自分にとって毎年5月までが雪山シーズンとなっているのだが、GWが明けた頃に穂高連峰に行けるか否かは仕事の都合もあり定かではない。
ならば天候が安定しはじめた3月に本格的雪山に登ってしまおう!
と思い決めていたのが南八ヶ岳の縦走だった。
単独での縦走をと考えていたのだが、まだ雪の八ヶ岳を経験していないN君が半ば「ぼくも~」ってな顔をしていたので一緒に登ることになった。
まぁ実際には自分から誘ったのだが・・・
3月7日、仕事を終え車で一路長野県茅野方面へと出発。
美濃戸口の駐車場に着いたのが深夜の2時頃だった。
足元を十分に暖かくし、毛布を被って車中泊。
3月とは言えここは標高約1500m、さすがに底冷えする感じがした。
夜が明けての出発は8時過ぎを予定している。
初日はテン場の赤岳鉱泉小屋までなので、慌てる必要はなく5時間は眠れる。
前泊が車中泊の場合、睡眠時間が2時間ほどしかない場合もあるだけに、5時間というのは極めて貴重でありありがたい。
7時に起床し、目覚めの缶珈琲を飲んだ。
胃袋に温かい珈琲が届いて行くのが伝わってくる。
それほど冷え切った朝だった。
美濃戸口の駐車場。
圧雪された部分は完璧なアイスバーン状態だ。
自販機に行くにも慎重に歩かなければならない。
軽く朝食を済ませ、8時30分美濃戸口を出発した。
事前に調べて情報は得ていたが、想定していた以上に積雪量は多かった。
(これはこれで嬉しい)
ここから美濃戸にある小屋周辺までは約一時間の行程だが、まだ体が出来上がっていないこともありゆっくりと歩いた。
美濃戸へと続くルート。
車道でもあり道幅は広い。
太陽も徐々に昇り眩しさを感じる。
今日明日の天候は良好なようで楽しみな限りだ。
美濃戸で小休止を取った。
ここからルートは「北沢ルート」と「南沢ルート」の二つに分かれる。
今回は赤岳鉱泉小屋へと向かうため北沢となる。
左へと進むのが北沢ルート。
斜度も少しずつ増し、樹林帯ルートとなってくる。
途中何人かの下山者とすれ違った。
その都度予定している縦走ルートの情報を仕入れてはいるのだが、殆どの人が赤岳のみか硫黄岳のみであり、最も知りたかった横岳から赤岳への縦走をした人はいなかった。
これはこれで仕方あるまい。
今回の縦走ルートは、鉱泉小屋を基点とし硫黄岳へと登攀する。
そこから横岳へと縦走し、更に三叉峰、石尊峰、鉾岳、日の岳、二十三夜峰を経由して赤岳を目指す。
今までに何度もトライしてはいるコースなのだが、硫黄岳から赤岳へと一気に縦走するのは久しぶりとなる。
過去の縦走の多くは初日は赤岳のみで、翌日に硫黄岳から横岳を縦走し「地蔵の頭」から下山するというもの。
それだけに懸念しているのは自分の体力と持久力だ。
自信がないわけではないが、もう歳も歳だしいい加減無理は利かないと思う。
幸いに明日はアタックザックのみでの縦走なので、今日よりは負荷は少ない。
美濃戸分岐点から約一時間で「堰」のポイントに着いた。
ここで軽く腹を満たし、アイゼンを装着した。
ここから先のラスト一時間はより積雪が増し、アイゼン無しでは厳しいルートとなる。
テントを背負ってとなると、尚のこと体重が増すわけだからズボッと埋まってしまうのは目に見えている。
アイゼン装着。
ピッケルはまだ不要。
テン場到着は昼頃を予定しているので、全く急ぐ必要はない。
到着したらのんびりとテントを設営し、のんびりと昼食を食べよう。
ならば天候が安定しはじめた3月に本格的雪山に登ってしまおう!
と思い決めていたのが南八ヶ岳の縦走だった。
単独での縦走をと考えていたのだが、まだ雪の八ヶ岳を経験していないN君が半ば「ぼくも~」ってな顔をしていたので一緒に登ることになった。
まぁ実際には自分から誘ったのだが・・・
3月7日、仕事を終え車で一路長野県茅野方面へと出発。
美濃戸口の駐車場に着いたのが深夜の2時頃だった。
足元を十分に暖かくし、毛布を被って車中泊。
3月とは言えここは標高約1500m、さすがに底冷えする感じがした。
夜が明けての出発は8時過ぎを予定している。
初日はテン場の赤岳鉱泉小屋までなので、慌てる必要はなく5時間は眠れる。
前泊が車中泊の場合、睡眠時間が2時間ほどしかない場合もあるだけに、5時間というのは極めて貴重でありありがたい。
7時に起床し、目覚めの缶珈琲を飲んだ。
胃袋に温かい珈琲が届いて行くのが伝わってくる。
それほど冷え切った朝だった。
美濃戸口の駐車場。
圧雪された部分は完璧なアイスバーン状態だ。
自販機に行くにも慎重に歩かなければならない。
軽く朝食を済ませ、8時30分美濃戸口を出発した。
事前に調べて情報は得ていたが、想定していた以上に積雪量は多かった。
(これはこれで嬉しい)
ここから美濃戸にある小屋周辺までは約一時間の行程だが、まだ体が出来上がっていないこともありゆっくりと歩いた。
美濃戸へと続くルート。
車道でもあり道幅は広い。
太陽も徐々に昇り眩しさを感じる。
今日明日の天候は良好なようで楽しみな限りだ。
美濃戸で小休止を取った。
ここからルートは「北沢ルート」と「南沢ルート」の二つに分かれる。
今回は赤岳鉱泉小屋へと向かうため北沢となる。
左へと進むのが北沢ルート。
斜度も少しずつ増し、樹林帯ルートとなってくる。
途中何人かの下山者とすれ違った。
その都度予定している縦走ルートの情報を仕入れてはいるのだが、殆どの人が赤岳のみか硫黄岳のみであり、最も知りたかった横岳から赤岳への縦走をした人はいなかった。
これはこれで仕方あるまい。
今回の縦走ルートは、鉱泉小屋を基点とし硫黄岳へと登攀する。
そこから横岳へと縦走し、更に三叉峰、石尊峰、鉾岳、日の岳、二十三夜峰を経由して赤岳を目指す。
今までに何度もトライしてはいるコースなのだが、硫黄岳から赤岳へと一気に縦走するのは久しぶりとなる。
過去の縦走の多くは初日は赤岳のみで、翌日に硫黄岳から横岳を縦走し「地蔵の頭」から下山するというもの。
それだけに懸念しているのは自分の体力と持久力だ。
自信がないわけではないが、もう歳も歳だしいい加減無理は利かないと思う。
幸いに明日はアタックザックのみでの縦走なので、今日よりは負荷は少ない。
美濃戸分岐点から約一時間で「堰」のポイントに着いた。
ここで軽く腹を満たし、アイゼンを装着した。
ここから先のラスト一時間はより積雪が増し、アイゼン無しでは厳しいルートとなる。
テントを背負ってとなると、尚のこと体重が増すわけだからズボッと埋まってしまうのは目に見えている。
アイゼン装着。
ピッケルはまだ不要。
テン場到着は昼頃を予定しているので、全く急ぐ必要はない。
到着したらのんびりとテントを設営し、のんびりと昼食を食べよう。