年の瀬に、ええ知らせが飛び込んできた。
2009年の宮島の来島者数が344万人を超え、過去最多となったそうじゃ。
おめでとうございます。
【問題】
2009年の宮島の来島者数が344万人を超え、過去最多になりました。
その理由として正しくないものは、次のうちどれでしょうか?
1.大型連休があった
2.高速道路の料金割引があった
3.フランスのモン・サン・ミシェルと観光友好都市提携を結んだことによる知名度の向上
4.日仏交流150周年のポスターに宮島の大鳥居が載ったことによる知名度の向上
【ヒント】
4つの選択肢のうちの1つは、2008年に来島者数が過去最高を記録したときの理由になっとります。
【正解】
4.日仏交流150周年のポスターに宮島の大鳥居が載ったことによる知名度の向上
【解説】
宮島(廿日市市)の2009年の来島者数が29日、344万人を超え、過去最多だった08年を上回った。
市は、好調の要因として▽大型連休▽高速道路の料金割引▽5月にフランスのモン・サン・ミシェルと観光友好都市提携を結ぶなど知名度向上―などを挙げている。
(「宮島来島者、最多344万人超」中国新聞社)
昨年(2008年)、来島者数が過去最多を記録した理由を、廿日市観光課は「地道なPR活動の成果」としたうえで、以下の「複合要因」を挙げた。
日本人観光客の増加は、
○景気低迷による旅行の「安近短」志向
○建て替えで11月末から一時休館する宮島水族館の記念行事があった
○台風被害がなかった
外国人客の増加は、
○ビジット・ジャパン・キャンペーンの展開
○宮島の大鳥居が載った日仏交流150周年ポスターが好影響をもたらした
(「宮島観光客が最多の314万人」中国新聞社)
日本とフランスの交流は、今から151年前の1858年、江戸で日仏修好通商条約が調印されたことによって始まった。
(もちろん、これは不平等条約である)
2008年10月、廿日市市と宮島の観光事業者が、パリで開催された国土交通省主催の観光交流セミナーに参加し、観光宣伝を行った。
その際、モン・サン・ミッシェル市長からの招待状が届いたことから、同市を表敬訪問し、観光友好都市提携の申し出を受けた。
モン・サン・ミッシェルと宮島は、海に浮かぶ世界遺産であること、信仰の聖地として1000年以上の歴史があること、それぞれの国を代表する観光地であることなど、大きな共通点があります。
廿日市市としても、モン・サン・ミッシェルとの観光友好都市提携は意義あることと考え、平成21(2009)年5月16日にエリック・ヴァニエ市長を迎え、厳島神社において「廿日市市・モン・サン・ミッシェル 観光友好都市提携調印式典」を執り行いました。
(「モン・サン・ミッシェルとの交流」廿日市市環境産業部観光課)
つまり、日仏交流150周年ポスターに、厳島神社の大鳥居とフランスのモン・サン・ミッシェルが掲載されたことで交流が始まり、観光友好都市提携を行ったということじゃね。
わしも、来年は初詣以外にも宮島に行かせてもらいます。
宮島に関しちゃ、まだまだペーパードライバーじゃけえのう。
今日は、宮島の来島者数について勉強をさせてもらいました。
宮島の来島者数が増えたのも、宮島とモン・サン・ミッシェルが友好都市を結ぶことになったのも、日仏交流150周年という縁があってのことなんじゃのう。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
ほいじゃあ、またの。
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