと思われますが、昨年末あたりから殆ど痛みを感じないようになり、スコアも回復傾向となってきたので今年はかなり自分に期待しています。
文才もある程度はあるのではないかと思われるフシもあるので俳句の方も地道に続けて行こうと思っています。


県営「グリーンプラザ」4階大広間での地元の新年句会


坂祝知人宅でふぐ鍋と蟹鍋をを平らげて


余興の手品

健康維持の鉄則(土井卓美)

2013年01月12日 18時27分40秒 | Weblog

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秋の成人病検診の結果があまり気にならず、そのままにしていましたが昨日思いついて聞きに行って来ました。
一般外来と同列で順番待ちをしながら雑誌を読んでいましたが1時間以上待たされさすがにウンザリしました。
結果は特に異常はなく、このままの生活を続けて下さいということで先ずは一安心です。
薬を服用しない生活が後何年続けられるか分かりませんが、これまでと同じことをしていればいい訳で、それ程気にかけることもありません。

しかし回りや身内にも年相応に弱さの表れてくることは避けられず、それはそれで仕方がありません。
一つ言えるのは自分なりに正しい知識を身に付け、小さな努力を続けることが一番大切だということだと思います。
何事も自己責任でそれを怠ると周囲に迷惑をかけることになるので自戒しなければなりません。
とはいうもののこの自己責任を全うするのは言うは易く行うは難しの典型的なもので、他人の助けなしでは出来ないことでしょう。
そして他人の助けが得られるのは何でもいいのでサークルに入ることです。
老人会長の報告では高齢者の交通事故死の殆どは老人会に入っていない人だということです。
失礼ながら老人会でも会員と非会員にそれだけの差が表れるのですから、趣味の会などはそれ以上の効果が期待できます。
やることと話し相手があるのと無いのでは心身の健康維持上その差は極めて大きいそうです。

詐欺と対峙(土井卓美)

2013年01月09日 20時51分41秒 | Weblog

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長くこのブログを読んで頂いている方の中の何人かは記憶の隅に残っているかも知れません。
私自身も何時頃書いたかについては覚えていないのですが、かつてインターネットオークションの「からくり」について私見を披露したことがあろます。
絶対の自信を持って指摘したのですがその後も問題にもならず忘れかけていたら昨年遂に、私の指摘した通りのからくりが露見し、二流か三流の芸能人も数人その片棒を担いでいたことが公になり世間に広く知られるところとなりました。
詐欺行為が大規模に堂々と行われていたということです。

何故この書き出しになったかというと今日、初めて聞くある投資顧問会社から電話がありました。
私供は正規の許可を得た投資顧問会社だがあなた(私のこと)が○○の新規上場株式の取得権を得られた700人の中の一人に選ばれています、既に案内の書類も届いていると思いますがもし権利を行使されないならその権利を公開値プラスアルファーで私共に売って欲しいという内容でした。
心当たりがないので確認したいというと0120から始まる電話番号を告げ、インサイダー取引に抵触する恐れもあるので証券会社等にあまり問い合わせしないようになどいろいろ言っていました。
その番号に電話して見ると、○○の新規上場を担当している××ですと名乗る人が、数件の確認をした上で確かに貴方が私供の選んだ700人の一人に該当していますが、この前電話した時に不在だったので未だ書類は送っていませんということでした。
私が選ばれた理由その他いろいろ聞いてみましたがそれなりに答え、会社の内容とかマスコミ取材の例、世間の評価などを説明し、新規公開の売り出し価格は50万円だがアナリストの評価では公開後130万円位つけるのではないかとも言われているというような内容でした。
兎に角資料が届いたらそれを見て検討するということにして電話を切りました。
○○という有望な会社は実在しているので資料が送られて来たら自分で納得できるまで調べてみます。
今日の電話の話が全て事実なら私は50万円の源資で数十万円の利益を得られる幸運に恵まれているということになっているのですが直感では80%以上は(?)マークが付いています。
これだけ周到に攻められたら多くの人は50万円簡単に振り込むのではないかと思いました。
欲に目が眩むと自分を見失う例があまりにも多く、それにつけ込む犯罪が跡を絶ちません。