ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

劔に向けて・・・

2011年05月26日 00時00分07秒 | Weblog
少々無理をして、新しい登山靴を購入した。
「モンベル・アルパインクルーザー2500」
アッパーはヌバックレザーのハード仕上げで、「アルパインクルーザー3000」には劣るが、雪の低山でもOK。

何度か試し履きをさせていただき、履いた感触は「硬い」という感じだが、言い換えれば足首から下全体をすっぽりくるみガードしているといった感触だった。
また、実際に触れてみて、ツオロミー等のファブリクスと比較した場合、ソール硬さの違いが実感できた。
だがそれは、森林限界線を越える稜線歩きを主とし、岩場、ガレ場ばかりのルートを70リットルのザックを背負って歩くことに対して安心感を与えてくれることを意味する。

登攀時には、最上部だけ靴紐を締めずにいたほうが登りやすいと思ったし、自分の足形になってくれるまでにはまだ時間はかかるだろう。
本来であれば一年ほどをかけて自分の足形にしなければならないのだろうが、劔へはあと3か月しかない。
日帰り登山で回数をかせぎ、よりフィットさせなければならないのは必至だ。

などとちょっと真面目ぶって綴ってはみたが、本音を言えば自然と顔がほころんできてしまう。
もう嬉しくて嬉しくて!
新しい玩具を買ってもらった子供と同じだ(笑)。
いい歳をした親父が何をやっていると思われそうだが、嬉しいものは嬉しい。
そして何よりも、ザックと登山靴を購入したときこそ、「あぁこれで俺も山男の末端にいるんだなぁ」と感慨深い想いにかられる。
手入れは大変なのだが、末永く愛着を持って大切にしたいギアだ。