kan-haru blog 2015
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谷戸三輪神社秋の例祭
谷戸三輪神社の例祭は、2006年、2007年、2008年および2010年の例祭の記事を掲載してありますが、2015年の例祭は高校の後輩が神輿渡御の扇動を行い、家の間近かの大森町商店街通りを練り歩き、19時半過ぎに第1京浜国道で折り返すと聞きましたので、久しぶりに見にいきました。例祭は9月第1の土・日曜に開催され、今年は5、6日に開催されましたので、まず5日の午後に徳川時代には西大森村の小祠の鎮守様であったといわれる、大森町商店街通りに並行した道路添いの谷戸三輪神社にお参りしてきました。
2015年祭礼ポスター
谷戸の三輪神社は、氏子が大森三輪、鶴渡、邦西の三町会を擁し、地域は南北が大森町商店街通りの南側から、梅屋敷商店街通りの北側までのエリアで、東西が京浜急行電鉄線からJR東海道本線に接した大森西4丁目から7丁目までの地域におよびます。
谷戸三輪神社氏子の大森三輪、鶴渡、邦西町会の地域地図(再掲)
谷戸の三輪神社へは、大森町駅から西側線路添いに梅屋敷方に進み、斜めに進む右折路に折れて一直線に行くと、2つ目の四つ角を超えると左側が北向き鳥居の神社正門です。
北向きが正門の三輪神社 (左・右:0905)
正門を潜ると正面が三輪神社本殿で、奉納するとお守りお札とお神酒が授かります。
三輪神社本殿と奉納により授かるお守り札とお神酒(左:三輪神社本殿、右:奉納授かり品0905)
神社本殿の右側に神楽殿があり、神楽殿の右側に渡御前の宮神輿が鎮座しています。宮神輿は、打ち出し模様の吹き返しを大きく立ち上げた、延軒屋根の勾欄造りです。祭神は大国主命で、台座が二尺四寸(73cm)の行徳・浅子周慶の作で製造年度は不明ですが歴史あるお神輿です。
三輪神社神楽殿と宮神輿(左:神楽殿、右:歴史ある宮神輿0905)
三輪神社は、太平洋戦争の空襲により全社殿を消失し、1951年(昭和26年)に氏子により再建されましたたが、老朽化のために、1988年(昭和63年)に現社殿に再建されました。
三輪神社境内 (左・右:0905)
5日の三輪地区の子供神輿と山車の渡御は、13時ころに神社前から出発です。なお、子供神輿は三輪地区の他に、鶴渡地区および邦西地区の3地区において、それぞれからも渡御が行われます。
三輪地区の子供神輿 (左・中・右:0905)
子供神輿と山車の渡御は、15時30分頃大森第3小学校の北口門付近で出逢いました。
三輪地区の子供だし渡御 (左・中・右:0905)
宮神輿の大渡御の渡御は、残念ながら鶴渡と三輪地区の一部で6日に行われます。5日の中神輿の渡御は17時30分に西7丁目公園を出御し、邦西地区を巡行して、大森町商店街通りを東邦医大通りから第1京浜国道までの全区間練り歩いて、20時半に三輪神社に宮納め予定です。
三輪神社宮神輿夜間渡御1(左・中・右:0905)
しかし、三輪神社が圧巻の夜間渡御は遅れて、20時を過ぎて大森町駅に到着して、第1京浜国道の中央部までの渡御です。
三輪神社宮神輿夜間渡御2(左・中・右:0905)
国道をユータンした神輿は、三輪神社宮入りへとご帰還の最後の渡御です。
三輪神社宮神輿夜間渡御3(左・中・右:0905)
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