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kan-haruの日記

ITと技術 横浜火力発電所とキリン横浜ビアビレッジ見学 その2

2007年06月13日 | ITと技術
kan-haru blog 2007 写真:タワーを下から見上げる(拡大)

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タワー展望台見学
トゥイニー・シアターでの映像説明を見てから2班に分かれての見学で、展望台を先に見学する組となりツインタワー8号までの移動は貸切バスで向かいました。
発電所の構内は広大なため見学者や職員の移動は歩行では行けません。職員の移動は、車または自転車を利用しているそうです。
ツインタワーは、7、8号系列の排熱回収ボイラーからの排ガスを脱硝装置により、窒素酸化物を低減させた後の排気のため、高さ200mの2基のタワーにそれぞれ4本の煙突を束ねた巨大な排気塔で、四季折々に調和して合わせたライトアップにより東京湾のシンボルになっております。

 左:8号系列タワー脇から見た在来型排気塔(クリックで拡大)
 中:8号系列タワー脇から見た7号系列タワー(クリックで拡大)
 右:展望室エレベーター

展望室は、8号系列のタワーの高さ180mのところに展望室が設けられており、4本の煙突の隙間の東西南北の位置に4室設けられており、中央部にエレベータと展望室間の通路があります。
午前中の強い雨はおさまりましたが、まだ雨雲が残っており遠望はできませんでしたが、まず東側の展望室から時計回りに30分ほど巡回して眺望を楽しみました。

 左:タワー展望室
 中:円筒壁は煙突の周囲、通路の奥は展望室
 右:タワー煙突の製造銘板(クリックで拡大)

・東側展望風景
東側展望室から東北東を望むと、川崎市の京浜運河沿いに石油、LNG基地が点在し、その先に天気が良ければ東京国際空港が見られます。目を東に向けると、扇島の東京ガスや扇島火力発電所が見られます。東南東の眼下には、首都高速湾岸線の華麗なつばさ大橋が見られ、晴れていればその先にアクララインの橋梁が見えます。

 左:東芝西分工場、横浜市環境事業局 ふれーゆから扇島火力発電所右先端を望む(クリックで拡大)
 中:扇島東京ガス方面を望む(クリックで拡大)
 右:首都高速湾岸線つばさ大橋(クリックで拡大)

・南側展望風景
南側展望室から運河の対岸を見ると埋立面積は322haの大黒ふ頭で、横浜港の公共施設における取扱貨物量の約44%を取り扱う横浜港最大の近代的ふ頭です。真南の辺に、在来型発電設備の排気塔の先端が見え排気の白い煙が立ちのぼってます。埋立地の西端には、大黒ジャンクションがありそこから横浜ベイブリッジで横浜繁華街に繋がり、また首都高速神奈川5号大黒線が鶴見区の1号横羽線と結ばれています。

 左:つばさ大橋に結ばれている対岸の大黒ふ頭(クリックで拡大)
 中:南真正面に見える展望塔とほぼ同じ高さの在来型排気塔(クリックで拡大)
 右:大黒ふ頭の西端の大黒ジャンクションと横浜ベイブリッジ(クリックで拡大)

・西北側展望風景
南側展望室からの展望は、西空が生憎と厚い雲に閉ざされ視界が悪く見えませんでした。天気が良ければ、山下埠頭、大桟橋ふ頭、赤レンガ倉庫、ランドマークタワーから、横浜・神奈川の市街地が一望できるところです。
また、7号系列のタワーのはるか先に鶴見の総持寺の屋根が見えます。屋根の大きさより、本堂はかなり大きな建屋であることが、窺えます。

 左:山下埠頭方面を望む(クリックで拡大)
 右:総持寺方面を望む(クリックで拡大)

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