「呉市では市制110周年を記念して、1月7日からご当地ナンバープレートの交付を始められたそうじゃ」
呉市が昨年秋の市制110周年を記念してつくったオリジナルナンバープレートの交付が7日、市役所や市民センターで始まった。
初日は113枚を手渡した。
50~125ccのバイク限定で、排気量によって3種類ある。デザインは漫画家松本零士さんが手掛けた。
戦前は旧海軍工廠(こうしょう)、戦後は造船業で発展した市の歴史を踏まえ、船を横から見た形にした。
「大和のふるさと呉市」の文字や、人の形をしたいかりマークをあしらった。
市はオリジナルプレートの希望ナンバー登録も実施。
昨年11月に期間限定で募集したところ、319件の応募があった。
希望者には通常のプレートを交付するが、在庫は約4700枚。なくなればオリジナルプレートのみの交付となる。
(「松本零士さんのナンバー交付」中国新聞 2013年1月8日)
「オリジナルナンバープレートは、バイク限定なんじゃね」
「50ccから125ccまで、3種類のバイクのナンバープレートになるんじゃの」
排気量50cc以下
(白色プレート)
排気量が50ccを超え90cc以下
(黄色プレート)
排気量が90ccを超え125cc以下
(桃色プレート)
(呉市ホームページより)
「確かに、船を横から見た形をしとるのう」
「呉といえば、造船の街じゃもん」
「戦前は海軍工廠(かいぐんこうしょう)があって、戦艦大和もここで建造されたし、戦後は世界最大のタンカーを造った所でもあるんじゃの」
「このプレートを付けることで、呉への愛着を深めることにもなるね」
「走る広告塔にもなるじゃろうの」
「デザインをしたのは、漫画家の松本零士(まつもと れいじ)。『宇宙戦艦ヤマト』を描かれとってじゃね」
「松本零士といえば、呉市にある大和ミュージアムの名誉館長でもあるんじゃの」
(大和ミュージアムにて)
(撮影日:2010年12月5日)
ある船の艦橋に登ったとき、メーターの並び方、液晶パネルの配置が、どうも『宇宙戦艦ヤマト』を思わせる。
「似てるなあ」とつぶやいたら、隣にいた若い技師が「ヤマトを見て育ったんだからしょうがないでしょう!」と言った。
なるほど、と思った。
僕が描いた架空のデザインが現実に影響を与えることもあるのだ。
(松本零士「未来創造 - 夢の発想法」角川oneテーマ21 2010年)
「メーターといえば、松本零士の漫画に出てくるメーターや計器のことを「レイジメーター(零士メーター)」とも呼ぶそうじゃ」
「レイジメーター?」
「こんなのじゃ」
(ヤマトギャラリー零にて)
(撮影日:2011年4月16日)
「あぁ、これは見たことがあるよ。松本零士の漫画や、アニメには、必ずといっていいほど出てくるね。ところで、この中に描かれている、宇宙船みたいな形をした船は?」
「松本零士がデザインを手がけた、隅田川(すみだがわ)を遊覧する未来型新型水上バスの「ヒミコ」じゃ」
この船を運行している東京都観光汽船から依頼を受けたときに僕が考えたのは二つの視点だった。
一つはヒミコが隅田川を下っていくときの都市景観とのマッチング。
そして、もう一つは乗客から川沿いの風景がどのような視点で見えるかだ。
そこからイメージ・コンセプトとして「ティアドロップ(涙滴)」を思いついた。
(同上)
「子供たちが乗ってみたいと思ってくれる船として、デザインされとってんじゃね」
「もちろん、安全性も考えられとって、弟さんからのアドバイスで、船が揺れないようにスタビライザー(揺れを抑える装置)を取り付けられとってんじゃと」
「あの曲線がええ味出しとるよ。ガラスの曲面なんか、作るのに苦労しちゃったじゃろうね」
「飛行機の風防メーカーに頼んで作ってもろうたもんじゃそうな」
↓呉市のオリジナルナンバープレートについては、こちら↓
呉市制110周年記念ホームページ
↓大和ミュージアムについては、こちら↓
呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム オフィシャルWebサイト
↓ヤマトギャラリー零については、こちら↓
時空 松本零士MUSEUM
↓ヒミコについては、こちら↓
「ヒミコ」東京都観光汽船
↓大和、松本零士についての関連記事は、こちら↓
大和ミュージアムの正式名称は何?
松本零士の作品を展示する、呉市に作られた施設は?
夕日に眠る 戦艦大和
「今日は、呉市が市制110周年を記念して作ったオリジナルナンバープレートについて話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
呉市が昨年秋の市制110周年を記念してつくったオリジナルナンバープレートの交付が7日、市役所や市民センターで始まった。
初日は113枚を手渡した。
50~125ccのバイク限定で、排気量によって3種類ある。デザインは漫画家松本零士さんが手掛けた。
戦前は旧海軍工廠(こうしょう)、戦後は造船業で発展した市の歴史を踏まえ、船を横から見た形にした。
「大和のふるさと呉市」の文字や、人の形をしたいかりマークをあしらった。
市はオリジナルプレートの希望ナンバー登録も実施。
昨年11月に期間限定で募集したところ、319件の応募があった。
希望者には通常のプレートを交付するが、在庫は約4700枚。なくなればオリジナルプレートのみの交付となる。
(「松本零士さんのナンバー交付」中国新聞 2013年1月8日)
「オリジナルナンバープレートは、バイク限定なんじゃね」
「50ccから125ccまで、3種類のバイクのナンバープレートになるんじゃの」
排気量50cc以下
(白色プレート)
排気量が50ccを超え90cc以下
(黄色プレート)
排気量が90ccを超え125cc以下
(桃色プレート)
(呉市ホームページより)
「確かに、船を横から見た形をしとるのう」
「呉といえば、造船の街じゃもん」
「戦前は海軍工廠(かいぐんこうしょう)があって、戦艦大和もここで建造されたし、戦後は世界最大のタンカーを造った所でもあるんじゃの」
「このプレートを付けることで、呉への愛着を深めることにもなるね」
「走る広告塔にもなるじゃろうの」
「デザインをしたのは、漫画家の松本零士(まつもと れいじ)。『宇宙戦艦ヤマト』を描かれとってじゃね」
「松本零士といえば、呉市にある大和ミュージアムの名誉館長でもあるんじゃの」
(大和ミュージアムにて)
(撮影日:2010年12月5日)
ある船の艦橋に登ったとき、メーターの並び方、液晶パネルの配置が、どうも『宇宙戦艦ヤマト』を思わせる。
「似てるなあ」とつぶやいたら、隣にいた若い技師が「ヤマトを見て育ったんだからしょうがないでしょう!」と言った。
なるほど、と思った。
僕が描いた架空のデザインが現実に影響を与えることもあるのだ。
(松本零士「未来創造 - 夢の発想法」角川oneテーマ21 2010年)
「メーターといえば、松本零士の漫画に出てくるメーターや計器のことを「レイジメーター(零士メーター)」とも呼ぶそうじゃ」
「レイジメーター?」
「こんなのじゃ」
(ヤマトギャラリー零にて)
(撮影日:2011年4月16日)
「あぁ、これは見たことがあるよ。松本零士の漫画や、アニメには、必ずといっていいほど出てくるね。ところで、この中に描かれている、宇宙船みたいな形をした船は?」
「松本零士がデザインを手がけた、隅田川(すみだがわ)を遊覧する未来型新型水上バスの「ヒミコ」じゃ」
この船を運行している東京都観光汽船から依頼を受けたときに僕が考えたのは二つの視点だった。
一つはヒミコが隅田川を下っていくときの都市景観とのマッチング。
そして、もう一つは乗客から川沿いの風景がどのような視点で見えるかだ。
そこからイメージ・コンセプトとして「ティアドロップ(涙滴)」を思いついた。
(同上)
「子供たちが乗ってみたいと思ってくれる船として、デザインされとってんじゃね」
「もちろん、安全性も考えられとって、弟さんからのアドバイスで、船が揺れないようにスタビライザー(揺れを抑える装置)を取り付けられとってんじゃと」
「あの曲線がええ味出しとるよ。ガラスの曲面なんか、作るのに苦労しちゃったじゃろうね」
「飛行機の風防メーカーに頼んで作ってもろうたもんじゃそうな」
↓呉市のオリジナルナンバープレートについては、こちら↓
呉市制110周年記念ホームページ
↓大和ミュージアムについては、こちら↓
呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム オフィシャルWebサイト
↓ヤマトギャラリー零については、こちら↓
時空 松本零士MUSEUM
↓ヒミコについては、こちら↓
「ヒミコ」東京都観光汽船
↓大和、松本零士についての関連記事は、こちら↓
大和ミュージアムの正式名称は何?
松本零士の作品を展示する、呉市に作られた施設は?
夕日に眠る 戦艦大和
「今日は、呉市が市制110周年を記念して作ったオリジナルナンバープレートについて話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
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