通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

虹始見~七十二候~

2015年04月15日 | 季節の話題
虹始見

虹がはじめて架かるころ

七十二候






今日は、七十二候のひとつ

「虹始見(にじはじめてあらわる。2015年4月15日~19日)」。

春になって、雨の後に虹が出始めるころ。





地上では、木々が色づき、花は色とりどりに咲く。

虹があらわれることで空も色づき、

世の中が色鮮やかになっていくんじゃの。





虹は、空気中に浮かぶ水滴に太陽の光があたって、

光が水滴の中で屈折・反射してできる

色のついた光の輪のこと。





虹の色は、外側から内側へ

赤、オレンジ、黄色、緑、水色、青、紫

の7色、と学校で習(なろ)うた。





ほいじゃが、虹の色を何色とするかは、

地域や民族・時代によって違うらしい。





アメリカやドイツでは6色、むかしの中国や日本では5色で、

沖縄地方は明と暗の2色。

現在でも、虹を2色と見る民族は多いそうじゃ。





虹は、英語で「Rainbow(レインボー)」、「雨の弓」を意味し、

フランス語では「arc-en-ciel(アルカンシエル)」、

「空に掛かるアーチ」を意味する。





中国では古来、虹を蛇や竜の一種と見なし、水神と同一視しとった。

「虹」という漢字が「虫へん」なのは、

そのためともいわれとるそうじゃ。





【参考文献】

ハンディ版『入門歳時記』(角川書店 1984年)

アフロ『イラストで楽しむ 日本の七十二候』(中経の文庫 2013年)

別冊宝島編集部 編『旧暦で楽しむ日本の四季』(宝島SUGOI文庫) 文庫 2013年)






今日は、七十二候のひとつ「虹始見」について話をさせてもらいました。

ほいじゃあ、またの。

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