3月に入ってしまうと雪崩の起きる可能性が高い。
少しでも安心して登攀できるラストチャンスかも知れなかった。
猫魔ヶ岳。
標高はわずかに1400メートル程度。
しかし雪山の難易度で言えば、今までのようなSSTの様な訳には行かない。
傾斜のきついアップダウン、雪庇、風、etc・・・。
危険度、技術度、体力度。どれをとっても比ではないだろう。
「雄国沼」を巡るコースも選択肢にあったのだが、自分とO氏の二人なら、登攀コースで行けると判断した。
天候はまずまず。
問題は強風だった。
キャップとネックウォーマーの間、目鼻と頬に当たる風が痛いくらいに強く冷たかった。
稜線だけは慎重に進まねばやばいぞ~。
事前に二人で山岳地図を見てルートの下調べをした。
「おそらく、このあたりに雪庇があるんじゃないかな」
「強風だったら、ここの稜線は危険だな。突風でもきたら落ちるなぁ」
と話し合った。
いざ気合いを入れて慎重にスタート!
少しでも安心して登攀できるラストチャンスかも知れなかった。
猫魔ヶ岳。
標高はわずかに1400メートル程度。
しかし雪山の難易度で言えば、今までのようなSSTの様な訳には行かない。
傾斜のきついアップダウン、雪庇、風、etc・・・。
危険度、技術度、体力度。どれをとっても比ではないだろう。
「雄国沼」を巡るコースも選択肢にあったのだが、自分とO氏の二人なら、登攀コースで行けると判断した。
天候はまずまず。
問題は強風だった。
キャップとネックウォーマーの間、目鼻と頬に当たる風が痛いくらいに強く冷たかった。
稜線だけは慎重に進まねばやばいぞ~。
事前に二人で山岳地図を見てルートの下調べをした。
「おそらく、このあたりに雪庇があるんじゃないかな」
「強風だったら、ここの稜線は危険だな。突風でもきたら落ちるなぁ」
と話し合った。
いざ気合いを入れて慎重にスタート!