宮島いうたら日本三景のひとつじゃ。
【問題】
日本三景に入っていないのは次のうちどれでしょう?
1.吉野 2.宮島 3.天橋立 4.松島
【ヒント】
日本三景はすべて海に面しとるんよの。
宮島検定は2009(平成21)年11月29日(日)実施です。
【解答】
4.吉野
【解説】
日本三景は、松島・天橋立・宮島。
吉野は、奈良盆地の南側あたりの地名じゃね。
1643年、林春斎(しゅんさい)いう人が『日本国事跡考(にほんこくじせきこう)』という本を書いた。
その中に、「松島、此島之外有小島若干、殆如盆池月波之景、境致之佳、與丹後天橋立、安藝嚴島爲三處奇觀」とある。
まあ、「陸奥松島・丹後天橋立・安芸厳島は卓越した三つの景観だ」というような意味じゃ。
これがもとになって、1600年代末に「日本三景」が広まったといわれとるんよ。
日本三景碑
その春斎の誕生日にちなんで、7月21日が「日本三景の日」と制定されたんじゃと。
春斎の父は、かの有名な朱子学者の林羅山(らざん)。
日本三景
1702年には、厳島神社の由来や年中行事を紹介した名所案内記『厳島道芝記(いつくしまみちしばき)』という本も出版されたんじゃ。
江戸時代は街道も整備され、いろんな人が旅に出とった。
じゃけえ『厳島道芝記』のような本もニーズがあったんじゃろう。
今で言う、旅行ガイドブックのようなもんじゃ。
旅いうたら、1800年ころ、十返舎一九(じっぺんしゃ いっく)が『東海道中膝栗毛』(とうかいどうちゅうひざくりげ)という本を書いたのは知っとってよの。
弥次(やじ)さんと喜多(きた)さんのふたりがお伊勢参りを思い立って、江戸から伊勢神宮へ、さらに京都、大坂へと旅をするという話じゃ。
その続編では、ふたりが信州・善光寺(ぜんこうじ)や讃岐・金比羅(こんぴら)、そして宮島にまで行ったことになっとるんじゃと。
どんな話か、ぜひ読んでみたいもんじゃのう。
今日は、「日本三景の日」いう日があることを勉強させてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
今回は、「宮島検定サンプル問題」の「問1」から出題させてもらいました。感謝!
ほいじゃあ、またの。
【問題】
日本三景に入っていないのは次のうちどれでしょう?
1.吉野 2.宮島 3.天橋立 4.松島
【ヒント】
日本三景はすべて海に面しとるんよの。
宮島検定は2009(平成21)年11月29日(日)実施です。
【解答】
4.吉野
【解説】
日本三景は、松島・天橋立・宮島。
吉野は、奈良盆地の南側あたりの地名じゃね。
1643年、林春斎(しゅんさい)いう人が『日本国事跡考(にほんこくじせきこう)』という本を書いた。
その中に、「松島、此島之外有小島若干、殆如盆池月波之景、境致之佳、與丹後天橋立、安藝嚴島爲三處奇觀」とある。
まあ、「陸奥松島・丹後天橋立・安芸厳島は卓越した三つの景観だ」というような意味じゃ。
これがもとになって、1600年代末に「日本三景」が広まったといわれとるんよ。
日本三景碑
その春斎の誕生日にちなんで、7月21日が「日本三景の日」と制定されたんじゃと。
春斎の父は、かの有名な朱子学者の林羅山(らざん)。
日本三景
1702年には、厳島神社の由来や年中行事を紹介した名所案内記『厳島道芝記(いつくしまみちしばき)』という本も出版されたんじゃ。
江戸時代は街道も整備され、いろんな人が旅に出とった。
じゃけえ『厳島道芝記』のような本もニーズがあったんじゃろう。
今で言う、旅行ガイドブックのようなもんじゃ。
旅いうたら、1800年ころ、十返舎一九(じっぺんしゃ いっく)が『東海道中膝栗毛』(とうかいどうちゅうひざくりげ)という本を書いたのは知っとってよの。
弥次(やじ)さんと喜多(きた)さんのふたりがお伊勢参りを思い立って、江戸から伊勢神宮へ、さらに京都、大坂へと旅をするという話じゃ。
その続編では、ふたりが信州・善光寺(ぜんこうじ)や讃岐・金比羅(こんぴら)、そして宮島にまで行ったことになっとるんじゃと。
どんな話か、ぜひ読んでみたいもんじゃのう。
今日は、「日本三景の日」いう日があることを勉強させてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
今回は、「宮島検定サンプル問題」の「問1」から出題させてもらいました。感謝!
ほいじゃあ、またの。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます