大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

昭和33年春(土井)

2006年03月30日 10時24分07秒 | Weblog
家や車の屋根が白く染まり、今も季節遅れの雪が降り続いています。この分では明日のゴルフもまた延期已む無しでしょう。
卒業式から入学式のシーズンになりました。この機に掲題に想いを馳せてみます。
我ら一同縁あって山口の地に集いました。先ず目に入ってきたのがザビエルの尖塔でした。この景は誰の胸にも青春の1ページを刻んでいることと思います。
その後焼失して今はモダンな塔に再生されています。前のクラシックスタイルの方が良かったという人もいますが、今の塔もそれなりのいい趣を持っています。
目の次には耳ですが、アイン、ツヴァイ、ドライと始めて聞く掛け声に続く寮歌、逍遥歌もそうですが、コンパの歌が新鮮(?)でビックリしました。
熟田津に船乗りせむと月待てば潮も叶ひぬ今は漕ぎ出でな、エンヤラヤーのエンヤラヤー
エンヤラヤーの声聞きゃ勇み立つ・・・
姉の方からせにゃならぬ、養子覚悟でせにゃならぬ、赤い顔して入れさせる、パンク直せばまた乗れる・・・・
いろいろありましたが、現役の後輩たちはどんなコンパをしているのでしょうか?
次回は忘れられたかもしれない歌詞を少し書いてみます。

今昔(土井)

2006年03月27日 21時52分18秒 | Weblog
卒業式のシーズンも終わりに近くなりました。聞くところに依ると昨今の卒業式では殆どの学校で、蛍の光も仰げば尊しも歌わないそうです。
内容が現在にマッチしないのと、意味が分からないのが原因だそうです。
我が師の恩など死語に近いのだそうです。思えばいととしの意味が分かる人もいないようです。いと疾しと書けば少しは分かるのでしょうが、疾風以外にはこの早いという意味の字も使われることはないようです。
そういえば詩情あふれる童謡も忘れられつつあるようです。
兎が美味しいというのは極端にしても、兎を追うことは皆無の世の中だし、赤トンボも追われてではなく、おんぶされて(負われて)見ることもないようです。
木の実の落ちるお背戸(家のうしろ)と言っても何のこっちゃです。田圃や川の何処にでもいた目高は絶滅危惧種、菫や蓮華の花にささやきかけた小川は汚染されてしまいました。
私のではなく、渡しの船頭さんは今年60ですから未だ59ですが既に年をとったお爺さんです。ということはまだ若い積もりでも60代後半の我らの世代はどうなのか、レッキとした大お爺さんというところでしょうか、正に今昔の感ありです。

桜花(土井)

2006年03月25日 12時42分07秒 | Weblog
世の中に絶へて桜の無かりせば春の心は長閑けからまし、しかし実際には各地に桜があり、開花や満開の時季が気になって春の世の人の心は落ち着きません。
奈良朝までの人は梅を愛し、万葉集では花といえば梅の花ですが、平安以降(古今和歌集以降)の花は桜であり、現在でも単に花といえば桜をさし、歳時記にも春の部に載っています。
蕾固し、蕾ふくらむ、開花近し、咲き初(そ)む、2分咲き、3分咲き、・・・・
満開近し、満開、散り初む、落花盛ん、散り了ふ・・・そして葉桜から桜紅葉へと移り行きます。その折々の風情を楽しむきめ細かな心情と感覚の繊細さは世界に誇れる日本人の持つDNAといっても過言ではないと思います。
一宮市と羽島市を繋ぐ約800Mの濃尾大橋の下流約3KMの地点、木曽川左岸堤防の外側にやや紅の濃い、内側に純白に近い桜の大樹が対になっています。
昨日通りかかったら、すでに樹全体がうすももいろにふくらみ、ちらほらと咲き始めていました。当地ではこの2樹が周辺に魁て花開き目を楽しませてくれます。

野球への想い(土井)

2006年03月22日 14時16分25秒 | Weblog
王監督率いる日本代表チームが初代の世界チャンピオンに輝き日本中を幸せにしてくれました。
これを機に我が野球への想いを少し綴ってみます。
子供の頃手作りのボール、布で作ったグローブかミットがあればいいほうで、大抵は素手で、棒切れのバットで広場や道路上でする三角ベースが無上の楽しみでした。
プロ野球全六球団のオーダーも全て諳んじ、たまに放送があればラジオにかじりついて、興奮しながら選手になったつもりで投打の動作まで自演していました。
当然ながら夢はプロ野球選手、阪神のサードで四番、そして監督へと馳せていました。
事情でそれは叶いませんでしたが、会社の野球部に入り、大阪時代は、職域対抗全国大会の商社部門の予選決勝戦であのスポーツ用品の美津濃を破り、本戦は当時の近鉄パールズ
の本拠地藤井寺球場で、銀行部門代表の大和銀行と対戦しました。スコアボードに名前が掲げられ、場内アナウンスに促されて打席に立ち、私は三遊間ヒットで出塁し、三塁まで進みましたがホームベースが遠く、1-0で一回戦敗退しました。
名古屋では新日本製鉄杯をかけた同社の取引先40数社のトーナメントで決勝戦に進み、私のツーランホームランが効いて2-0で優勝しました。祝勝会で大きな優勝杯にビールを注ぎ、回し飲みした若き日の出来事が、ついこの前のことのように脳裏に甦ります。
野球ーこの素晴らしき恋人への愛着は尽きません。

WBC(土井)

2006年03月20日 12時45分26秒 | Weblog
昨日は多くの方がサンデェゴの日韓戦をTV観戦されたことと思います。
WBCなんてそれ程の関心も持たずにいる内に米、韓に敗れ、準決勝進出が絶望的になった時点ではまぁこんなところで終わりか・・・位に思っていたら、ドッコイ、アメリカの想定外の敗北で首の皮一枚からキセキテキに生き返り、優勝の可能性まで出てきた。
こうなるとゲンキンなものでガゼン衆目と興味を引き付けてしまった。よって昨日の視聴率はかなり高かった筈です。
また内容が良かった。高レベルの選手達が死力を尽くしてぶっつかり合えば必然的に見ごたえのあるいい試合になります。やはり金を取って見せるプロのゲームとはかくあるべきだと改めて思った次第です。
その結果が快勝ということで、荒川嬢のイナバゥアーに続いて日本中が盛り上がった感じです。良かった、良かった。
明日のキューバとの決勝戦の結果は誰にも分かりませんが、両チーム共優勝に値する強豪です。
またいい試合を、そして世界一を期待してじっくり観戦しましょう。

市町村合併(土井)

2006年03月17日 22時21分14秒 | Weblog
山口県徳山市の名が今は無いと聞いてビックリしました。子供の頃から岩徳線の名と共に慣れ親しんでいて、山口、下関、萩、宇部、岩国等と並んで山口県ではお馴染みの市名でした。
かく言う私の所でも30年間住み慣れた尾西市(びさいし:尾張の西部)が昨年4月一宮市と合併しました。すぐ近くにあって便利だった市役所は一宮市役所尾西支所となり新一宮市の建築部門のみの拠点となり、職員数も激減しました。聞くところに依ると給料はそのままでも役職が下げられた人、これを機に退職した人もかなりいたようです。
そして我ら庶民の生活についていえば若干の不便を感じることはあっても、日常生活でひどく困るというようなことは今のところ無く、これからも余り変わらないと思います。
市議会議員も尾西地区ではこれまでの24名から7名になり、次の次の選挙からは区割り無しになり、当地区から何人選出されるかも分かりません。
言うまでも無く合併は行政の効率化を図るもので、公務員の人件費削減が大きな眼目です。それは一般市民に対してはある程度の不便を強いることになるので、その見返りとして、節約できた税金の有効活用が求められます。私的には、教育、健康、文化の面での一層の充実を望むところです。
更には、地域の自主性と活性化に資する手段として、道州制への早期移行が検討されるべきと考えます。

「阪神タイガース」考(土井)

2006年03月14日 18時20分38秒 | Weblog
ようやく春らしくなってきたと思ったのもトコノマ(きっこ流)今朝は3CM程度の積雪、一日中寒風が吹きつけています。正に三寒四温を地で行くこの頃の気候です。
大相撲では栃東、琴欧州の注目の両大関が2日目に早くも敗れる波乱のスタートとなりましたが、プロ野球ではオープン戦が始まり、レギュラーシーズンを前に各チームの戦力に注目が集まっています。
我が阪神は昨年、本命で首位を走っていた中日がセ・パ交流戦でズッコケて呉れタナボタ優勝でした。
さて今年ですが、ズバリ連覇の可能性はあるが厳しいと見なければなりません。
最大の理由はこれという補強が無かったことです。現有勢力をレベルアップして戦うしかありませんが、昨シーズン原動力となった金本、矢野、下柳の同年トリオは昨年がピークで今シーズンはある程度割り引いて考えざるを得ません。これをどうカバーするかですが打では鳥谷、濱中、林の若手がどこまで伸びてくるか、投は井川の復調と、能見、橋本、杉山、江草の成長にかかってきます。素材は良く期待も持てるのですが、チャンピオンチームだけにマークもきつくなります。一層の奮起を望むところです。
そしてあの巨人以来遠ざかっているセの連覇を達成して欲しいものです。

「きっこの日記」考(土井)

2006年03月11日 20時51分47秒 | Weblog
人気NO.1ブログ「きっこの日記」については過日紹介しましたので何人かの人は読んでおられると思います。
先日は、この日記を売れば(買った者が有料で配信するとか、その内容を出版する等の権利を得る値段が)2億円の評価になったが売る積もりはないと伝えていました。
尤も有料になれば読者はがた減りになるだろうし、作者も発言の自由が制限される等で売られる心配は無さそうです。
処で作者は全くの謎で、ヘアーメイクを職業とする女性という設定にしていますが、とてもとても只者ではありません。日常生活のリアルな表現だけを見れば正に女性そのものですが、政治や経済、社会の極秘ネタ、歴史や文学への造詣の深さ、ミーハー知識の豊富さ、機知とユーモアを駆使した表現力、毎日更新される内容量等並大抵ではありません。
そこで私の推察ですが、文章のスタイルが確立しているので、実際に書くのは一人だとしても、ネタの提供者は複数で、公務員を含む、というか公務員主体の何人かで情報ネットワークを組んでいると見るのですがどうでしょうか?

弥生(土井)

2006年03月08日 19時00分23秒 | Weblog
早いもので厳冬もゆるむ3月に入ったと思ったらもう一週間が過ぎてしまった。
今日などは日中の気温16度と伝えられています。明日4組のコンペがあるので木曽川の河川敷に行ってみました。結構風が強かったので早々に切り上げてきましたが、さすがに寒さは感じませんでした。それでもやはり大河です。白い波頭が幾層にもなって護岸のコンクリートに打ち寄せてしぶきを上げる様は海さながらの景観です。そして、そして・・
土手には土筆を摘む人達の姿まで見られたのです。
河川敷のグランドもやけに整備が進み、道路や駐車場、バックネット、小屋のような屋根付スペース、水道施設などが作られ、雑草ぼうぼうだった芝生部分もきれいに刈られてアプローチの練習にうってつけです。その上親切にも100ヤード位の間隔で整然と立派な表示板まで作られて未だ紙で覆われていました。
気になって紙をめくって見ると黄色の地に赤い文字で「ゴルフ禁止」と書かれていました。整備して呉れたのは良かったのですが、ここまでやられては有難迷惑です。
また新しい練習場所を探すか諦めるかで悩まなければならなくなった弥生初旬ですが皆さん如何お過ごしですか?

輸出入のバランス(土井)

2006年03月04日 13時40分06秒 | Weblog
小泉内閣の余命も後半年となり、四点セットとかの追求でレイムダックになる可能性もあったのに、民主党のあのていたらくのお陰で悠然とその生命を全うせんとしています。
いろんな見方がありますが私はこの内閣は良くやっているという感じを持っています。
主導的に行動し、タブーに挑戦、改革の実を上げ、閉塞感に風穴を開けた功績を買います。
またこれまでの内閣ではじめて外資や外人観光客の誘致に本気で取り組んでいます。貿易外収支の改善を図ろうとするものです。
このことに一脈通じるかどうかは別として、プロ野球の超一流選手は大リーグに出て行ってしまいます。反対に大相撲は番付上位は殆ど輸入品・・・・じゃなく外国出身者です。
ゴルフ界はほぼバランスしている状態といっていいようです。
これをどう見るかですが、個人的にはあらゆる分野で世界に通用する実力を身につけどんどん各地に出て行って外貨を稼いで欲しいと思います。
その為には貿易障壁の撤廃(外人選手の制限緩和)もまた検討課題となってきます。