ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

春の筑波山 「今日は固形燃料で」

2023年02月15日 20時51分22秒 | Weblog
昼食は土産店が数件あるすぐ近くのテーブルを利用した。
天候も良く、ここなら風景を愛でられるしトイレも近い。
女性が一緒の場合、トイレに関しては重要な問題だ。

メニューはいつものカップ麺(大盛り)だが、今日は火器をバーナーにはせず固形燃料をチョイスした。
理由は「ただお気軽な日帰りだから・・・」だ。
バーナーと比べれば火力は落ちるため沸騰までに時間は要するが、のんびりとした登山ではもってこいの火器だと思っている。


画像には写ってはいないが、使用したのはアウトドア界では有名なESBIT(エスビット)社製のもので、数種類持っいる中で「クックセット」を持参した。
400ccまでのお湯を沸かすことができるものだが、ポケット内にも収まる「ポケッタブルミリタリー」が最も有名であろうか。
因みにミリタリータイプの物は、古くはWWⅡのドイツ軍でも使用され、現在でもスイス陸軍、ドイツ陸軍でも支給品として使用されている。(と聞いたことがある)
まぁ軍で使用されているというだけあり、堅牢さは保証済みだ。

さて、お湯も沸き程良く汗をかいた後のカップ麺を頂いた。
いつものことながら山で食べるラーメンの味は格別だった。(笑)

軽く食休みをし、下山開始。
下山ルートは、ケーブルカーの線路にほど近い樹林帯の中を通る。
先ずは往路において実践してきたことの復習を兼ね、下山口を探すためのコンパスワークをした。


地形図の上にコンパスを置き、その後コンパスを持ったまま体を回転させながら目的の登山口をピンポイントで探す作業。
「あらっ、ほんとにあった! なんか不思議ですね。」

これを下山途中でも何度か繰り返した。
コンパスワークを覚えるコツは、頭で考えるより「実践を繰り返すこと」と思っている。

疲労感は全くなく、暖かな春の日差しの中での軽トレッキングだった一日。
たまにはこんな登山もいいものだ。