ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
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緒方拳「天声人語」2008年 10月 10日 金曜日は素晴らしかった

2008年10月10日 10時09分13秒 | 名文写経
今日の朝日新聞の天声人語は緒方拳を追悼するものだったが実に素晴らしかった。ぜひ読んでください。

緒方拳には三国連太郎やマーロン・ブランドのように老境での円熟しきった演技を期待していた。まだまだこれからだったろうに、本当に残念だ。

緒方拳が前から書をやっていたことは知っていたが、書と絵の手紙の記事が載っていた。たしか緒方拳は父親が書家だと聞いたことがある。これはアサヒコムに乗っていたので、リンクを張ります。緒方拳さんの書が観られます。

絵手紙に息づく緒方拳らしさasahi.com
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000810090002




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楽器もバイクも日頃のお手入れと定期健診が必要だ。反省。

2008年10月10日 07時04分21秒 | Photo&エッセイ
毎日バイクに乗っている。
素人さんたちからは、えらく古風でボロイバイクを乗っている、と思われていることだろう。確かに。でも、玄人が観ればちょっと「お」と思うはず。
ホンダの単気筒、500CCのクラブマン、GB500TTである。

これはさるバイク屋さんが自分で乗っていたのを譲ってもらったんだが、じつにクラシカルでいい。しかもマン島でレースに使ったもののレプリカなので実はレーシーである。クラブマンの400CCも乗ったことがあるがこれは、車体に比してエンジンが非力であった。たぶんヨーロッパのレースの500をベースにスペックダウンしたからだろう。
そのバイク屋には、クラブマン500のPHOTOが飾ってあるぐらいの名車だ。


で、それを乗っていたんだが、実は夏前からピットインしておらず、かなりガタガタだったのだ。
オイルは汚れて減ってしまい、前ディスクブレーキはキーキー泣く。クラッチは重く、あまりパキパキと切れず、下手をすると信号待ちでスタートのときにエンストする。が、これが毎日少しずつ悪化しているとなんだかダマシダマシ乗ってしまうモノなのだ。ゆでガエルと同じ。だんだん熱くなる風呂だと煮えてしまうまで出られないという悪い習慣の慣れである。で、そのバイク屋に要ってみてもらったら、ま、酷い有様だった。主治医が嘆く嘆く。オイルを換える。すでにバイクがオイルを喰っていてずいぶん減っているし残りのオイルはドロドロだ。クラッチケーブルは切れそうだった。これも交換。ブレーキのパッドはもう、紙のように薄くなっていた。ディスクがどんどんえぐれてしまっていた。
交換したら、もう見違えるように若々しくいきいきと走り出した。クラッチはスパっと切れて反応も素晴らしい。ブレーキは意志に反応してよく効く。バカ効きは危険だが、意志に反応した柔らかくも鋭い反応だ。そしてオイルを換えたことでエンジンが快くコロコロと滑らかに回る。ついこないだまではジャキジャキと金属の異音がしていたが、これはオイルが足りなかったんだ。ほんとうにバイクに申し訳ないことをしたと反省。これからはバイクの点検はルーティン化し、二ヶ月に一回は必ずピットインすることにしようと心に決めたぞ。

これは楽器の手入れにも言えて、吹けているウチは多少悪くてもダマシダマシ吹いてしまう。ま、吹けるんだが実は酷く寿命を短くしている可能性があるので、サッサとピットインするべきだな。こちらも反省してます。


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