人気ブログランキングへ←クリック
「イスラム国」に拘束された邦人への対応を巡っては我国のみならず世界中のマスコミや多くの人々の間で大きな話題になっています。
何しろ相手が非人道的で一般常識の通じない、秘密に満ちた部分があまりにも多いことから事実関係すら明らかになっていません。
従って先方の一方的な要求に対して当事者(国)は真偽を見極めながら、如何に自国民や世界の世論を納得させ適切な対応をするかを迫られます。
そこで問題なのはどんな方法をとったとしても、半分近い反対意見が沸き上がり痛烈な非難を浴びることです。
しかし為政者は限られた時間内に敢然として決定し、実行しなければなりません。
一方政治だけに限らず日常生活においても意見をする側はどうでしょうか。
兼好法師の昔から人は自分の意見を言わないことには腹の虫が収まらないようです。
つい数十年前までは新聞や放送局に投稿するしか一般的な方法はありませんせした。
しかし今はIT技術の急激な普及で誰でもが自由に世界に向けて持(時)論を発進するすることが出来ます。
それがいいことか、悪いことかといえば、功罪はあってもいい方に軍配を上げざるを得ません。
また一寸何かがあればどんなことでも、すぐマスコミにその筋の「評論家」が登場して得意然と解説や評論をしているのも見慣れた光景です。
専門家だけでなく身内や知り合いまでもすぐに登場します。やり過ぎといえばいえなくもありませんが、これも自由にものが言えて平和な日本のあり難いところでもあります。