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いよいよゴールデンウィークに入って人の移動や各地各種の行事なども盛んに行われていることと思います。
不順だった気候もここにきてようやく春らしい穏やかな様相となってきましたが、最近特に悲惨な交通事故が多く心が痛みます。
事故の大きな要因の一つに居眠り運転がありますがこれも春の陽気と無関係ではありません。
人々の春に寄せる心の有り様は昔も今も変らず、自然、風物に関わり続けています。
春になると先ず「暖かさ」を感じるようになり、「麗(うらら)か」さや「長閑(のどか)」さも春の代名詞のようになっています。
春の暖かさは眠気を誘いますが、丁度今頃苗代のできる頃の蛙の声を聞いているとついうつらうつらと居眠りしていまいます。
これは蛙に目を借りられるからだといって、この頃のこの眠気を誘う時候を「蛙の目借時」といっています。
立春から数えて八十八日目(陽暦の今年は5月1日)が「八十八夜」でこの頃が春の盛りでしょうか。
春も盛りを過ぎたと感じられる頃は「春深し」「春闌(た)く」などといわれ、過ぎ行く春を惜しむ情の表現としては「春惜しむ」「惜春」「弥生尽」「四月尽」などがあります。
四月も明日で尽きます、明日は高山の近くまで蕨取りに出掛けます。