通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

JR八本松駅から八本松変電所まで(その5)

2013年11月15日 | 見て歩き
「今回は、JR八本松駅からJR西日本八本松変電所までを歩いて紹介しとります」

「前回は、三反田(さんたんだ)踏切から弾薬庫バス停までを紹介したんじゃけど」

「今日は最終回。弾薬庫バス停からJR西日本八本松変電所までを紹介してみようかの」









「芸陽バスの弾薬庫バス停の右手にある坂道を上ると…」

「お寺さんがあるね」

「浄土真宗本願寺派の長尾山天龍寺というお寺じゃ」









↓天龍寺については、こちら↓

【長尾山 天龍寺】浄土真宗本願寺派







「天龍寺を出て右手に曲がり、道路に沿って左手に進むと、塩川というバス停がある。ここを左手に進む」







「これは?」

「鳥が屋根の上に止まっとるんじゃ」

「なにかの飾りかと思うてしもうたよ」







「これは?」

「標石(ひょうせき)。石に刻まれた道標(みちしるべ)じゃ」

「なんて書いてあったん?」

「左に広島への国道があって、右に行くと志和(しわ)に行ける、というようなことが刻んであったのう。大正元年(1912年)九月のものじゃった」







「水神社を越えて…」







「川に沿って行くと…」







「ゴールのJR西日本八本松変電所」

「ようやく着いたね」









「「ヴーーーン」という低い音がして、ちょっと恐い」









「変電所の前には、番堂原(ばんどうはら)第4踏切がある。上の写真は下り貨物列車で、下の写真は上り列車」







「22.6?」

「セノハチ(瀬野-八本松間)は、連続する急こう配の区間があって、最大で22.6‰(パーミル)あるそうじゃ」

「パーミル?」

「%(パーセント)は百分率のことじゃが、‰は千分率になるんじゃの」

「ということは、1‰=1/1000=0,1%?」

「ほうじゃの。22.6‰は、水平方向に1000メートル進む間に、22.6メートルもの高低差がある、ということ。パーミルは、鉄道ではこう配の傾斜度を表わす単位として使われとるんじゃ」





訪問日:2013年11月9日





「今日は、弾薬庫バス停からJR西日本八本松変電所までを紹介させてもらいました」

「最後まで読んでもろうて、ありがとうございました。ほいじゃあ、またの」
コメント
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