ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

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浜松駅そばの「うな炭亭」でまぶしを食す。美味なる哉!

2008年08月19日 23時09分46秒 | 一食入魂&つけ麺ジャンキーズ
江戸っ子は、東京タワーには上らない。
京都っこは、時代祭を見に行かない(出る)
ニューヨーカーは自由の女神もエンパイヤステートビルにも登らない。

が、浜松っこのおれは、浜松に帰るたびに鰻を食うのだった。

しかし、いまひいきにしていた漁協が経営する鰻屋が改装中なもので、行けない。
で、久々に友人のS田が教えてくれたJR浜松駅のすぐ南にある「うな炭亭」に行ってきた。

ここは養鰻業を営んでいたため、幼少のころ毎日のように鰻を食べさせられたために、めったなことでは鰻を食べないというS田の奥さんが、唯一行きたいという店だそうだが、確かに本当にうまい。炭焼きで焼き加減が素晴らしい。実に。


ということで、まずは白焼きを食す。
ネギを乗せワサビ醤油で脂の乗った白焼きを食す。
素材の美味しさと焼きの素晴らしさを体感できる。
そうえいば郭で花魁と過ごして起きた朝遅く、
寝床で食べる白焼きが最高だと聞いたことがある。
落語の話だが、憧れである。

冗談はさておき、子供と争うように食べ終わった白焼きの後で来たのが冒頭の写真のまぶしである。御飯にまぶすからそういうのではないかと推察する。

作法によれば、1/3はそのまま食す。
つぎの1/3は薬味をまぶして食す
最後の残りは上記にかつおだしの利いた出汁をまわして、ウナギ茶づけとする。
その際には海苔も載せてね。
もちろん山葵も忘れてはならない。
甘い中にツンと来る山葵が盛夏に涼を呼ぶのだ。

これが、ま、絶品であって、この茶づけの粋なこと。

美味しゅうございました。

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