大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

朝ドラ「カーネーション」終わる(土井卓美)

2012年03月31日 12時20分25秒 | Weblog

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今朝の放送でNHKの朝ドラ「カーネーション」が終わりました。
朝も昼の再放送も出掛ける時間と重なることも結構あって、見たり見なかったりでしたが、見ていると興味深くなり、最後に近い頃は朝の分を7:30のBSに切り換えて時間を確保して見続けていました。

先回の本欄でも記したように意識して興味を持って続けていると益々関心が深まり、その良さもより以上に分かってきます。
今回でもタイトルバックの人形の動きにも主人公の意気込みと胸を張って溌剌とした生き様が具現されているように感じました。
それも含めてこの人形のタイトルバックはよく工夫され、出来も良く、これまでの朝ドラの中でも最高に近いものではないかと思います。

また大阪での制作になる朝ドラは時の話題を上手く取り入れると同時に、普通の役者ではない違う分野の有名人を使って持ち味を出させるのも特徴の一つですが、今回もその例に洩れず起用は成功していたと思います。
本来の役者も起用されたタレントも夫々の個性を出した熱演で良かったと思いますが、同時にそれを実現させた演出者の手腕も一流だと認めない訳にはいきません。
脚本も良く全般的に好評裡に終わったという評価が出来ると思います。
来週4月から始まる新しい朝ドラにも期待しましょう。

意識と習慣(土井卓美)

2012年03月29日 15時03分46秒 | Weblog

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普通の日の10時頃はコーヒーを飲んでいますが雨や雪でGゴルフがなく、喫茶店にも行かない日が時々あります。
そんな時には別に意識する訳でもないのにその頃の時間帯になると無性にコーヒーが飲みたい気分になるのが不思議です。

昔麻雀が盛んだった頃1週間位でも間が空くと、どうにもやりたい気分になって必然的にメンバーが揃っていたような記憶もあります。
しかしその間が段々に空いてくると今度はやる意欲が薄れてきて、更に空いてくるとどうでもよくなり、遂には意識すらなくなって、何時の頃からか麻雀のない日常が普通になってきました。

その意味では意識の対象になり続けているのがゴルフです。
若い頃は兎に角やりたくて、暑かろうが寒かろうが遠近も早遅も関係なく、1Rではもの足りなくて何とか1.5R出来ないものかと常にガツガツしていたような気がしています。
今は1.5Rなどは問題外、1R完走するのが最大目標、それに100が切れれば大満足の状態で当然のことながら、暑い、寒い、遠い、早い、雨は駄目、それにもう1つ高いが加わっているという横着で情けない体たらくです。
しかし後何年出来るかは分かりませんが、真夏と真冬と体の不具合時を除いては常にやる気で、スコアも完全に諦めている訳でもありません。

世の為人の為とまでは行きませんが、せめて身内と自分の為位にはいいこと、役立つことへの意識と行動・習慣が持続出来ればと思っています。

生活と行動のリズムとパターン(土井卓美)

2012年03月27日 16時14分43秒 | Weblog

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朝起きて歯を磨くとか食事をするとかの小さな行動から一日の、一週間の、一月の、四季の、年間の夫々の行動についても自ずからのパターンとリズムがあります。
人は意識無意識を問わずそれを守りながら生活をしているとも言えます。
病気や怪我などでそのリズムが崩れることは当然あることで、その場合は一日も早く元のペースに戻そうと努力します。

通常の場合でも特に勝負事の場合、本来の力を発揮するためには自分のペースというかリズムを守ることがより重要になってくることは誰でも知っています。
そしてその精神面の安定を得るために形を大切にすることも良く知られ、行われています。
プロゴルファーはティーショットを打つ時必ず夫々に決った動作から入り、決った形に打ち終わります。(同じフィニッシングフォームをとる)
大相撲の力士でも朝青龍のタコ踊り、琴奨菊のイナバウアー、稀勢の里のホッペタ叩きはお馴染みです。
今は十両に落ちていますが高見盛などは本番の相撲は腰高でみっともないものでしたが、制限時間一杯になった時の顔や胸をバンバン叩く所作で人気者になってしまいました。
しかし云うまでもないことですがこれなどは典型的な本末転倒の例で、勝負前のパフォーマンスが話題になるようでは厳しい勝負の世界で勝ち残ることは出来ません。

以上のように我々の生活においてそのペースとリズムを守ることの重要なことは言を待ちませんが、病気や怪我からの復帰の他にも、敢えてそれを破る必要のある時もあります。
遊びでも仕事でもその他のことでも何かかなり困難な目的を果たそうとする時は、大きなペースを無視して心身のバランスを崩すようなことがあってはなりませんが、通常のバランスとペースをはみ出して集中しなければなりません。
短期的なものからかなり長期に亘ることもありますが、それが成された後にまた元のペースに戻れる幸せを味わいたいものです。


梅園と出不精(土井卓美)

2012年03月24日 13時29分11秒 | Weblog

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彼岸も過ぎて甲子園の選抜大会も始まり、春もようやく本番を迎えようとしています。
桜の蕾は見た目にも赤みと膨らみを増し、梅は今が丁度見ごろとなりました。
昔はこの頃岐阜市の梅林や津市・結城神社の枝垂れ梅、もっと前には平安神宮のそれ、その他県内ではフルーツパーク、緑化センターなどに梅を見に勇んで出掛けていました。

今、我家から程近い所に二つの立派な梅園があります。
羽島市の「安八百梅園」の154種、1200本は岐阜県下第1位、日本第2位の種類数だそうです。
いなべ市の「いなべ農業公園」は38ha、4500本で水戸の偕楽園より広い感じです。
ところがその双方共この数年間に一度か二度行っただけでその後は、また行ってもいいなという思いはあるものの、全く出掛けていません。
何故という明確な理由もないのですが、何となく機会がないというか、積極的に行こうという決断をしないままに時が過ぎているという感じです。
実際に現地に行ってみるとそれなりの良さを感じるし、決してがっかりはせず、俳句の2,3句も出来るのですがそれをしていないことが問題です。
年を取ると段々出不精になるとは良くいわれますが、その感覚は未だなく、唯機会ときっかけに
恵まれないだけだという意識が強いのですが、そうでもないのかも知れません。


日向ぼっこをする雀達

蕗の薹・そのⅢ(土井卓美)

2012年03月22日 15時13分56秒 | Weblog

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残念ながら不手際で写真が消えてしまいましたが、1月26日付けの本欄で蕗の薹を取り上げてから約2ケ月が経過しました。
不手際というのはこれまでに使った写真のファイルから、もう使うこともないだろうと思って何枚も削除したら何と本文中の写真まで消えてしまったという訳です。

それは兎も角としてその後既述のように1回は自家消費して春の香りと風味を味わいました。
後1回は知人に提供して喜んでもらいました。

取り残していた数個は苞が開いて花が見えてきたり、開きかけたりしています。
蕗は雌雄異株で雄花は黄白色、雌花は白色ですから我が畑隅のものは白い雌株と判明しました。

もう少し経つと茎も30cm近くに伸びてきますが、そんな状態になったものは「蕗のじい」とか「蕗のしゅうとめ」などとよばれます。







「春分」の休日(土井卓美)

2012年03月20日 12時22分38秒 | Weblog

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今日は穏やかな「春分」の休日となっています。
Gゴルフ、喫茶店の後農協に寄ってみたらお彼岸の花や果物その他を求める人が大勢で、レジは二つ共長い行列になっていたので、出直すことにして帰って来ました。
帰ったところに何年ぶりか位の久しぶりに東京の井原君から電話があり、しばらく話していました。

先日のゴルフで再発した痛みも少しづつは良くなっていますがまだまだです。
普通に歩くことは出来るようになりましたが、時としてまた動作によっては痛みます。
左膝裏の鈍痛は残ったままで正座は出来ません。
そんな訳で天気が良くても部屋に居る時間が多くなり、また図書館で貰ってきた本の一冊を読み始めました。
今度は同じ内田康夫の「箸墓幻想」です。
しかし目が疲れるのか、杉花粉の影響か、白内障の気があるのか少しビヤビヤする感じで若干ボケて見えるので長い時間続けては読めません。
特に夜は少し痛くもなってくるので遅くまで読むことも出来ません。
半分以上は年齢相応の現象なのでしょうから仕方がありません。
毎日新聞・万能川柳の昨年の年間最優秀賞に選ばれた句は「高齢と嘆くななれぬ人もいる」でしたが全くその通りだと思います。
そしてボケ防止の要諦は、か・き・く・け・こだといわれています、即ち感動する・興味を持ち続ける・くよくよしない・健康第一・恋をするだそうですが皆さんどうですか? 私は・・・・・・・・・・・・・。




小さな俳句教室(土井卓美)

2012年03月17日 17時10分11秒 | Weblog

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今日は朝から止むことなく降り続いていますがさすがに彼岸入とあって、北海道でも雪ではなく雨と伝えられているように、冬の寒さからは抜けた感じです。
午後は歩いて5~6分の市庁舎5階で地元の句会がありました。
何時もは歩いて7~8分の歴史民族資料館が会場ですが、今月に限り都合で会場変更になったのですが、隣の部屋でも別の会が句会をしていました。
土曜日の午後は利用者が多いということで数ある会議室のどの部屋の前にも色んな団体の看板が立っていました。

我々の句会は第3土曜日ですが、第2土曜日には句会のメンバー3人に頼まれて私が小さな俳句教室のような形で指導をしています。
彼女達の属する俳紙の輪読から入りますが、読めない漢字や意味の分からない言葉が次々に出て来るので、私が居て助かっているようです。
前に教えた字がまた読めなくなっていることもありますが、それもご愛嬌で和やかにやっています。
メインは夫々が作ってきた俳句の添削です。
3人の作品を順番に皆の見ている中で解説しながら直して行きますが、意味は(言わんとしていることは)同じでも全く違った表現になることもあります。
それでも皆さん直った句に大喜びで、それを句会に出したり機関俳紙に投稿したりしています。
またその為の第2土曜日でもある訳です。
今日の句会でもそうして生まれ変わった句が高得点を得て2人の指導者から随分褒められましたが私は知らぬ顔をしていました。

      ローランサンの目に魅せらるる春一と日

体の不具合とゴルフコンペ(土井卓美)

2012年03月15日 21時44分51秒 | Weblog

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若い頃だったら2~3日で治っていた軽い切り傷や擦り傷が完治するのに随分日数を要するようになったことを実感するようになってから久しいのですが、その他の神経系の不具合まで長引くようになり困ったものです。
3月2日の雨中のコンペで脚や尻の回りが痛くなって以降、出来るだけ無理な動きをしないように日常生活で気をつけていたら、普通の動きやGゴルフ程度の軽運動には殆ど支障を来たさぬまでに回復しました。

そして今日、3月毎の職場OBのコンペが桑名国際G.C.であり、2週間ぶりにクラブを手にしました。
アウトは恐る恐る腰の引けていたであろうスウィングで、それでも若干の痛みだけで終了しました。
勿論スコアは通常より悪いものの無事廻れたことに一安心しました。
ところがインの14番ドラコンホールで知らずに力が入ったのか、右脹脛の筋肉が吊ってスッテンコロリン、左脚まで痛くなりしばらく立ち上がれず、後続組みをパスさせようとそのまま座り込んでいたのですが、なかなか来ないので何とか立ってカーとまで歩いて辿りつきました。
その後のラウンドは直立に近く立ったままで軽く振るだけにしたら俄然方向性が良くなり、距離も結構出てアウトより好スコアになりました。
結局17名中グロスでは9位タイ、ネットで11位と飛賞にも当らずじまいでしたが最大の目標だった完走は果たしたので良しとしなければなりません。

高速道路を使わずに55分、コンペパックの特別料金に高齢者の利用税(¥1100)免除も適用され、食事、カート付¥7880は大変お値打ちでした。
今でも体を動かすと特に左膝の裏側が痛みますが次回の6月12日(火)には、後半の力を抜いたスウィングをマスターして優勝を狙いたいと思っています。

「マリー・ローランサン展」そのⅡ(土井卓美)

2012年03月12日 09時00分16秒 | Weblog

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土曜日は閉館前の人の少なくなった頃合いをゆっくりと、日曜日は孫を連れてザッと一巡し結局最終の3日間を3日共見に行く結果になりました。
視力の衰えを改めて感じながら説明パネルに近づいたり離れたりしながら、それでもいろんなことを知りました。
徳永仁臣はフランスに渡る船が一緒だった与謝野鉄幹・晶子夫妻と帰国後も親交を重ねたということの他日本人画家同士やパリに各地から集まって来た画家同士もかなり緊密な交流をし合っていたようです。
また惜しまれるのは稀有の才能を持った若い画家が二人共30代で佐伯裕三は病死、佐分眞は自死したということです。

さて当のローランサンですがやはり年代によって作風もかなり変っています。
極く初期の頃の花の絵などはあまり特徴のない普通の描き方だし、同じく若い頃でもピカソをモデルにした肖像画はピカソが自分で描いたといっても通るような特徴的な作品となっていました。
そして彼女の作品の最大の特徴は「目」だろうと思います。
印刷した写真で見る限りでは埴輪の目のように単に黒いだけの表情のない目に過ぎません。
ところが本物の大きな絵をある程度の所まで離れて見ると何と、その目が潤みを湛えて表情豊かにキラキラと輝くのです。
今回の感動的な発見でした。






「マリー・ローランサン展」(土井卓美)

2012年03月10日 11時36分40秒 | Weblog

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家から歩いて1分の「一宮市立三岸節子記念美術館」で一宮市制90周年記念事業の特別展が開催されています。
題して「マリー・ローランサンとその時代展~巴里に魅せられた画家たち~」です。
実は今年の1月28日からやっていたのですが、何時でも行けるし、何時行っても無料で(一般入場料は¥850)入れるのでその内にと思っていたら締切日が迫っていました。
昨日は雨で(今日もGコンデション不良で)Gゴルフもなかったのでじっくり見て来ました。

マリー・ローランサンの作品が中心で29点、その他にも挿絵やデッサンなども10数点ありました。
また彼女の活躍と時を同じくした20世紀前半のパリで修行、活躍し、夫々に交流もあったというルオー、ヴランマンク、ドンゲン、ドラン、キスリング、ユトリロや日本人では藤田嗣治、徳永仁臣、児島虎次郎、古家新、佐伯裕三、荻須高徳、小磯良平、勿論三岸節子等の作品も数多く展示されて実に内容のある充実した美術展でした。
今朝喫茶店で彼女達に話したら2~3人が急に行きたくなった様子でしたが、私も明日の最終日もう一度行ってみようかなという気になっています。


玄関


三岸節子像(制作者の両親は共に地元句会のメンバー)


大看板


全景(左奥の土蔵の蔵の内部には節子のアトリエが再現され、コレクションも展示されている)