大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

続・作家と作品(土井)

2006年01月29日 17時28分08秒 | Weblog
これ迄に読んだ作品で面白かったベスト3を敢えて挙げればパール・バック「大地」
吉川英治「三国志」司馬遼太郎「坂の上の雲」になります。
また、好んで比較的多くの作品を読んだ作家としては山本周五郎、船橋聖一、丹羽文雄
井上靖、五木寛之、有吉佐和子、山崎豊子、三浦綾子などでやや昔の名前になってそまいます。
最近の作者も夫々に面白いのですが多すぎたり、飽きたりで1人の作品を5作以上読むことは珍しくなりました。
外国人作家では殆ど全ての邦訳は読んでいる積もりのアーサー・ヘイリーとシドニー・シェルダンが双璧です。前者はその業界を綿密に取材し、問題点の指摘も鋭く、どの作品も重厚味があって実に面白い。
後者は松本清張のようにそのストーリーの展開の面白さで一気に最後まで読ませるが、残る印象は前者に較べるとやや薄い。
その中間的なのがジェフリー・アーチヤー(英)でこれも問題なく面白いと思います。

作家と作品(土井)

2006年01月25日 17時05分23秒 | Weblog
紅白にそれ程の興味もこだわりもなくして何年になるのだろう。
昔は誰が選ばれて誰が落ち、選ばれた歌手は何を歌うのだろうと興味津々だったが、最近では初めて見る名前の歌手や歌が大半なのだからどうしようもない。
作家と作品についても同様である。以前は読む方にも誰がどんな作品で知られているか大体頭に入っていて、自分で選別して読んでいたような気がする。
芥川賞にしても、第一回の石川達三から石原慎太郎の「太陽の季節」、藤島泰輔の今上天皇の皇太子時代をモデルにした「孤独の人」あたりまでは印象にあるが以降は新聞紙上でちらっと見るだけでそのまま忘れてしまっているていたらくである。
従ってどんな作者がどんな作品を出しているのか洪水の中で見当もつかないまま行き当たりばったりにつまみ読みをしている様で、またその量も至って少ない。
次回はささやかな読書経験の中で面白かったものについて少し記してみたいと思います。

大相撲(土井)

2006年01月22日 23時33分33秒 | Weblog
久しぶりに日本人力士が優勝し、先ずは良かったというのが正直な感想です。
栃東の健闘が唯一光るものの他の日本人力士の不甲斐なさは目を覆うばかりです。
番付上位は外国出身者に独占され、かろうじて名を留める魁皇、千代大海は早々に戦線離脱、最後まで戦ったとはいえ琴光喜はぶざまな負けっぷりの果の8勝止まりです。
何がこの結果をもたらしたか?ズバリ覇気の違いでしょう。
外人力士のひたむきさの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい。
この背景には平和で食うに困らない日本の現状があります。しかしこの繁栄を築いたのはせいぜい我々までの世代の努力によるものと言っても過言ではないと思います。
大相撲のみならず、昨今の風潮には憂慮すべきものが目立ち過ぎますが、優秀な日本民族です、これからの人達も、汗を流し、努力して世界から認められ、目標とされるような日本の建設に頑張って欲しいと思います。

ライブドアショック(土井)

2006年01月20日 17時56分53秒 | Weblog
それにしても良く世間を騒がすというか、話題を提供するというか、例のホリエモンさんです。球団やTV局の買収から衆議院選立候補、流行語大賞からバラエティー番組とTVへの露出とベンチャーの旗手として2005年の最も目立った人の中の一人でした。
処が、年が明けるや今度は想定外というか、いきなり足元に火が付いて大逆風の中に放り込まれてしまいました。どう切り抜けるか埋没するか、しばらくはまだ楽しませてくれそうです。世代が違うとその考え方ややり方に同調はし難いものの、若い者が新発想で景気の盛り上げに一役買ってくれるのを応援する向きも多い筈ですが、やり過ぎたり、法に触れる疑いがあったりするとそれ以上の力でこれを潰しに掛かるのは世の常で、まぁ今回も例外ではないようです。
しかしどうでしょうか、昨今話題の強度偽造により世間や多くの人に大迷惑をかけて儲けに走った輩に比べれば、被害者が殆どいないだけに憎しみの対象にはなり難いようですが・・・。

風習(土井)

2006年01月16日 22時56分47秒 | Weblog
昨日好天に恵まれ左義長を済ませました。どんどの火が竹の弾ける音と共に勢い良く数メートル燃え上がります。ひとしきり篝を焚いて後は焚物を控えて、その火の周りで、出来た熾きをかき出して夫々に持ち寄った餅を焼き適当に分け合って食べます。除夜詣でと共に地域の賀詞交換行事になっています。

    薮入りの寝るや小豆の煮えるうち

今日1月16日は薮入りです。掲句は言うまでもなく、久しぶりに帰って来た息子のために母親がおはぎでも作ってやろうと小豆を煮ている。傍では息子が我が家の気安さに安心し切って束の間の睡眠をむさぼっている様をうまく詠んでいます。
昔の住み込み奉公は3年勤めてはじめて盆と正月の年2回だけ実家に帰る休暇が与えられました。昔といってもこの慣習は昭和のはじめ頃まで残っていたようです。
現在ではニートと称される若者が問題になっています。正に昭和も遠くなりにけりです。

読書(土井)

2006年01月14日 10時48分04秒 | Weblog
今日は左義長(どんど)の日ですが、昨日のうちに各戸への連絡その他明日への順延の段取りを済ませていたので、こうしてゆっくり雨に降り込められています。
さて、掲題について、年と共に本を読むスピードも量もガタッと落ちてしまいました。
牟田君は今でも精力的に読書に励み、その著者を直接訪ね面会しているとのことですが凡人には真似のできないことです。
数年前になりますが、古賀君からその著作を、伊勢田君からその論文とレポートを恵送頂き興味深く読ませてもらいました。
最近ではご存知鳳陽会理事長松野浩二先輩の力作「奮発震動の象あり」です。
著者の博識と綿密で膨大な取材に感心しその底に流れる郷里への限りない愛着に触れ、維新の裏面を垣間見たというより、その根源に迫った感があり感動しました。

初打ちと初夢(土井)

2006年01月11日 16時50分06秒 | Weblog
今日は初打ち、天気も良し7時過ぎ、ぼつぼつ衣類を詰めようかとしていたら石井君から電話があり、雪でクローズとのこと。何とこれで去年の打ち納め予定から4回連続でお預けをくってしまった。已む無く何時ものグランドゴルフに出かけてしまった。あぁ~。
何とも色気も洒落気もない情けない話になってしまった。
そこで本欄に少しでも潤いをと(本当は失笑を買いそうですが・・)北の温泉旅館をイメージした初夢を詠んでみました。従って次の駄句はフィクションであり現実のものではありません。

    湯上りの火(ほ)照りそのまま姫始
    黒髪に残る湯の香や姫始

習慣(土井)

2006年01月09日 18時24分17秒 | Weblog
何かを機に何かを始めてみようかということは良くありますが、新年を機にというのが比較的多いような気がします。
健康にいいからとか、暇で困るからとか色んな理由で色んなことを色んな人がしています。夫々に何かのきっかけで始めて習慣になってきているようです。
それが良い習慣となっている人は一生の内では知らず知らずのうちに大きな得をしていると思います。私の例で恐縮ですが、持病の腰痛にいいと聞いて、片手を振り上げると同時に反対の脚を後ろに思い切り蹴る動作を交互に30回、一昨年のヘルニアによる6ヶ月の通院期間を除いて、数年続けています。その効果かどうかは分かりませんが最近では腰の痛みは殆ど感じなくなりました。風呂から上がった時、先ずホースで全身にたっぷり冷水を浴び、この運動をし、手の平を床につける屈伸を70回することが今では習慣になっています。

新年(土井)

2006年01月07日 11時17分41秒 | Weblog
今朝も一面の雪景色でしたが今は晴れて融け初めています。
ポスト小泉を最大の関心にスタートした2006年も今日からの3連休でちょっと一休みといったところです。
昔は年末年始は親元に帰ってお袋の手料理のおせちで過ごしたものですが、今や自分が親父やお爺になりすっかり様子が変わりました。私も故郷に帰る機会は年に1回あるかどうかです。去年は1度帰り天野君が高校の同期で定期的にやっているコンペに特別参加させて貰い翌日はその中の有志による歓迎会と称する、中華料理店での語らいが楽しい想い出になっています。今は住み着いたこの地で細々とやっていて9日が初句会兼新年宴会です。この地での雑煮は角餅ですがふるさとでは丸、皆さんの処ではどうでしょうか?

      丸餅の雑煮の湯気や母卒壽

1月4日(土井)

2006年01月04日 14時16分36秒 | Weblog
年末ジャンボに託した億万長者の夢は夢のままに終わっても、地球の回転にいささかの狂いもなく、正月3日も大きな事件や事故もなくあっという間に過ぎ去りました。
今日は世間一般では所謂仕事始め、現役の人達は張り切って職場に向かいました。
私は午前中お宮さんの張幕や門松その他の正月飾りの片付けを手伝って来ました。
東証の大発会も250円高と200年9月20日以来という高値で好調なスタートを切りました。専門家(あまりアテにならない)何人かの新聞紙上での予想でも殆どが18000から20000円と日経平均の高値を見通しています。自己責任と自己判断であまり欲張らずに取り組めばそこそこの小遣い位は稼げるのではないかと思いますがどうでしょうか・・・・。
夫々の持ち場で夫々のご活躍を祈念いたします。