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以前からノンバーバルコミュニケーションに興味がある。
非言語コミュニケーション。または、ボディラングエージ。
デズモンド・モリスの「裸の猿」は風呂で繰り返し読む本の一つ。
この本は、マンガ原作者で劇作家でもある著者の、わかりやすいノンバーバルコミュニケーションの本だ。新規の内容があるわけではないが、マンガや芝居の話を例に引いたわかりやすさがある。
それにしても、
顔の表情55%
声の質(音程、大きさ、テンポ)38%
話すことばの内容7%
には改めて驚かされる。人は内容は大して気にしていない。一割以下であって、その人の表情や声の質を聞いているのだ。
つまり動物と同じであって、我々が意味のあること我を獲得したのはつい最近、ということなんだな。
こういうことって、知っておいた方がいいと思う。ビジネスの面だけでなく、友人や家族との会話の中でも。人に好かれる人ってのは、そういうところがいいんだな。それに英語の歌やジャズボーカルは、実際にはわかんないもんな。人の会話も音楽として理解すると、かえってわかりやすいのかもしれない。
これは腕の長さに関連があって、片方が手を出せたさわれるのが個体距離
公衆距離
360cm
社会距離
120cm~360cm
個体距離
45cm~120cm
密接距離
0cm~45cm
社会距離は両方。公衆距離は両方が手を出しても相手に触れない。
![]() | 裸のサル―動物学的人間像 (角川文庫)デズモンド モリス,Desmond Morris,日高 敏隆角川書店このアイテムの詳細を見る |
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