ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

HOST FAMILYとして・・・2

2008年09月30日 22時26分59秒 | Weblog
今朝早く成田へ向け1台のバスが出発した。
正確には「出発してしまった」だろうか。

9月25日(木)からわずか6日間だったが、オーストラリアからの女の子がホームステイした。
初めての海外旅行(研修)、そして初めてのホームステイは、さぞかし不安の多かったことだったろうと思う。
幸いホームシックにはならなかったようだったが、逆に私の家族の誰もが、今はまるで気の抜けたコーラの様になってしまっている。
みんな寂しいのだ。

彼女はまだ16歳。だがそこは外国人。20歳くらいの女性に見えた。
明朗で、素直で、笑顔の似合う女の子だった。
日本語を彼女なりに勉強してきたようで、返事や場に応じた挨拶などは、こっちが驚くほど流暢だった。
忍者や侍を見たかったようで、「日光江戸村」へ連れて行った。
忍者劇場はそりゃもう興奮してたなぁ(笑)。それだけ神秘的な何かがあるんだろうと思う。
食事は「醤油味」もOK。「ウドン オイシイデース♪」大きな瞳が印象的だった。

昨夜、我が家での、そして日本での最後の夜。
ゆっくりと日本語でお礼を言ってくれた。ちょっと涙ぐんでたっけ。
私が「Please don’t you cry. Smile become you.」と言うと、なおさら泣いてしまった。
でもってそれを見て私も思わず・・・(笑)。

本当に笑顔が似合っていた。
日本の生活に、そして我が家にとけ込もうとしていた健気さがいじらしい。

今朝、我が家の娘が一人帰って行った。

HOST FAMILYとして

2008年09月11日 22時28分51秒 | Weblog
3年前の秋。息子が中3の時だ。
通っていた中学校の姉妹校がオーストラリア(パース)にあり、約2週間の研修旅行に出かけた。
そのうちの約半分はホームステイのお世話になった。
翌年(2年前)の秋。今度は我が家にオーストラリアから高校生の女の子がホームステイした。
昨年は娘がオーストラリアへ。そしてまた今年(今月末)はホストファミリーとして女子高生を受け入れることになった。

2年前、初めてのホストファミリーとして家族の誰もが緊張した。
日本の生活様式。つまりは家に上がるときの靴の着脱、風呂の入り方、寝具等々。
片言の英語と身振り手振りで私が説明したが、ほぼ通じたようだった。(さだかではないが)
特に気を遣ったのが「食事」だった。
醤油味がどうしてもだめで、普段何気に使っているステーキソースでも、やはり日本人向けの味になっていることが初めてわかった。
可愛そうなことをしてしまったと大いに反省している。

さて今回だが、いかなる女の子が来るのだろうか。
楽しみ半分、不安半分というところだ。
前回の反省を基に、少しでも我が家でいい思い出を残してあげたい。

アウェーとの闘い

2008年09月08日 23時26分00秒 | Weblog
W杯アジア地区最終予選が始まった。
土曜深夜、と言うか、日曜の早朝AM3:00過ぎのKickOff。
結局一睡もせず朝までTV観戦をしてしまった。

対バーレーン戦、厳しい闘いになることは十分予想できていた・・・が、試合終了直前まで3-0で日本がリード。
「へぇ~なかなか」と、思いながらも終始一抹の不安が残る。
そして的中してしまった。
いろいろと言いたいことはあるが、W杯に出場するためのトーナメントは「勝ち点がすべて」といっても過言ではない。勝ち点3をゲットしたことは極めて大きな意味がある。
されどやはりアウェー、しかも中東だ。
想定内と言えばそれまでだが、洗礼を受けたようだ。

前半終了後のハーフタイム。
日本チームのロッカールームの冷房が切られていた。
それが偶然的なことなのか、人為的なことなのかは知るすべはない。
気温約34℃。そして蒸し風呂のような湿度の中、前半を終えて戻ってきたらこのざまだ。
嘗ては練習場のピッチに大量の「釘」が落ちていた。
夜間練習時に突然照明が切れ、練習ができなくなった。
「ここはアウェーだから。中東だから。」で納得している選手スタッフにも正直呆れかえる。
神経質になりすぎてはいけないことはわかる。だが、PKの時に、蹴る選手の目をめがけ、ピンポイントで何らかの光が照射されるような環境で試合をすることがどうして許されようか。

*それでもPKに集中し、点を決めた選手は「お見事!」と言うべきだ。

ピッチ上の釘。冷房なしの控え室。こんなのは氷山の一角だろう。
誰がやったのかは問題なのではない。起こったこと自体が問題なのだ。そして何故起こったのか。原因は必ずあるはず。
サッカー協会。スタッフ。チーム。ひいては国民性までも疑ってしまう。
だからいつまでたっても中東のサッカーは進歩がないのだ。
ありあまるオイルマネーでビックプレーヤーを帰化させても、本物の選手ならば厭戦気分になるはず。そう、本物の選手ならばだ。

過去の歴史に原因の一つがあるとしても、歪んだナショナリズムしか持てない中国と同様、中東のサッカーは世界から取り残されるのは必至だろう。

久しぶりに・・・(笑)

2008年09月01日 22時52分59秒 | Weblog
先日、嘗ての職場の仲間と会った。
この四人がそろって酒を酌み交わすのは約二年ぶりだろうか。

あの頃は信じられないようなおバカぶりをしたものだ。
「この中で一番まともなのは、俺だな・・・。」と
各自が勝手にそう思いこんでいる。
年に数回は一緒にツーリングに行った。
もちろん酒も浴びるほど飲んだこともある。
仕事仲間ではあるが、一切の利害関係はない。
純粋に、いや、単純に「仲間」なのだ。
互いにいい歳をしてはいるが、どうしてあれほどまでにバカになりきれるのかが不思議だ。
それぞれが個性が強く、かといって気心を知っているから悪い意味でぶつかり合うことがない。「こう言えば必ずわかってくれる」という自信もある。

その四人が久々に会って飲んだ。
今はそれぞれが別の職場に分かれてしまっているだけに、顔を見られただけでも嬉しい。
男同士ならではの話あり。まじめな話あり。それでも腹をかかえて大笑いしたなんて本当に久々のことだった。
いつまでも大切にしたい仲間だ。