ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

劔岳リベンジ「登山は道連れ」

2020年11月26日 22時23分10秒 | Weblog
雷鳥平キャンプ場を過ぎ橋を渡り、いよいよ雷鳥坂へと差しかかった。
「思っていたよりも暑くなりそうだ・・・」
そう感じさせる程の残暑の日差しだった。

岩だらけの緩やかな上り坂を越え、稜線へと上がる。
その上がり口になるのが通称「ナナカマドカーブ」と呼ばれるポイントだ。
通称とは些か大袈裟で、これは稜線への上がり口の角にナナカマドがあるからだけのことで、自分が勝手に名付けただけのこと。
もちろん地図にもそのようなポイント名は存在しない(笑)。


ここに来ると「いよいよ雷鳥坂だ」と思い、下山時であれば「やっと終わりか・・・」と感じる。
紅葉にはまだまだ早かったが、ここから始まる急登攀に備え水分を補給した。

徐々に汗が噴き出し始め、その汗は頬を伝い顎から地面へと落ちていった。
「あの時(7月末)の寒さが嘘のようだ。」
何度もそう思いながら一歩ずつ足を運ぶ。
時折足を止め空を見上げた。
「なんて青さだ。たまんないなぁ!」
快晴であり、汗が流れ出るとは言っても真夏程の暑さではなく、心地よい暑さだった。

稜線を登りながら気付いたことがあった。
自分の後方から何やらにぎやかな会話の声がずっと聞こえている。
振り返ると二人組の女性登山者だった。
年齢的には自分とそうは変わりないだろうか・・・。
それにしても元気だなぁと感心してしまう程大きな声だった。

自分が休憩を終えスタートし始めようとする頃に自分に追いつき挨拶を交わした。
その後はずっとその繰り返しで、挨拶はやがて会話へと変わっていった。
そしていつの間にか三人一緒に稜線上を登るようになっていった。

一本の飛行機雲が見えた。

初秋ではあったが、見上げた空は夏そのものだった。
数分後「あっらー、いつの間にか一杯!」
女性の声に誘われるように空を見上げると、四本のラインが大空に引かれていた。


滅多には見られないと思った。
「なんか得した気分になりましたよ。」
「やっだー、元気もらっちゃった感じねぇ」と言い大声で笑う二人。
いやいやどうして、その笑い声に自分が元気をもらった思いだ。

休憩時には、何と!よく冷えたリンゴを頂いてしまった。
恐縮の限りだった。
こんな時にこんな場所で冷えたリンゴが食べられるだなんて、唯唯感謝である。

お二人は地元富山県の方で、この辺りは何度も来ているそうだ。
今日は日帰りで劔御前まで登るという。
「地元っていいですね、羨ましいです。日帰りで来れるんですから。」
「そうなのよ、住んでるところは魚津っていうところだから、朝早く出れば日帰りができちゃうのよ。」
と言ってまた大きな笑い声。
この二人の笑い声を聞くだけで、いつものBCAAやOCAAは不要だった。
疲れを疲れと感じさせないくらいのパワーがある(笑)。

雷鳥坂最後の急登攀になった。
ここさへ登り切れば乗越(のっこし)だ。
今日一番の頑張りどころである。

ナナカマドカーブから乗越まで1時間40分で来た。
想定よりも30分ほど早く着くことができた。
これもこの二人の天然BCAAのおかげだろう(笑)。
というか、このお二人の体力もかなりのものだと思った。

劔御前小舎前で劔岳を見ながら一服した。
そして行動食を食べながらお互いの物を「どうぞ」と受け渡しをした。
お二人とはここでお別れである。
心なしか淋しい。

久しぶりの単独で臨んだ劔岳のはずだった。
今日一番の頑張りどころのはずだった。
頑張るどころか、いたって楽しく登ることができた。

別れ際に握手をし、記念写真を撮った。

エネルギーとポジティブさを頂いた魚津からのお二人。
ありがとうございました。 m(_ _)m

劔岳リベンジ「今年の夏は長梅雨」

2020年11月21日 22時16分45秒 | Weblog
毎年7月の最終週に出かけている劔岳方面への登山。
今年も連年通りの梅雨明けを期待していたのだが、7月末になってもほぼ毎日のように空は泣いていた。
「行くだけは行ってみよう」と思い車を走らせたが、初日からかなりの雨脚の中をテントを背負って歩くことになった。
劔沢テン場に着き、雨の中でのテント設営は何かと動きに制約があり、いくら気をつけてはいてもテントの中は濡れてしまった。
設営後も雨は止むことはなく、トイレ以外はテントから出る気も失せた。
「明日はやっぱり無理だろうなぁ・・・」
呟く言葉にも力強さは無い。

フライシートに当たる雨粒の音は一晩中響き渡り、目が覚めるとその音は昨日よりも大きくなってしまっているようだった。
気持ちを切り換えるのに時間はかからなかった。
強い雨脚の中さっさとテントを撤収し下山開始。
寒い・・・
これが7月末の夏なのかと思える程肌寒かった。
動き出せばなんとか体は温まっては来たが、指先はかじかみ標高2700m近くになると息は白くなっていた。

室堂まで戻ってきた。
衣服の内側は汗で、外は雨で濡れ、できれば着替えをしたかったが、「まぁいつものことか」と思いそのまま2時間を掛け駐車場まで戻った。

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8月は大した山にも登らず、日帰りのごく軽い登山だけだった。
「9月にもう一度登ろう。あの山だけは外すことはできない」
そう思いながらコロナの夏が過ぎていった。

そして9月15日、文句なしの快晴の中、劔岳・北方稜線を目指した。

14日、仕事を終え食事と風呂を済ませそのまま出発。
単独での劔岳は3年ぶりの事になる。
本来の自分の登山スタイルであり、カッコつけて言うなら「孤高と孤独の劔岳」だろうか(笑)。

深夜、信濃大町駅付近へと来た。
自分の好きな通りを走る。


上手く言い表せないが、何故か深夜帯のこの通りが好きでならない。
「あぁ今回も来たんだなぁ・・・。また劔に登れるんだ。」
と、いつしかこの通りに来ると毎回思うようになった。

扇沢駐車場で車中泊(仮眠)をし、朝一の黒部アルペンルートで室堂へ向かった。


扇沢駅前。
つい二ヶ月前の大雨が嘘のような快晴に心が躍った。
夏程ではないだろうがそれなりに汗をかきそうな予感がした。


室堂ターミナルで登山届けを提出し、水を汲みいざスタート。
あの立山連峰の向こうに劔が、そして北方稜線がある。
今回の北方稜線はごく一部だけの縦走で、劔のてっぺんを越え「長治郎の頭」までを往復する予定だ。
そして宿は「劔沢小屋」。
山小屋を利用する事への不安はあった。
過去に例のない外出自粛や密を避けることへの不安だった。
もちろん小屋自体で様々な対策をしてはいるし、自分自身も同じだ。
それでも一抹の不安は拭いきれないが、それはどこへ行っても同じだろう。


室堂ターミナルから日本海(富山湾)が見えた。
空の青と海の青のコントラストが美しい。
それを標高2500mの地点から見ていることになる。
あまりにも当たり前すぎることだが、これってすごく贅沢なことだと改めて思った。

ミクリガ池を過ぎ、「雷鳥荘」を過ぎ、石段への下りに差しかかるポイントで一人の登山者とすれ違った。
目立つカラーのTシャツを着ていただけにちょっと目に留まった。
だが目に留まった理由はそれだけではない。
そのTシャツは、色こそ違え自分も何着が持っている物だった。
そう、劔沢小屋オリジナルのTシャツだったのだ。
そしてもう一つの理由は、その人はサングラスこそしてはいるものの明らかに「あの人だ」と分かった。
間違いない「多賀谷治さん」である。
劔・立山方面の山岳ガイドの第一人者であり、日本を代表する山岳ガイドの重鎮であると言っても過言ではない。
自分が最も憧れ、尊敬して止まない人なのだ。
つい3年前の夏の劔でもお会いすることができ、劔沢小屋で一緒となった。
これでお会いできたのは4度目となる。

声を掛けてみた。
自分の名前を言い、以前何度かお会いしたことを伝えた。
すると「2・3年前に劔沢小屋で会いましたよね。確かあの時は仲間の方と一緒だったような・・・」
覚えていてくれたことは正直意外だった。
こんな箸にも棒にもかからないような登山者の一人を覚えていてくれた事が不思議な程だった。


多賀谷さんとのツーショット。
この上ない光栄と感謝だ。

「そうですか、毎年劔に来ているんですね。素晴らしいことだと思います。」
自分にとって雲の上の存在であるにも関わらず、常に低姿勢で謙虚。
自分もこうでなければと願う。

握手をして別れた。
いい歳をしてテンションが上がってしまった(笑)。


これから登る雷鳥坂でさへ楽しみでならない程にやる気十分だ(笑)。


思い出の一枚。
2017年の7月、劔沢小屋にて。

親子で初めて山へ「残雪にウキウキ♪」

2020年11月18日 22時22分16秒 | Weblog
昼食を済ませ下山の準備をした。
小屋の入り口から入ってくる太陽の明かりがやけに強いと感じながら外へと出てみると、なんと青空が!
「よし、朝日岳をバックに撮ろうか」と言い、朝日岳を指さした。


最も奥に見えているのが朝日岳。
「こんなに快晴になったし、ここからなら朝日岳までの往復は2時間でおつりがくるけど、どう?」
と聞いたが、想定していた通りの返答だった(笑)。


やっと遠くの景色を見ることができて嬉しそうな娘。
すると思いがけないことを言ってきた。
「やっぱりここまで来なきゃ見られない景色ってあるんだねお父さん。すっごくきれい。」
「だろう、なんなら劔岳も案内するよ(笑)」
もちろん冗談で言った。

小屋からはずっとなだらかな下り坂であり、足元の石や岩に注意さへすれば大丈夫なのだが、小屋を出てすぐのカーブに来るとルート上は残雪となっていた。


これには二人共驚いていたようで、娘に限っては大はしゃぎだった。
「ねぇねぇお父さん、見て見て!雪だよ。まだ雪がこんなに残ってるよ!」
自分にとってはこの時期の残雪は珍しくもないし、いたって普通のことだけに、はしゃいでいる娘を見ている事の方がおもしろかった。
「あんまりはしゃぎすぎると転倒するぞ」と注意はするが、聞く耳は持っていないようだった(笑)。


残雪上で自撮りする娘。
本当に嬉しそうだった。


バックの稜線上の赤○が峰の茶屋(避難小屋)。
「浮き石に乗ると転ぶから気をつけて」と言うものの
「浮き石ってな~に~?」
まぁ怪我さへしなければ、これも楽しい会話だろう。


樹林帯まで下山してきた。
「あとどれくらいで着くの?」
「20分くらいかな」
「げっ! まだそんなにかかるの・・・」
2時間ならわかるが、山における20分というごく短時間の感覚のズレを感じた(笑)。


途中で見つけた樹木の花。
名前はわからない。


これも名前はわからない。


これは「なんとかスミレ」

「なんだお父さん、あんまり山の花知らないんだね(笑)」
「俺が詳しいのは夏山の高山植物だけなの!」
そんな会話をしながら駐車場へと戻ってきた。

たった半日の登山だったが、娘と登ったのは7年ぶりのことであり、家族では初めての登山。
「これが北アルプスだったらなぁ・・・」とも思う。
贅沢は言わないが、せめて室堂平周辺だけでも歩いてみたいものだ。
だが、室堂平から僅かに見える劔岳を目にしたら、やっぱり・・・(笑)。

初めて親子で山へ「ちょっと贅沢♪ かな~り贅沢♪」

2020年11月16日 21時51分31秒 | Weblog
茶臼岳外周ルートももうすぐ終わるというポイントまで来た。
この外周は何度も訪れてはいるが、ほぼフラットなルートであり初心者でも何の問題もなく歩くことができるお薦めルートだ。


見覚えのある橋。
この橋を過ぎれば通称「峰の茶屋」と呼ばれる避難小屋がある。
今日は風もあるため屋外ではなくその小屋の中で昼食を予定している。

時刻は丁度正午となった。
早速中へと入るが、さすがに平日は空いており誰もいなかった。


バーナーを組み立て先ずはお湯を沸かし温かいスープを作る。
次に保冷剤で冷やしておいたソーセージを炒める。

後は女房が作ってくれたおにぎりと漬け物を添えて「いただきます♪」


いつもはコンソメかブイヨンの簡単スープだけに、お湯を注ぐだけとは言えこんな濃厚スープを山で飲むなんて自分にとっては贅沢な思いだった。


少しお疲れ気味の二人だったが、エネルギー補充で満足な様子(笑)。

さて食後の贅沢「ドリップ珈琲」の出番だ。

これもいつもならインスタントのスティック珈琲で終わるところだが、今日は接待的な意味合いもありリッチに行こうと決めていた。
「山でこんな珈琲が飲めるなんて嬉しい♪」という娘の一言が嬉しかった。
内心(「どんなもんだ」)と思っていたら・・・


何と、女房からリンゴと手作りの珈琲ロールケーキが・・・

「ありゃぁ~上手がいたか(笑)」
そんな思いだったが、これはこれで大いにありがたく、長い自分の登山歴の中でもある意味最も贅沢なデザートだったと言えよう。

初めて親子で山へ「茶臼岳外周」

2020年11月09日 00時01分31秒 | Weblog
茶臼岳外周に向け、再び牛ヶ首ポイントまで戻る途中のことだった。
往路の時には気付かなかった植物が目に留まった。


足元に生息しているこの植物。
「まさか・・・」と思いながらじっと観察した。

「どうしたのお父さん?」
という娘の問いかけに「う~~ん・・・」としか答えられなかった。
この植物、葉だけではあったがどうみても「ハクサンイチゲ」にしか見えない。
まだ花は咲いてはいないが、しかしいくら何でもこの時期にハクサンイチゲが・・・。
毎年7月に登っている劔岳周辺ではかなりの群生となって咲き乱れているだけに、見間違うことはないと確信してはいるが・・・。
「いや。それにしても早過ぎるなぁ」
「なに独り言いってるの」と言って娘に笑われた。
今でも気になってはいるのだが、確かなことは分かっていない。
(調べていない)

さて、やや風も治まってくれ歩きやすくなってきた。
牛ヶ首ポイントで小休止を取り、茶臼岳外周へと向かった。
ここから先の茶臼岳外周はほぼフラットなルートであり、歩きやすさは問題ない。
せめてガスが取れてくれれば、裏茶臼から見渡せる日光や会津方面の山脈(やまなみ)にため息が出る思いになるのだが・・・。


牛ヶ首ポイントにて。
山の洗礼を知らない二人だが、無理に知る必要はないと考える。
非日常的な感動はあるが、非日常的な過酷さもあるのが山という自然だ。
天候がまずまずの時にだけでもいいから登ればいいと思う。

外周へとスタートし「(道がフラットで)あぁ楽だわ!」と喜んでいる二人。
時折振り返りながら様子を見るがそれなりに楽しんでいるようで安心した(笑)。

10分も歩けばガスが吹き出ているポイントに着く。
「この先岩肌からガスが出ているポイントを通るからよく見ておくといいよ。」
「えっ、ガス? それって噴火みたいなもの?」
「いやいや、唯の蒸気みたいなものだけど、岩肌は硫黄で黄色っぽくなってるよ。」


画像では黄緑色っぽくなっているが、実際にはもっと黄色に近い。


右下に小さく写っているのが娘。
左上にはガスが吹き出しているのが分かる。

このガスの吹き出しと硫黄にまみれた岩には結構驚いたようであり、これぞ非日常的感動だろう。
それだけでも連れてきて良かったと思った。

時刻は11時30分をまわった。
「外周が終われば避難小屋があるからそこでお昼を食べようか。」
「やったぁー!」
温かい物が飲みたいという、事前に言われた二人のリクエストにお応えしてバーナーは準備してきている。
スープと食後の珈琲くらいは出してあげましょう!


昼食が決まると幾分足取りも軽く(早く)なった様にも見える(笑)。

さぁ、避難小屋まであと20分くらいかな。

初めて親子で山へ「南月山へ」

2020年11月03日 00時22分13秒 | Weblog
那須岳(茶臼岳)は標高2000mにも満たない中山であるが、活火山であることから森林限界線はいたって低い。
推測だが、標高1400mあたりを越えてしまへば樹木は無く、背丈の低い植物のみしか生息していない。
それ故に岩稜地帯が多くあり、低い山であるにもかかわらず岩場の縦走を楽しむことができる。

「牛ヶ首」と呼ばれる分岐へと向かった。
岩場のアップダウンはあるものの、所詮この辺りは遠足ルートでありたかが知れている。


岩稜地帯にはまったく慣れていない二人。
見ていておかしくなる程足元が危うい(笑)。
はぁ~(ため息)・・・なんだかだと言っても女性だったか(笑)。

牛ヶ首分岐点は風の通り道であり、かなりの強風が吹いていた。
とは言え、おそらくは風速10m程度であり、山ではごく普通の風に過ぎない。
しかし女性陣にしてみれば、立って休憩していること自体がそれなりに辛いものなのだろう。
休憩もそこそこに南月山方面に向けてスタートした。


やや風も落ち着き、リラックスした様な二人。
「どう、そろそろ一枚脱いだら?」
とアドバイスをするも「無理!」の一言だった。

途中桜が咲いていた。
この辺りの桜は「峰桜」と言って、開花時期は丁度今頃になる。
「ねぇお父さん、桜が咲いてるよ。」
と、少し嬉しそうな娘。
「初夏の頃になれば高山植物がたくさん咲くんだけどね。今はまだまだ花の咲く植物は少ないんだよ。」
「へぇお父さんていろいろ知ってるんだね。」
あったり前だーちゅうの!
だてに30年以上登山している訳じゃないちゅうの!
とは言わなかった。


峰桜の前でパチリ。
ちょっと心が和む出会いだった。

さて、南月山まではまだあるのだが、今日のこの天候を考えればあまり無理をすることはできないと判断した。
南月山の手前にある「日の出平」までとし、そこから牛ヶ首まで折り返すことにした。

全体的にはごく緩やかなアップダウンなのだが、ピンポイントではそこそこの急斜面もある。

「はいお二人さんマイペースでいいから頑張って!」
返事がない・・・。
「大丈夫?」
返事がない・・・。
登り終え、数秒後に「はぁ~きつかった。はぁ~はぁ~」
ここで笑ってしまうと、頑張っている二人に対して完全に上から目線になってしまうと思ったが、正直言って笑いを堪えるのに一苦労した(笑)。

それにしても普段の生活では考えられないことの連続だった。
いつもは感じることのあまりない「か弱い女性」を見ているようだった(笑)。


日の出平にて。
せめてガスが切れ、周囲の風景が拝めれば気持ちも晴れやかになり、二人にとって登攀意欲も上がると思いたい。