「先週の土曜日、11月16日は、安芸高田市吉田町(あきたかたし よしだちょう)にある安芸高田市歴史民俗博物館へ、特別展「毛利隆元(もうり たかもと)」を見に行ってきたんじゃ」
「えーっと、毛利隆元って、どなたじゃったっけ?」
「隆元は、戦国大名・毛利元就(もとなり)の長男にあたる方じゃ」
「ということは、広島城を築いた毛利輝元(てるもと)のお父さん?」
「ほうじゃの。輝元は、元就の孫にあたるけぇ」
「タイトルの「山霧の里へ」というのは?」
「吉田へ行ってみたら山霧が出とったけぇ、こういうタイトルにしてみた」
「『山霧』いうたら、NHK大河ドラマ『毛利元就』の原作じゃったね」
「永井路子(ながい みちこ)さんが書かれた『山霧』が、今から16年前の1997年(平成9年)、NHK大河ドラマ『毛利元就』の原作になったんじゃ」
文藝春秋BOOKS
↓NHK大河ドラマ『毛利元就』については、こちら↓
「毛利元就 大河ドラマ」NHKオンライン
「広島バスセンターから、広電吉田出張所行きのバスに乗る」
「国道54号線を北へ進む。可部(かべ)・大林を通り抜けて、上根峠(かみねとうげ)を越えたあたりから…」
「おー、霧が出てきたね」
♪霧の中から アイアンキング~
(『アイアンキング』作詞:佐々木守)
「今から41年前に放送された、史上最弱のヒーローといわれる特撮テレビ番組『アイアンキング』の主題歌。歌うは、子門真人(しもん まさと)!」
「また、茶々を入れる!!」
↓『アイアンキング』については、こちら↓
「アイアンキング 子門真人」youtube
「今はバイパスができとるけど、上根峠いうたら、むかしから交通の難所じゃったんよね」
「この峠は、標高268メートル、高低差が80メートルあるんじゃの」
「国道54号線も、つづら折りの道になっとるよ」
「このあたりの谷は、吉田の北にある三次(みよし)から流れてきた霧がこの谷で切れるところから、霧を切る谷、つまり「霧切谷(きりきりだに)」と呼ばれとるそうじゃ」
「そのあたりから、霧が出てきたんじゃね」
↓上根峠(かみねとうげ)については、こちら↓
「上根峠」ひろしま文化大百科
「…という感じで、吉田へ着くまで、ずっと霧が出とった。というより、霧に包まれた、という感じじゃったのう」
「安芸高田市役所前のバス停から見た、吉田町の風景。駐車場の向こうに見えるのは、徳榮寺というお寺」
「これ、何時ころ?」
「午前11時15分ころでも、こんな感じじゃったのう」
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安芸高田市歴史民俗博物館
↓三次、霧の海については、こちら↓
霧の海ライブカメラ
訪問日:2013年11月16日
【参考文献】
『広島県大百科事典(上巻)』中国新聞 1982年
「今日は、安芸高田市吉田町で見た霧について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
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