わしが小さいころ、デパートに行く楽しみといえば、おもちゃやお菓子なんかを買うてもろうて、屋上遊園地で遊んで、レストラン(食堂)でお子様ランチを食べること。
東京ディズニーランドを見た後は、目もあてられんくらいショボイ遊園地に見えるんじゃが、それでも子どものころのわしにとっちゃ、文字どおりの「夢の国」じゃった。
もう40年以上前のことじゃ。
【問題】
近年、中国地方の百貨店から屋上遊園地が姿を消していますが、2010年1月11日(月)で営業を終えるデパートはどこでしょうか?
1.そごう広島店 2.福屋八丁堀本店 3.天満屋広島八丁堀店 4.広島三越
【正解】
1.そごう広島店
【解説】
子どもにとっては「夢の国」だった。
帰りはおもちゃ売り場に寄り、大きな食堂でお子様ランチ。
日本が高度成長の波に乗り始めたころの風景だったろう。
どのデパートも競って遊具を整えた。
しかし、さまざまな子どもの遊びが増えていき、そのうち忘れられていく。
広島市の中心部で最後まで頑張っていたそごう広島店の遊園地も、あさって営業を終える。
(「天風録 2010年1月9日」中国新聞社)
メリーゴーラウンドや小型SLなどの遊具、ゲーム機器が並び、ステージも備える。
そごう広島店によると、利用者は1994年ごろから減少傾向にある。
大阪市の遊技機械メーカーが運営しているが、維持の負担増などから閉鎖を決めたという。
(「百貨店の屋上遊園地消える」中国新聞社)
そごう広島店が開店したのが1974年じゃけえ、わしゃ遊んだ記憶がない。
自分の子どもを何回か連れて行ったことがあるくらいじゃ。
2008年に屋上の遊具を撤去した福屋八丁堀本店のほうが記憶にある。
うちの女房は学生のころ、友達とそごうの屋上で遊んで、広島東映(現・東急ハンズ広島店)にあった店でフライケーキを食べとったらしい。
その店で食べるうどんには、丸ごと一匹のエビの入った天ぷらうどんがあったそうじゃ。
…ご存じの方はおってですかの?
奇しくも、同じ1月11日(月)に東京台東区の「浅草花やしき」のお化け屋敷も営業を終わるそうじゃ。
1984(昭和59)年に設置された、遊園地「浅草花やしき」(東京都台東区)のお化け屋敷が、1月11日(祝・月)に約30年の歴史に幕を下ろす。
花やしきのお化け屋敷は、約60メートルの通路を歩いていくと生首などのお化けに遭遇するという、至って普通のお化け屋敷。
だが、客から「子供の霊がいた」「白い着物が見えた」などという声が…。
「誰も入場していないのに勝手にセンサーが作動して仕掛けが動き出した」なんて体験をした従業員も出てきて、いつしか“本物のお化けが出るお化け屋敷”として有名になったのだ。
(「「花やしき」のおばけ屋敷が1月11日に営業終了!ラストは“お化け居酒屋”に」東京ウォーカー)
わしゃ東京出張の時、「浅草花やしき」の近くに行ったことはあるが、さすがに野郎1人で入ろうとは思わんかったが…。
大きな声じゃいえんが、わしゃ、おばけが大嫌いなんよ。
入らんで良かった。ホッ…。
今日は、そごう広島店の屋上遊園地について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
ほいじゃあ、またの。
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