ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

浜松のうな炭亭で食した「鰻の白焼き」とは。そしてどうして食べたかったのかを考察すると。

2008年10月21日 20時42分57秒 | 一食入魂&つけ麺ジャンキーズ
夏休みにも行ったんだが、先日の浜松のやらまいかミュージックフェスティバルINハママツに出場したときも、浜松に着いた途端にいったのが、ウナギが美味しい浜松駅ソバの「うな炭亭」である。
夏に食べた話はこちらhttp://blog.goo.ne.jp/hoboike_diary/e/b6d24c2030fc321fe3eaf6f68ae82b2e
うな竹とか間違ってます、あとでなおします。


今回、無性に白焼きが食べたかったのは、直前に緒方拳さんが亡くなっていて、その記事の中で、もうそろそろ死期が近いというあたりで親友の津川雅彦氏が見舞ったところ「元気になったら、鰻を食いに行こう、白焼きな」と緒方拳さんのほうから言った、という話がとても強く印象に残っていたからだと思う。頼んで食べるときに、急にどうして食べたかったのかが分かった。

うな炭亭は、鰻を焼く炭にこだわっているようで、たしかに焼きが素晴らしい。白焼きは特に、タレがないぶんだけ、鰻本来の味が勝負になるが、実に美味しい。山葵醤油にパッと油が広がる最初の瞬間が心楽しい。ああ、食べたくなってきたです。

うな炭亭はこちらです。
http://www.japan-net.ne.jp/~unasumi/




緒方拳には三国連太郎やマーロン・ブランドのように老境での円熟しきった演技を期待していた。まだまだこれからだったろうに、本当に残念だ。
アサヒコムに乗っていたので、リンクを張ります。緒方拳さんの書が観られます。

絵手紙に息づく緒方拳らしさasahi.com
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000810090002




地球徒歩トボ―「プラネットアース」で見た絶景
緒形 拳
学習研究社

このアイテムの詳細を見る


復讐するは我にあり

松竹ホームビデオ

このアイテムの詳細を見る


楢山節考

東映ビデオ

このアイテムの詳細を見る


「人は見た目が9割」だそうです。

2008年10月21日 07時01分34秒 | レバレッジリーディング
人は見た目が9割 (新潮新書)
竹内 一郎
新潮社

このアイテムの詳細を見る


以前からノンバーバルコミュニケーションに興味がある。
非言語コミュニケーション。または、ボディラングエージ。
デズモンド・モリスの「裸の猿」は風呂で繰り返し読む本の一つ。

この本は、マンガ原作者で劇作家でもある著者の、わかりやすいノンバーバルコミュニケーションの本だ。新規の内容があるわけではないが、マンガや芝居の話を例に引いたわかりやすさがある。

それにしても、

顔の表情55%
声の質(音程、大きさ、テンポ)38%
話すことばの内容7%


には改めて驚かされる。人は内容は大して気にしていない。一割以下であって、その人の表情や声の質を聞いているのだ。
つまり動物と同じであって、我々が意味のあること我を獲得したのはつい最近、ということなんだな。
こういうことって、知っておいた方がいいと思う。ビジネスの面だけでなく、友人や家族との会話の中でも。人に好かれる人ってのは、そういうところがいいんだな。それに英語の歌やジャズボーカルは、実際にはわかんないもんな。人の会話も音楽として理解すると、かえってわかりやすいのかもしれない。

公衆距離
360cm

社会距離
120cm~360cm

個体距離
45cm~120cm

密接距離
0cm~45cm
これは腕の長さに関連があって、片方が手を出せたさわれるのが個体距離
社会距離は両方。公衆距離は両方が手を出しても相手に触れない。


裸のサル―動物学的人間像 (角川文庫)
デズモンド モリス,Desmond Morris,日高 敏隆
角川書店

このアイテムの詳細を見る