黒田博樹投手
大リーグから広島へ復帰
広島愛
「なんね? 朝も早よからたたき起こしてから?」
「ええけぇ、これを読んでみいや」
「あ~あ、ええ夢見よったのに…。ふわぁ~
…え?
どえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーっ!?」
(中国新聞 2014年12月27日)
「黒田博樹(くろだ ひろき)投手が、カープにもどってくるん?」
「らしいで」
「やったー!」
「これまでの経緯を、簡単にふりかえってみると…
1997年、カープに入団した黒田投手は、フリーエージェント(FA)を行使して2008年、大リーグのドジャースに移籍。2012年からはヤンキースに在籍しとったんじゃの」
「最近の5年間は、2ケタ勝利しとったんよね」
「そのうえ190投球回をクリアして、安定した投球が評価されとったんじゃの。その黒田投手が今オフにヤンキースをFAになって、その去就が注目されとったんじゃ」
「大リーグも、ほっとかんじゃろうね」
「ドジャースは1600万ドル(約19億2000万円)、パドレスは1800万ドル(約21億6000万円)という、来年40歳の黒田投手に対して破格ともいえる金額を提示しとったんじゃの」
「すごいねぇ。で、カープはいくら払ういうたん?」
「新聞によると、「総額4億円を超える条件」じゃそうな」
「えーっと、マエケン(前田健太投手)が3億円じゃったっけ?」
「そう。球団史上初の、3億円」
「それが、黒田投手に対してたった4億円? というのも正直な気持ちがするけど」
「黒田投手自身、大リーグに移籍するときに、「日本に復帰するなら広島」と発言されとったし、カープも「黒田投手は特別な存在。復帰してくれるのを待つ」という姿勢じゃった」
「そういや、来年からカープの指揮をとる緒方(緒方 孝市(おがた こういち))新監督が、湯崎(湯崎 英彦(ゆざき ひでひこ))広島県知事を訪問したときも、黒田獲得について質問をされとったね」
「新聞によると、来年の優勝を狙うには「黒田投手の復帰による先発陣の充実と豊富な経験が欠かせ」んけぇ、「例年と違い、今年の球団の姿勢は本気で粘りもあった」交渉をしたそうじゃ」
「16億円もの差があるお金よりも、「広島愛」が勝ったということかね」
「ほうじゃろうの。今日、27日に正式発表があるということじゃけぇ、それを聞いてみることにしよう」
「来年のカープの活躍が、今から楽しみじゃね」
【参考記事】
(「黒田 カープ復帰へ」「高額契約より広島愛」中国新聞 2014年12月27日)
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広島東洋カープ
「今日は、「黒田投手、カープ復帰へ」ということで、大リーグで活躍した黒田投手が広島カープへ復帰することについて話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」