1970年代は、ヒバゴンやツチノコの目撃例が増えた時期じゃ。
テレビでも特番がいろいろと放送されとった。
現在では、「ヒバゴンって何?」という人も増えとるんじゃろうの。
【問題】
今から40年前、ヒバゴンが出現した比婆郡(ひばぐん)は現在、何市になっているでしょうか?
1.安芸高田市 2.庄原市 3.府中市 4.三次市
【正解】
2.庄原市
【解説】
庄原市西城町(さいじょうちょう)で23日、出没騒動から40周年を迎えるヒバゴンが車体に描かれた「ヒバゴンバス」の運行が2路線で始まった。
路線バスのない地域で市が運行にかかわる市運行生活交通路線では、初のバリアフリー車両で、車いす乗車が可能になる。
町の豊かな自然を表した緑の車体に、地元のNPO法人「ヒバゴンの知恵袋」がデザインしたヒバゴンの親子3匹が描かれている。
今後は同町の6路線で運行する予定で、4月4日には無料試乗会がある。
(「ヒバゴンバス 低床車両運行」中国新聞 2010年3月24日)
ヒバゴンについておさらいをしときましょうかの。
1970(昭和45)年比婆郡西城町比婆山周辺に出没、話題となった謎の怪物の愛称。
同年7月20日夜、西城町油木地区の住民が同地区の中電六野原ダム付近を軽トラックで帰宅中、道路を横切るサルに似た大きな怪物を見つけたのが始まり。
以後、1974(昭和49)年10月までに34回、ヒバゴンやその足跡の目撃者が数十人も出た。
報道関係者や一般の来訪、問い合わせが地元西城町役場に頻発した。
このため同町役場では「類人猿係」を置き、ヒバゴン目撃者に支給する「迷惑料」や「類人猿出没対策費」を計上。
一方、土産屋では「類人猿人形」「ヒバゴンまんじゅう」も売り出された。
(「ヒバゴン」広島県大百科事典(下巻) 1982年)
このころは、「ヒバゴン」や胴が太いヘビ「ツチノコ」、そしてイギリスのネス湖に生息するといわれる怪獣「ネッシー」などが、テレビのワイドショーや特番でさかんに取り上げられとったのう。
↓ヒバゴンについて詳しく知りたい方は、こちら↓
謎の怪獣ヒバゴンはどこへ行ったのか?
「炎のストッパー」と呼ばれた広島カープの津田恒実(つだ つねみ。1981年カープ入団)は、高校時代から怪物投手と騒がれ、「ツネゴン」と呼ばれとりました。
1976(昭和51)年、ドラフト1位でヤクルトスワローズに入団した、長崎海星高の酒井圭一投手は、「ネッシー」にちなんで「サッシー」と呼ばれとった。
重松清が、「ヒバゴン」を題材とした小説『いとしのヒナゴン』を書き、2005(平成17)年には映画『ヒナゴン』(渡邊孝好監督)が作られた。
この映画は、オール広島ロケで撮影されとります。
今日は、ヒバゴンについて勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
ほいじゃあ、またの。
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