大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

大井川鉄道SL列車と駿河湾クルーズ(土井)

2010年03月31日 07時51分49秒 | Weblog
昨日7時15分家を出て9時過ぎに帰宅という少しハードな日帰り旅行に行ってきました。
例のメンバーによるバスツアーですが、一日を通しての快晴と桜の満開の時期にピッタリ合って気持の良い一日となり、少々の遅れは気になりませんでした。

日頃新幹線や東名高速から見る掛川・菊川辺りの茶畑風景も、牧之原ICを降りてSLの始発・新金谷駅に向かう途中では高架から見下ろしたり、その中を抜けたり、その山に登る様を目の当たりにしたりと何時もとは違った角度から見ることが出来ました。
SL列車は桜と組み合わせた旅行社の企画が当たったようでほぼ満員の盛況、家山駅まで桜は満開、大井川沿いの柳やその他の木々は薄黄緑色のやわらかな光に輝いていました。
我々は家山駅までの乗車でしたが、バスで支給された弁当と持参したビールを提げて一通り桜見物をした後河原の桜の木の下で花見とシャレタのでありました。

クルーズも清水港から三保港までの短い間でしたがこちらも多くの観光客を集めていました。
世の中不況が慢性化していますが、考え方、やり方次第では顧客の獲得と創造の余地は少なくないようです。
帰途のバスの中で確認したら日経平均も約1年半ぶりに1万1千円を突破して新高値をつけていました。

   SLや沿線淡く芽吹きゐて

   春の海航(ゆ)く蒼穹に富士間近













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阪神城島衝撃のデビュー(土井)

2010年03月27日 22時09分22秒 | Weblog
阪神に移籍して大リーグから日本のプロ野球に復帰した城島が衝撃のデビューを果たしました。

今年の阪神は赤星の引退が機動力、守備の両面で大きなマイナス要因となり、下柳、金本の投打の主力の高齢化故の戦力低下、岡田に比べると真弓の監督力不足という3大弱点に、エース級の岩田と即戦力と期待された二神両投手の故障も加わり万全には程遠い陣容でのスタートとなりました。
その中にあって唯一かつ最大のヒットとなったのが城島の獲得成功で、阪神ファンの期待は彼一身に寄せられているといっても過言ではありません、

その注目のデビュー戦で猛打賞、同点、ダメ押しの4打点で文句なしのヒーローになりました。
そして今日の第二戦も延長戦を制するサヨナラホームランですからファンの期待に十分に応えました、というより誰もが期待した以上の衝撃的なデビューで一気に阪神の救世主に躍り出た感じです。
確かに出来過ぎの感はありますが、これでファンにも球団自身にも「行ける」という一種の確信めいたものが生まれた筈です。
本人もヒーロー・インタビューで言っていたように不調の時も必ず来ますが、大きく展望を開かしめた城島効果は計り知れない大きなものがありました。

文化勲章受章者の作品(土井)

2010年03月25日 09時45分23秒 | Weblog
今日で三日の雨続きです、雨が止んでもすぐ作業ができるわけでもないので、遅れているじゃが芋の植え付けが更に遅くなり困ったものです。

この雨を利用して、今松坂屋美術館で開催中の文化勲章受章者の作品展を見て来ました。
先日の北大路魯山人展が大勢の見学者でゆっくり見られなかった経験を生かして、4月11日の締切日にまだ間のある週日の雨の午後を選んだのが当たって、見学者は疎らでゆっくり落ち着いて見て回ることが出来ました。

説明によると、松坂屋はデパートに業態転換して今年(2010年)で100周年だそうです。
その記念事業の一環として「文化勲章受賞ー近代日本美術の精華日本画・洋画・彫刻・工芸・書」を開催しています。
昭和12年に制定された文化勲章はこれまでに美術の分野では日本画38名、洋画19名、版画1名、彫刻8名、書5名、篆刻1名、合わせて87名が受賞されています。
今回はその87名全員の作品約90点が展示されていました。
作品はさすがに素人目にも立派と判るものばかりで、よくもこれだけのものを一堂に集めたものだという思いとともに感心させられました。
作品には作者のプロフィールが簡潔にまとめて付されており、これも大変参考になりました。

高尚(?)な話題の最後が俗っぽくなって恐縮ですが、私の場合は入場券を2枚貰って行ったのですが一般の入館料は千円/人でした。
また駐車料250円/30分はいいのですが、そのサービスが5千円以上2万円までのお買い上げで1時間というのは少しセコイと思いました。(2万円以上で2時間)
庶民感覚ではせめて3千円から1時間、1万円以上なら無料でいいと思うのですが皆さんはどんな感じでしょうか?




畑仕事に疲れる(土井)

2010年03月23日 11時43分58秒 | Weblog
昨日はいい天気でしたが休日でグランドが取れず、Gゴルフがなかったので久しぶりに畑仕事に精を出しました。
午前中は日が照って暑く、午後は曇って涼しかったのですが、日頃遠ざかっている重労働でさすがに疲れました。
しかし、義務感ではなく、自分が好きで楽しみでやっているので一所懸命頑張れます。

大根、蕪、ブロッコリー、小松菜など薹が立って白や黄の花をつけているのを引き抜き、春菊、水菜、ほうれん草、人参などの残ったものも全部始末しました。
雑草もかなりはびこっており、鍬を打ち込んで根を持ち上げてから引き抜き、振るって根の土を落とすのですが、土がやや湿り気味できれいには落ちません。
根に土のついた雑草や野菜で幾つもの山が出来ます。

雑草や野菜を取った跡地の荒越しが畑仕事の中で一番しんどい作業で休み休みやりましたが7~8割位のところで日が暮れました。
荒越しした部分に3ケ所、直径と深さが50cm位の穴を掘り、引き抜いた雑草や野菜を放り込み、スコップを何度も踏み込んで小さく刻みました。
それも1回には出来ず一穴で3回に分けての作業になりましたが、これも結構力の要る重労働です。
何故しんどい目をしてそんなことをするかといえば、土中の好気性バクテリアに食べさせて完全に早く分解させる為です。
食物の消化と一緒で細かくして表面積を広くすればする程その効果は上がります。

すぐ隣では建売住宅の工事を盛んにやっていました。

   建売の槌音真近春耕す

職場OBのゴルフコンペ(土井)

2010年03月20日 18時05分55秒 | Weblog
春先の天気は変わり易いのか明日は大荒れになるという予報ですが、今日はまずまず、昨日は一日を通しての快晴でした。
年4回開催の職場OBの今年第一回のコンペもその好天に恵まれました。
春日井市のオールドレイクG.C.に新顔も2名加わりましたが、欠場者もあって4組14名のささやかな会合となりました。
コンペの参加は全くの自由という訳ではなく、一応全員の承諾が要り、除名も1例ありますが、そうしたメンバーの中でも段々と来なくなる人が増え、最初からのメンバーで常連は私を含め数名になりました。
中にはハーフ30台でまわる猛者もいますが、トータルでは2桁よりも3桁の方が多いシニアの集まりです。
勿論勝負にも拘りますが知己の消息を尋ねあったり、お互いの情報交換と元気を確認し合うのが本旨となっており、年4回のペースを保っています。
皆言いたいことを言っていますが、気の知れた者同士が集まって愉快に過ごせるこの一日をかけがえの無い日だと一人一人が意識していると思います。
優勝者が次回の幹事となり会場の決定権を持ち、メンバーの居住範囲も広いので、時としては早起きを強いられることもあります。
次回の6月11は岐阜在住者が何処のコースを選ぶか中には心配している人がいるかも知れません。



木曽川河畔・初春(土井)

2010年03月18日 06時31分00秒 | Weblog
堤防のそこここに土筆を摘む人影が見られます。
(もう少し下流に行けば蜆も獲れます)

上流(北)を望めばまだ御嶽山が見えますが、もう少し陽気が進んでくると霞の中にその姿を消して見えなくなります。

水面には旅立ち前の多くの鴨たちが浮かび、その近くを気の早い水上バイクが白い澪を引いて駆け抜けます。

川に沿う竹薮ではもう鶯が盛んに鳴き交わしています。

グランドの青き小さな犬ふぐりも精一杯に胸をふくらませて思いっきり深呼吸をしているようです。

   北見れば御岳かすむ渡船跡










TVドラマ(土井)

2010年03月16日 14時23分34秒 | Weblog
別にドラマに限ったことではなく、何かやっていないかなと思ってテレビをつけると、一寸興味を持たせるようなことがあって、それでどうなるんだろうと、ついついそのまま見続けてしまうことが時々あります。
そして大抵は何だ大したこともなかったなぁとがっかりします。
まぁヒマな時はそれでもいいんですが、夕食の時など、折角だからゆっくり見ながらと思ってチャンネルを回してみても、騒がしくてチャラチャラしたものばかりで結局は切ってしまうこともよくあります。
ところが3・13(土)、食事をしながらNHKの駅弁コンテストの番組からニュースと見ていたらドラマに変わりました。
敢えて見ようと思った訳ではなかったのですが、食事も済んで一服の積りで見ていたら結構面白くなり、見る気になって最後まで見ました。
主役の原田芳雄も何時になくいい味を出しており、ヒロイン役の、名前も見るのも始めての尾野真千子という女優が清潔で可愛くしっかりした演技で好感が持てました。
「先生、私今モテテいるような気分です」「満更気のセイだけでもないだろう」といったような抑えた愛情表現や構成、配役も良く、久しぶりにいいものを見た気分で番組欄で確めたら芸術祭大賞ドラマ火の魚「孤独な老作家と女性編集者の切ない命の物語」とありました。
やはり大賞を獲る位の作品になると、脚本、演出、配役が揃って確りしていることを感じさせます。

大河ドラマ「篤姫」の宮崎あおいはハマリ役でしたが、今の「龍馬伝」の福原某は私にはミスキャストとしか思われません。(見るのは見ていますが・・・・・・)

美人先生達の奮闘(土井)

2010年03月13日 12時12分37秒 | Weblog
俳句の美人先生からのメールで、先生も相国寺の美術展を見に行かれ、「若冲(いとうじゃくちゅうのこと)の鶴の目動く春の昼」と詠まれたそうです。
鶴の目が本当に動いているような見事な作品への賛嘆とそれを見ている春のひと時の自分の幸せが的確に表現されていると感心します。
他の作品についても句にする努力をされたようで、俳句に対する意気込みが感じられます。
我が身を振り返ると作品を見るのが精一杯で、俳句のことなど頭の片隅にも浮かんで来ず、その日、一句すら出来ませんでした。
非才の上に投稿の締め切りや句会の直前になって慌ててまとめているようではいい句は出来ません。

詩吟についても美人先生や美人先輩達の取り組む姿勢は見上げたものというか、次元の違う別世界のことのようです。
全ては詩吟の為にというより、全てが詩吟の中にあるというような感じです。
元々音感が無い上に、錬成会や試験の直前になってチョコチョコッとやってお茶を濁すようではまともにできる筈がないのは自分で一番よく判っています。

開き直る訳ではありませんが、他人に優れた才能を持たぬ人間がその余生を楽しむ時、叱られたり教えられたりして、僅かでも進歩すればそれはそれで嬉しいものです。

また世の中は広いもので、自分のようなものでも頼られ教えを乞われることが偶にはあり、そんな人達との交流にも心和むものがあります。

端境期と派生的に思うこと(土井)

2010年03月11日 16時46分57秒 | Weblog
元々は古米に代わって新米が市場に出回る前の時期、9~10月頃のことをいっていたようですが、転じて野菜や果物の市場に出回らなくなる時期のことを端境期といい、広義には様々な移行期についてもこう呼んでいます。

我が菜園もまさに端境期にあり、冬野菜もほぼ終りの様相を呈し、春蒔き、春植えの時期を待っています。
丁度じゃがいもが植え時なのでその積りにしていたのですが、都合がつかなかったり、雨にたたられたりで伸び伸びになっており、今更どうしようかと迷っているところです。
スポーツの世界でも冬季オリンピックが終り、大相撲やプロ野球も開幕前の端境期にあります。

経済界にはこれといった端境期は無いのでしょうが、多くの企業や官庁は4月から新年度としてのスタートを切るのでこの時期には色んな現象が見られます。
各地で見られる道路の掘り起こしは期末の風物詩といってもよく、一般の人も改めて腹を立てるでもなく、又やっているなと思って見過ごしているような感じです。
それでも使い切れない部分を裏金処理していたら、その摘発も行われて、岐阜県、愛知県、名古屋市でも大きな問題になりました。
そこに着服などの不正があれば許されませんが、今期の予算未消化分を来期に正当にプールする方法は無いのでしょうか?
我々の現役時代には期末の受注や売り上げの計上は来期の予算と今期の達成率を勘案して大いに操作したものですが、ムダや不合理を排す為には、時代の違い、民と官・公の違いだけで片付けて貰いたくない思いです。

蕗の薹(土井)

2010年03月09日 11時52分57秒 | Weblog
蕗はキク科の多年草で早春に地中から萌黄色の花茎を出します。
これが蕗の薹ですが、雌雄異株で、雄花は黄白色、雌花は白色であることは意外と知られていません。
楤(たら)の芽と並ぶ代表的な春の山菜で、ほろ苦い風味と香りがあり、蕗味噌、吸い物、天婦羅などにして賞味します。
苞に包まれているうちの方がいいのですが、開いていても十分食べられます。

昨日の句会場となった岐阜県坂祝町の知人宅離れ裏の柿や無花果の木の下にも多く自生していて、句会の終わった後皆んなで数十個も摘んで持ち帰りました。
採った後で気が付いたので、写真を撮る時には小さいのしか残っていませんでした。

   句会終へ句友挙(こぞ)つて蕗の薹


   ほとばしる水のほとりの蕗の薹   野村泊月
   蕗の薹舌を逃げゆくにがさかな   高浜虚子