「ウルトラマンA(エース。以下、「A」と略す)が福山にやってくるというので、福山ばら祭に行ってきた」
「ばら祭より、Aが見たかったん?」
「もちろん! というより、福山美術館でやっとる特別展『ウルトラマン創世紀展 -ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ-』が見たかったんじゃの。で、Aも来るというので、5月18日に福山ばら祭へ行ってきた、というわけじゃ」
↓福山ばら祭については、こちら↓
福山ばら祭2013 公式サイト
↓『ウルトラマン創世紀展』については、こちら↓
「特別展 ウルトラマン創世紀展 -ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ-」ふくやま美術館公式ホームページ
「あはは…、そんなことじゃろうと思うたよ。でも、お父さんは『帰ってきたウルトラマン』が好きなんじゃろ? なんでまたAを見に行こうと思うたん?」
「福山はAのふるさとじゃけぇの」
「福山がAのふるさと? ウルトラマンのふるさとって、M78星雲じゃろ?」
「たしかに。「光の国」とも「ウルトラの星」とも呼ばれとる。ほいじゃが、Aに選ばれた2人の若者、北斗星司(ほくと せいじ)と南夕子(みなみ ゆうこ)は、福山で働いとったんじゃの。北斗はパンの配送車の運転手、南は看護婦として。そこで、福山はAのふるさと、ということなんじゃ」
「へぇ」
「さっき「怪獣」というたが、Aに登場する怪獣は、すべて「超獣」と呼ばれとる。で、第1話に登場するのが、ミサイル超獣 ベロクロン。口から炎を吐いて、しかも、ミサイルも発射するんじゃ」
「そのベロクロンが、福山を襲うんじゃね?」
「ベロクロンは福山を破壊し、地球防衛軍の戦闘機隊を全滅させる。その地球防衛軍の後を受けて設立されたのが、TAC(タック。Terrible-Monster Attacking Crew)じゃ」
「なんで、福山が舞台になったんじゃったんじゃろうか?」
当初、第1話で登場する超獣・ベロクロンは広島市に出現する設定で、いったん平和の象徴たる原爆ドームを襲撃・破壊するシーンの撮影もされたが、被爆者・関係者に対して刺激的過ぎるとの意見から本放送では削除され、同じ広島県の有力都市・福山市に出現する設定に変更されたためである。
(「ウルトラマンA」ウィキペディア)
「ということは、第1話の舞台が広島じゃった可能性もあったわけじゃね?」
「福山美術館の『ウルトラマン創世紀展』で、そのベロクロンが売られとったんじゃが、そこには「ご当地超獣」と書いてあったのう」
「福山を襲った超獣に対して「ご当地超獣」って、そんなのあり?」
訪問日:2013年(平成25年)5月18日
「今日は、「ウルトラマンAが福山にやってきた!」ということで、ウルトラマンAと福山との関係について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」