大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

慈雨(土井)

2010年07月30日 07時11分05秒 | Weblog
連日の猛暑でバテ気味なので焼肉でも食べに行くかということになり、一昨日例のメンバーで行きました。
一宮市郊外のその店はバスの便もなく、飲酒運転も出来ないので私は一人で片道25分、自転車で往復しました。
何時もの5時過ぎなら日は高く、照りつける日差しの中で少しでも動くと汗が吹き出るのですが、その時は曇っていて、いい風が吹き実に爽やかでした。
夜の帰り道も同様で雨がポツリポツリと来て十分に雨意を感じさせました。

そして昨日は実に14日振りの雨となりました。
人間も植物もまさにホッと一息つけた感じです。
甘雨とも慈雨とも呼ぶに相応しい雨でした。
この慈雨という言葉に接する時私は必ず水滸伝、梁山泊のリーダー宋江の名を思い浮かべます。
義侠心に篤く困った人に救いの手をさしのべる人柄から「及時雨(きゅうじう)」(旱天の慈雨)の宋江と呼ばれていたということは若い時に吉川英治版を読んで以来記憶に残っています。

昨日の慈雨も午後には止みましたが、久しぶりに猛暑から開放されたので畑に行き採り頃の夏野菜と掘り残しのままになっているじゃが芋を少し掘ってきました。
少しバテ気味に感じられたスイカも元気に蔓を伸ばし、実を太らせていました。
既に2個採りましたが、今年のスイカは期待できます。



朝顔(土井)

2010年07月28日 07時03分43秒 | Weblog
    明日咲く朝顔折り目整ひぬ

今月の地元の句会に出された一句です。
咲く前の蕾の縞模様を見事に捉えているのに感心して点を入れましたが、全体でも多くの点が入りました。
今年はまだ咲いているのを見ていませんが、もう少し経ったらあちこちでその可憐なあるいは豪華な朝顔の花を見ることが出来るようになります。


朝顔は朝咲く花の意味とも朝の容花の意味ともいわれヒルガオ科の蔓性一年草です。
熱帯アジアの原産で日本へは奈良時代に遣唐使が中国から薬用として種子を持ち帰ったと伝えられています。
観賞用に栽培されたのは鎌倉時代以降ですが、江戸時代に園芸植物として改良発達しました。

蔓は左巻きで見事に巻きついて見る見る間に高きに登ります。
細く小さい蔓のその生命力に感心しますが、その巻きつく対象は小さいものに限られます。
直径10cm位の木に巻きつけてみたことがありますが、どうしても確りと巻きつくことが出来ず結局は根元にとぐろを巻いた状態になりました。

猛暑(土井)

2010年07月26日 06時48分06秒 | Weblog

    国中の猛暑を集め甲斐盆地   有馬 朗人

何も甲斐盆地に限ったことではない、ここ東海地方の暑さこそ格別だなどと思ったりもしますが、国中の何処でも同じように猛暑に悩まされているこの処の状況です。
この「猛暑」は当然季語だろうとは思いましたが念の為歳時記(角川版)を引いてみたら載っていません、アレアレと思いながら大歳時記(講談社版)を見ると「極暑」「酷暑」と共に載っており、そこに掲句もあって安心した訳です。

この暑さでもAMはGゴルフに出掛けますがPMは心が萎えてしまいます。
一昨日の土曜日はタイミング良く、すぐ隣の市民会館に桂文珍が来て独演会があったので午後から出掛けました。
先回の桂三枝同様満席の盛況でした。
やはり今の落語家の中で十分に笑わせてくれるのは三枝、文珍を措いてありません。
これは私だけでなく一緒に楽しんだ仲間内の話でも一致した見方となっています。

今日も猛暑のようで昼からが思いやられます、昼寝でもして過ごしますか。

    魂(たま)抜くる五日続きの猛暑かな

ブログ5周年(土井)

2010年07月23日 13時17分53秒 | Weblog
昨日の名古屋は最高気温38度を記録し、今日も38度に達する予報です。
これ位になるとさすがに暑さを実感します。
30度を越えた位でも、Gゴルフの帰りに畑に寄ってキュウリ、ナス、トマトなどを採り、目立つ雑草を数本引き抜くと汗がドッと出て、折角喫茶店で冷やした体がまた汗まみれになります。
そんな訳で昨日も今日も午後はじっとしているのですが、天野君からの便りでは昨日Gに行ったとのことで、やはり柳井も暑かったそうです。
彼とは8月2日に柳井でやることになりましたが、その時は何度位になるでしょうか?

7月といえば5年前の7月に当ブログを開設しています。
本欄左のバックナンバーを繰ってみると7月18日が第1回で、名古屋万博を見に来た関西の諸兄とゴルフをした報告になっています。
有田、阿武、今田、星田、石井、花田(治)、土井でやっています。
その頃の本欄には関東や関西の諸兄からの投稿もかなりあって、今懐かしく読み返してみたところです。
最近は投稿もコメントもあまり無く、やや寂しい感じですが、原則として月、水、金曜日に更新しており、一週間の平均訪問者数は約350人、閲覧数は約550回となっています。
気が向いたらまた参加して下さい。コメントは本文下のコメント(0)の0をクリックして出てきた画面からお願いします。URLの欄はhttp://blog.goo.ne.jp/hoyo10と入れて下さい。
本文の投稿はログインしてからになりますが、ログインのパスワードは私宛メールで問い合わせ下さい。tkmdoi0823@xj.commufa.jp です。

今日は「大暑」だそうで、全国的に暑さのピークにあるようです、各位には呉々もご自愛の程を。

不思議なチーム・今年の阪神タイガース(土井)

2010年07月21日 17時24分25秒 | Weblog
昨夜の試合にも(にはではなく・・)一寸した驚きがありました。
4回に連打で2点を先制、更に1アウト1,3塁で大量点のチャンスでしたが、ここはWプレーに終わる。
それでも当たっていない広島相手なので楽勝かと思いきや、その後サッパリ打てず、反対に後半で追いつかれ、延長の10回表では安藤が犠牲バントを挟む3連打を喫し、2点を献上、勝負あったかに見えました。
尚、1アウト2塁の場面では3点目を阻止する為にルーキーの藤原にスイッチ、藤原は踏ん張って追加点を許さずに終わる。
2点差の10回裏代打林のソロホームランで1点差、関本のヒットと鳥谷のツーランホームランでノーアウトのままあっさり逆転サヨナラ勝をし、同じく延長で、相手のエラーでサヨナラ勝した巨人との0.5差を保ちました。
後半全く打てず、10回表の2点は致命的だと思えたのに、こういう結果になり、しかもルーキー藤原のプロ初勝利というオマケまでついたのだから些(いささ)かミラクル的ではありました。
(鳥谷のホームランボールは球団関係者が手早く回収して藤原に贈呈したそうです)

「打」ではマートン、ブラゼルの両外人が予想をはるかに超える大活躍で強力なダイナマイト打線が形成されています。
しかもかつての巨人のような一発屋集団ではなく、ホームランを効果的に織り込む繋がる打線です。
これに大和、藤川、上本等の若手の俊足が加わると相手チームには脅威です。

「投」では中心と目されていた安藤、能美、岩田が計算違いとなりましたが、鶴が出て来、スタンリッジ、メッセンジャーが結構働いています。

真弓采配には時々頭を傾げることもありますが、こうして不思議な勝を続け、期待を持たせ、楽しませてくれているのだから、いい指揮を執っていると言わざるを得ないのでしょう。

梅雨明(土井)

2010年07月19日 15時30分26秒 | Weblog
梅雨が明け一昨日、昨日、今日と暑さが厳しく、またこの猛暑はしばらく続くという予報が出されています。
梅雨明の宣言は気象庁によってなされますが、地域によって異なり、平均的には沖縄で六月下旬、東北地方では七月下旬ですから一ヶ月のタイムラグがあるのですが、今年は例年と違って全国ほぼ一斉に梅雨が明けたような感じでした。

今正にそうですが、梅雨が明けてすぐの本格的な暑さを「溽暑(じょくしょ)」と言います。
少しでも動くか、或いはじっとしていても首すじなどに汗が吹き出る不快指数の高い暑さです。

溽暑の中の三連休となり、若い人達は海へ山へと繰り出して暑さと休暇を楽しんでいるようです。
私はといえば日曜日だけを除いて今日もGゴルフ、喫茶店から畑経由のルーティーンワークですが、さすがに帰りつくとすぐにシャワーをかぶります。
それからもう大分前からですが夜中の3時か4時頃目が覚める癖がついて治りません。
その精か午後の一時もの凄く眠くなるときがあって、一昨日、昨日と昼寝をしました。
その時エアコンをつけるのも大袈裟なので、扇風機を足元の遠くに置き、風力を弱に、角度は水平よりやや上向きの首振り状態にするのですが、適度な間隔でそよ風が通り過ぎ誠に快適です。

梅雨末期の豪雨(土井)

2010年07月16日 16時46分22秒 | Weblog
九州や山口県での豪雨が報道されていますが在住諸兄の所は大事無かったでしょうか、先ずはお見舞い申し上げます。
例年七月二十日前後が梅雨明けとなりますが今年もその例に洩れないようです。
そしてその頃に雷と豪雨に見舞われるのも例年の如しでした。

お隣の岐阜県でも昨日はがけ崩れによる災害がありました。
このことは昨日帰ってから知ったのですが、実は昨日は鳳陽懇親Gで災害地のすぐ近くに行っていました。
直前にエントリーしていた一人が転んで怪我をし、村田さん(大6)と城谷、土井の3人のラウンドになりました。
出掛けた関市にも大雨警報が出たりしていましたが、降ったり止んだりの予報だったので半分位は降られることを覚悟していました。
ところが奇跡的に全く降られなかったのです。
昼食時に外を見るとプレーヤーが全員傘を差しているので遂に来たかと観念しました。
しかし我々のスタート時には完全に止んでいました。
十八番のプレー中黒い雲が迫って来、前の組がモタモタしているので気を揉みながら待っていました。
こうなると精神的に弱い私はいけません、ミドルの寄せの7Iの2打をOBしてしまいました。
それでも何とか降られずに上がり、風呂に入って外を見ると本降りになっていました。

帰り道はワイパーを強にしても前が見難い程の豪雨に遭いました。

好勝負・名勝負(土井)

2010年07月14日 10時57分44秒 | Weblog
いい試合は観客を興奮、感動させ見終わった後に充実感と満足感を与えてくれます。
そういう試合となる条件は両者の実力が伯仲していて、互いに死力を尽くして闘うことです。
数少ないそんな試合を好勝負といい、その中でも歴史に残るような傑出したものを名勝負というのだろうと思っています。

私の個人的経験から名勝負に数えられる幾つかは、白井義男ーダド・マリノのフライ級タイトルマッチ、全勝優勝を賭けた楽日の横綱決戦・栃錦ー若の花戦、大鵬ー柏戸戦、阪神ー巨人の展覧試合等々です。
他にも山中ーローズのオリンピック対決や貴乃花ー北の湖戦その他多くの印象に残る勝負があります。

ボクシングに例をとると最近ではタイトルマッチが多すぎて質が落ちているのか、誰と誰の試合が何時あるかすら全く意識しませんが、何十年か前は新聞でも大きく取り上げ、両者の体重、身長、リーチ、戦歴等を写真入で報じて興味を盛り上げ、実際の試合もさすがに世界選手権だという内容のあるものでした。
反対に日頃は全く関心のないサッカーでもW杯の準々決勝以上の試合などはダイジェストを見るだけでもいい試合だと感じました。だからサッカーファンにはたまらない好勝負・名勝負だった筈です。

やはり本物には本物の価値があるということだろうと思います。

昨夜は阪神ー巨人戦を最初から最後まで見て、久々に好勝負を堪能しました。


参院選の結果について(土井)

2010年07月12日 10時42分12秒 | Weblog
参院選の結果は予想以上に民主が減り、自民が増えました。
みんなの躍進は予想されていた通りになりましたが、全体的に見て与党がこれ程まで過半数割れになったことは大方の予測を超えました。

最大の原因は政治の刷新を託された民主が鳩山迷走と小沢金権問題が足枷となり、所期の成果が上げられず信頼が薄れ、代わった菅政権も首相の不用意な消費税発言で一般大衆の失望を買ったことだとおもいます。
早くも一部に菅総理の責任問題が云々されていますが、今退陣を求めるべきではありません。
政権選択の前衆院選で付託を受けた民主政権はそのスタートで躓きましたが自民時代の旧弊を打破して、税金のムダを排し新しい国と政治の形を目指すという姿勢に対する国民の期待は当時と変わるものではありません。
なら何故今回敗北したかというとそれは、この10ヶ月間の混迷ぶりと小沢氏に代表される金権体質が自民と変わらないではないかという不満と落胆の表れだったといえましょう。
数の横暴は許されませんが、長期的な視野に立って国民を先導することが求められるのが政治ですから我々もあまり目先のことに左右されることなく長い目でこの政権を見守りたいものです。

参院選直前の様子とその後の展開(土井)

2010年07月09日 15時12分32秒 | Weblog
今日は午後から雨になり昨日とは打って変わった涼しい日になっています。
参院選も終盤になってきていますが県境の当地までは選挙カーも偶にしか来ず、ましてや個人演説会の案内等もなく、その意味では盛り上がりに欠けているとも言えます。

愛知選挙区は定員3に対し新人ばかり7人が出ていて、その内5人が女性というこれまでになかった形になっています。
新聞予想では民主の男女と自民の男性候補が優位にあるようです。
愛知は昔から民主王国と言われ続けていますのでそれも当然視されています。

全国的には「みんなの党」だけが躍進して、他は全て伸び悩み、従って与党の過半数獲得も難しいという見方が有力です。
そうなると連立の新しい枠組みも検討せざるを得ないようですが、前衆院選後の連立は数合わせだけの変なもので、社民党は離脱、少数なのに威張っていた静かでないカメさんは辞任(離脱と言っていたのに与党に居たくて離脱せず)という失敗作でした。
民主は数の期待できる「みんなの党」と組みたいようですが、今のところヒジ鉄を喰らっています。
となるとこの際弱小泡沫政党は度外視して、もっと数の優位性のある「公明党」を考えてみたらどうでしょうか。
民主は政策実現の為には過半数を必要とし、公明もこれまでの自民との連立で与党の有難味を充分に知った筈だから可能性は少なくないと思います。