めいぷるスカイ
広島駅から
原爆ドームまで
「前回 はめいぷるスカイについて話をしたんじゃけど…」
「今回は、めいぷるスカイに乗って広島市内を一周しようというわけじゃ」
「めいぷるスカイいうても、
ひとつは、バスの中からの景色を楽しむ「広島市内ドライブ車窓コース」
もうひとつは、バスの中からの景色を楽しむのに加えて、平和記念公園での1時間の観光が入った「広島市内平和記念公園下車コース」
の2つのコースがあります」
「今回は、最初のバスの中からの景色を楽しむ「広島市内ドライブ車窓コース」に乗って、広島の景色を再発見しようと思うとるんじゃ」
「めいぷるスカイに乗って、広島市内クルージングへ出発!」
「バスは広島駅北口を出発して、二葉通りを西へ」
「右手には、you meマート(ゆめマート)が見えるね」
「このあたり(二葉の里)、戦前は陸軍の東練兵場(ひがしれんぺいじょう)があったんじゃの」
「最近では再開発が進んで、家具のIKEA(イケア)が進出してくるんよ」
「高精度放射線治療センターもできるそうじゃ」
「二葉通りから饒津(にぎつ)ガード下をくぐって、城北通りに出る」
「ここはすぐ上をJRの線路が、その上を山陽新幹線の高架橋が通っとるんよ」
「京橋川に架かる常盤橋(ときわばし。「常葉橋」とも)を渡る」
「京橋川いうのは、広島城を出たお殿様が京都(東)へ向かうとき、最初に渡る橋じゃけぇ「京橋」という名前が付いたんよ」
「地上43階、高さ166mのアーバンビューグランドタワーが見えるのう」
「手前左側には、広島・浅野藩主の別邸だった縮景園(しゅっけいえん)があるんよ。こっからは見えんけどね」
「広島市内を循環するひろしま観光ループバスの「めいぷる~ぷ」は、縮景園の近くで止まるが、めいぷるスカイはここを通り過ぎるんじゃ」
「バスは、城北通りを西へ」
「城北通りいうことは、ここらあたりが広島城の北側じゃったん?」
「広島城の北堀が、このあたりじゃったんじゃの」
「城北駅北交差点で左に曲がって、祇園新道(ぎおんしんどう)に入る。写真を撮り損ねたが、右手に新白島駅が見えるんじゃ」
「新白島駅いうたら、3月14日にできる新しい駅のことじゃね」
「新白島駅は、JRとアストラムライン(広島高速交通)を結ぶ、新しく作られる駅。JRは広島駅と横川駅の間に、アストラムラインは城北駅と白島駅の間にあるんじゃの」
「JR新白島駅は、JRとしては広島市中区に作られる初めての駅になるんよ」
↓新白島駅についての関連記事は、こちら↓
祝開業! JR新白島駅
アストラムライン新白島駅 駅舎内へ
「祇園新道を南に向かって進むと、左手に毛利元就(もうり もとなり)の孫・毛利輝元(もうり てるもと)が築いた広島城が見える」
「広島城は、広島のプロスポーツ、広島東洋カープとサンフレッチェ広島と縁(ゆかり)があるんよね」
「ほうじゃの。まずカープからいうと、「カープ」という名前は、広島城の別名「鯉城(りじょう。=鯉の城)」からきとるんじゃ」
「「鯉」は英語で「カープ」。そこで、「鯉=カープ=CARP」になったんよ」
「サッカーのサンフレッチェ広島の「サンフレッチェ」は、元就の故事「三矢の訓(さんしのおしえ)」にちなんどるんじゃの」
「元就が3人の息子を集めて、1本の矢を折らせたところ、簡単に矢を折ることができた。次に3本の矢を折らせようとすると、誰もできんかった。そこで、1本の矢はたやすく折れるが、3本束ねた矢は折れない、そこで「兄弟で力を合わせなさい」と諭したという話じゃね」
「Jリーグができる前にチーム名を募集したところ、この三矢の訓にちなんだ「スリーアローズ(=3本の矢)」という名前があったそうじゃ」
「その、スリーアローズでもえかったんじゃない?」
「ところが、このスリーアローズはすでに商標登録されとったけぇ、「3本の矢」にちなんだ「サンフレッチェ」にしたということじゃ」
「へぇ…」
「「サンフレッチェ」は、日本語の「3=サン」に、「矢」のイタリア語「フレッチェ」を組み合わせたものじゃ」
↓広島城については、こちら↓
広島城ホームページ メイン
↓広島東洋カープについては、こちら↓
広島東洋カープ
↓サンフレッチェ広島については、こちら↓
サンフレッチェ広島 SANFRECCE HIROSHIMA
「右手に基町(もとまち)高層アパートが見える」
「祇園新道を左に曲がって城南通りに入り、すぐ右に曲がって鯉城通りに入る」
「言葉で説明すると、ちょっとややこしいね」
「いよいよ広島市の中心街・紙屋町(かみやちょう)じゃ」
「右からリーガロイヤルホテル広島、基町クレド、そして広島そごうじゃね」
「その広島そごうの壁面の模様は、鯉のうろこをモチーフにしとるんじゃの」
「さっきも話をしたけど、広島城は別名「鯉城」と呼ばれとったんよ」
「そごうができるまで、ここには広島バスセンターがあったんじゃ」
「今は建物の3階がバスセンターになっとるんよね」
「鯉城通りを右に曲がって、相生通り(あいおいどおり)に入る」
「左手には家電量販店のエディオンが見えるよ」
「エディオンは1946年(昭和21年)、『久保兄弟電機商会』として創立。その後、『第一産業』『ダイイチ』『デオデオ』と名前を変えたんじゃの」
「むかしは、このビルにサテライトスタジオいうのがあって、そこから放送されとったのがあの名物番組『サテライトNo.1』じゃったね」
「毎週日曜日の夕方の5時からは、これを聞きよったよのう」
明るく 楽しく いやらしく
立体デメデメカラー生放送
柏村武昭(かしむら たけあき)のサテライトNo.1!
(『サテライトNo.1』オープニング)
「右手には、ライトスタンドの一部が残された、旧広島市民球場跡が見える」
「画面左側には、広島グリーンアリーナ(広島県立総合体育館)の緑の屋根が見えるね」
「広島グリーンアリーナはバレーボール、Vプレミアリーグ・JTサンダーズの公式戦会場でもあるんじゃ」
↓広島グリーンアリーナについては、こちら↓
広島県立総合体育館 | グリーンアリーナから元気を発信!
↓JTサンダーズについては、こちら↓
JTサンダーズ | JT ウェブサイト
「左手には、原爆ドームが見える」
「原爆ドームは、今年で100年前の1915年(大正4年)、広島県物産陳列館として建設されたんよね」
「1945年8月6日、アメリカ軍が原子爆弾を投下。爆心地から約160メートルの距離にあった広島県産業奨励館(旧:広島県物産陳列館)は、その爆風と熱線によって銅製の屋根ドームが溶けて鉄枠だけが残り、今のような形で残っとるんじゃの」
「それが戦後、誰が呼ぶともなく「原爆ドーム」と呼ばれるようになったんよね」
↓原爆ドームについては、こちら↓
広島市 原爆ドーム
↓原爆ドームについての関連記事は、こちら↓
百歳の県物産陳列館
「相生橋の上で、ひと休憩」
↓めいぷるスカイについては、こちら↓
めいぷるスカイ「中国ジェイアールバス株式会社」
乗車日:2015年3月8日
「今日は、二階建てバスのめいぷるスカイに乗って、広島駅北口から原爆ドームまでを紹介させてもらいました」
「次回 は、原爆ドームから旧日本銀行広島支店までを紹介する予定じゃ。ほいじゃあ、またの」
広島駅から
原爆ドームまで
「前回 はめいぷるスカイについて話をしたんじゃけど…」
「今回は、めいぷるスカイに乗って広島市内を一周しようというわけじゃ」
「めいぷるスカイいうても、
ひとつは、バスの中からの景色を楽しむ「広島市内ドライブ車窓コース」
もうひとつは、バスの中からの景色を楽しむのに加えて、平和記念公園での1時間の観光が入った「広島市内平和記念公園下車コース」
の2つのコースがあります」
「今回は、最初のバスの中からの景色を楽しむ「広島市内ドライブ車窓コース」に乗って、広島の景色を再発見しようと思うとるんじゃ」
「めいぷるスカイに乗って、広島市内クルージングへ出発!」
「バスは広島駅北口を出発して、二葉通りを西へ」
「右手には、you meマート(ゆめマート)が見えるね」
「このあたり(二葉の里)、戦前は陸軍の東練兵場(ひがしれんぺいじょう)があったんじゃの」
「最近では再開発が進んで、家具のIKEA(イケア)が進出してくるんよ」
「高精度放射線治療センターもできるそうじゃ」
「二葉通りから饒津(にぎつ)ガード下をくぐって、城北通りに出る」
「ここはすぐ上をJRの線路が、その上を山陽新幹線の高架橋が通っとるんよ」
「京橋川に架かる常盤橋(ときわばし。「常葉橋」とも)を渡る」
「京橋川いうのは、広島城を出たお殿様が京都(東)へ向かうとき、最初に渡る橋じゃけぇ「京橋」という名前が付いたんよ」
「地上43階、高さ166mのアーバンビューグランドタワーが見えるのう」
「手前左側には、広島・浅野藩主の別邸だった縮景園(しゅっけいえん)があるんよ。こっからは見えんけどね」
「広島市内を循環するひろしま観光ループバスの「めいぷる~ぷ」は、縮景園の近くで止まるが、めいぷるスカイはここを通り過ぎるんじゃ」
「バスは、城北通りを西へ」
「城北通りいうことは、ここらあたりが広島城の北側じゃったん?」
「広島城の北堀が、このあたりじゃったんじゃの」
「城北駅北交差点で左に曲がって、祇園新道(ぎおんしんどう)に入る。写真を撮り損ねたが、右手に新白島駅が見えるんじゃ」
「新白島駅いうたら、3月14日にできる新しい駅のことじゃね」
「新白島駅は、JRとアストラムライン(広島高速交通)を結ぶ、新しく作られる駅。JRは広島駅と横川駅の間に、アストラムラインは城北駅と白島駅の間にあるんじゃの」
「JR新白島駅は、JRとしては広島市中区に作られる初めての駅になるんよ」
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祝開業! JR新白島駅
アストラムライン新白島駅 駅舎内へ
「祇園新道を南に向かって進むと、左手に毛利元就(もうり もとなり)の孫・毛利輝元(もうり てるもと)が築いた広島城が見える」
「広島城は、広島のプロスポーツ、広島東洋カープとサンフレッチェ広島と縁(ゆかり)があるんよね」
「ほうじゃの。まずカープからいうと、「カープ」という名前は、広島城の別名「鯉城(りじょう。=鯉の城)」からきとるんじゃ」
「「鯉」は英語で「カープ」。そこで、「鯉=カープ=CARP」になったんよ」
「サッカーのサンフレッチェ広島の「サンフレッチェ」は、元就の故事「三矢の訓(さんしのおしえ)」にちなんどるんじゃの」
「元就が3人の息子を集めて、1本の矢を折らせたところ、簡単に矢を折ることができた。次に3本の矢を折らせようとすると、誰もできんかった。そこで、1本の矢はたやすく折れるが、3本束ねた矢は折れない、そこで「兄弟で力を合わせなさい」と諭したという話じゃね」
「Jリーグができる前にチーム名を募集したところ、この三矢の訓にちなんだ「スリーアローズ(=3本の矢)」という名前があったそうじゃ」
「その、スリーアローズでもえかったんじゃない?」
「ところが、このスリーアローズはすでに商標登録されとったけぇ、「3本の矢」にちなんだ「サンフレッチェ」にしたということじゃ」
「へぇ…」
「「サンフレッチェ」は、日本語の「3=サン」に、「矢」のイタリア語「フレッチェ」を組み合わせたものじゃ」
↓広島城については、こちら↓
広島城ホームページ メイン
↓広島東洋カープについては、こちら↓
広島東洋カープ
↓サンフレッチェ広島については、こちら↓
サンフレッチェ広島 SANFRECCE HIROSHIMA
「右手に基町(もとまち)高層アパートが見える」
「祇園新道を左に曲がって城南通りに入り、すぐ右に曲がって鯉城通りに入る」
「言葉で説明すると、ちょっとややこしいね」
「いよいよ広島市の中心街・紙屋町(かみやちょう)じゃ」
「右からリーガロイヤルホテル広島、基町クレド、そして広島そごうじゃね」
「その広島そごうの壁面の模様は、鯉のうろこをモチーフにしとるんじゃの」
「さっきも話をしたけど、広島城は別名「鯉城」と呼ばれとったんよ」
「そごうができるまで、ここには広島バスセンターがあったんじゃ」
「今は建物の3階がバスセンターになっとるんよね」
「鯉城通りを右に曲がって、相生通り(あいおいどおり)に入る」
「左手には家電量販店のエディオンが見えるよ」
「エディオンは1946年(昭和21年)、『久保兄弟電機商会』として創立。その後、『第一産業』『ダイイチ』『デオデオ』と名前を変えたんじゃの」
「むかしは、このビルにサテライトスタジオいうのがあって、そこから放送されとったのがあの名物番組『サテライトNo.1』じゃったね」
「毎週日曜日の夕方の5時からは、これを聞きよったよのう」
明るく 楽しく いやらしく
立体デメデメカラー生放送
柏村武昭(かしむら たけあき)のサテライトNo.1!
(『サテライトNo.1』オープニング)
「右手には、ライトスタンドの一部が残された、旧広島市民球場跡が見える」
「画面左側には、広島グリーンアリーナ(広島県立総合体育館)の緑の屋根が見えるね」
「広島グリーンアリーナはバレーボール、Vプレミアリーグ・JTサンダーズの公式戦会場でもあるんじゃ」
↓広島グリーンアリーナについては、こちら↓
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JTサンダーズ | JT ウェブサイト
「左手には、原爆ドームが見える」
「原爆ドームは、今年で100年前の1915年(大正4年)、広島県物産陳列館として建設されたんよね」
「1945年8月6日、アメリカ軍が原子爆弾を投下。爆心地から約160メートルの距離にあった広島県産業奨励館(旧:広島県物産陳列館)は、その爆風と熱線によって銅製の屋根ドームが溶けて鉄枠だけが残り、今のような形で残っとるんじゃの」
「それが戦後、誰が呼ぶともなく「原爆ドーム」と呼ばれるようになったんよね」
↓原爆ドームについては、こちら↓
広島市 原爆ドーム
↓原爆ドームについての関連記事は、こちら↓
百歳の県物産陳列館
「相生橋の上で、ひと休憩」
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めいぷるスカイ「中国ジェイアールバス株式会社」
乗車日:2015年3月8日
「今日は、二階建てバスのめいぷるスカイに乗って、広島駅北口から原爆ドームまでを紹介させてもらいました」
「次回 は、原爆ドームから旧日本銀行広島支店までを紹介する予定じゃ。ほいじゃあ、またの」