ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

久々の夫婦旅行 ①

2024年05月21日 20時01分46秒 | Weblog
女房と二人で旅行に出かけたのはもう10年ほど前のことになろうか・・・

今は夫婦二人だけの生活で、ある意味いたってお気軽な感じだ。
それほど山に興味がなかったかみさんだったが、いつしか一緒に日帰り登山に行くようにもなった。
ただ自分がいくら登山歴が長いとは言え、その殆どは北アルプスや八ヶ岳方面への泊を伴う、しかも重登山ばかり。
お手軽な日帰りの山はハッキリ言って多くは知らないし、登った経験も極端に少ない。
今になって調べ始めたというお粗末さだ。

さて、去年の秋くらいだったろうか、ふいに女房から「ねぇ一泊でいいから旅行に行ってみない? お互いの誕生月がちょうど半年空くし、年に二回くらいは行ってみない?」
と言ってきた。
ふと考えた。
二人で旅行に行ったのはほぼ10年前の北海道だった。
自分はと言えば年中登山で家を空けてばかり。
かみさんは友人と二人でたまに国内外の旅行。
言われてみれば二人で旅行など随分とご無沙汰してしまっていたなぁ・・・
なんか申し訳ないような思いになってしまった。
ほぼ即決のような形で出かけることだけを決めた。

泊まるにしても犬がいるし、ペットホテルは高いし、自動の餌やり機を活用するにしてもやはり一泊となるだろう。
時間や距離に限界はあるが、何処へ行こうかとあれこれ調べ始めた。
「まずはゆっくりゆったりと温泉かな」
互いに納得し、女房がまだ行ったことのない群馬県は伊香保温泉と決めた。
幸いかみさんの友人にトラベル関係の人がおり、宿の手配などの一切をお願いできた。

実を言えば、伊香保温泉は嘗て仕事(出張)で一度だけ行ったことがあった。
しかしあくまでも仕事であり、有名な石段を歩いたりなどの観光的なことはなかった。
今回はいろいろと見て回ることができそうかな。

12月上旬、車で一路伊香保方面へ出発。
初日は日本三大うどんで有名な「水沢うどん」を昼食に食べ、近くの水澤観音をお参りしてチェックイン。
水沢うどんは過去数回食べたことがあり、どの店に入っても味が大きく外れることはなかった。
一応ネットで調べ、人気No1の「大澤屋」に決めていた。

日曜日と言うこともあり、混雑が十分予想されることからやや早めに入店した。
これが大正解で、自分たちが入った直後から大勢の人たちが店の外で順番待ちをしていた。


水沢うどんの「大澤屋」

メニューは事前に調べており、天ぷらざるうどんを注文した。
うどんそのもののコシや歯応えなどはうどん好きの自分にとっては十分満足できるものだった。
強いて好みを言えば、讃岐うどんのような太麺が好きであり、もうほんの少し面が太ければ言うことなしだろうか。
揚げたての天ぷらも良い油を使っているなぁと思えた。
量的にはもっと食べたかったのだが、ホテルでの夕食時までとっておこう。


つけだれが二種あり、どちらを浸けても美味かった。

食後はすぐ近くにある「水澤観音」へと向かった。
紅葉はもう終わってしまっただろうと思っていたのだが、その思いは美しく裏切られた。
混雑がなかったこともあり、車を停めてすぐの石段の周りはまだまだ見事な朱色で染まっていた。


御朱印帳をお願いしている間にお参りを済ませたが、12月ともなれば標高の高いこの辺りは肌寒さを感じた。
ダウンジャケットを着て正解だ。


かみさんとのツーショット。
山頂では毎回撮るのくせして少しだけ照れる。

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