通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

鍋桟橋から呉駅まで(その1)

2013年05月14日 | 見て歩き
「鍋桟橋(なべさんばし)から日新製鋼、アレイからすこじま経由で呉駅まで、広島電鉄のバス路線に沿って呉の街をめぐってみようと思う」





「鍋って、珍しい地名じゃね」

「ここは海じゃけぇ「鍋桟橋」。山には「鍋峠」という地名も残っとるんじゃの」

「なんで「鍋」なんかね?」

「そのむかし、平清盛(たいらのきよもり)が音戸の瀬戸を切り開いたとき、警固衆(けごしゅう)に鍋釜(なべかま)を使って炊き出しをしたことに由来するということじゃ」







「ここは、広島電鉄の鍋桟橋車庫」

「ここからスタートじゃね」









「すぐ近くに、鍋桟橋の跡がある」

「そうか。桟橋いうことは、ここに船つき場があったんじゃね」


鍋桟橋跡

明治43(1910) 年に架設され,終戦までは海軍工廠に通勤する工員などの利用者で賑わった桟橋の跡。
利用者の減少や老朽化のため,昭和48(1973) 年に廃止された。
昭和63(1988)年に埋め立てられたが,当時の桟橋係留チェーンと岸壁の石垣が残っており,記念の石碑が建てられている。

(『警固屋 旧跡・遺跡探訪マップ』より)





「船の鎖はこんな形をしとるんじゃの」








「神社がある。『警固屋 旧跡・遺跡探訪マップ』によると、「金比羅社(浜の宮)」という名前じゃそうな」





「なべ保育所の園内をのぞいてみると…」




「おー、ロボット!」

「調べてみると、1997年(平成9年)から1998年(平成10年)に放送された『電磁戦隊メガレンジャー』に出てきた、「ギャラクシーメガ」という名前の巨大ロボのようじゃ」




「郵便受けが、かわいいね」







「大正橋の近くにある建物」





「石材店の前を通ると…」






「今度は、ガメラ!」

「細かいところまで丁寧に作ってあって、思わず見とれてしもうたで」





訪問日:2013年(平成25年)5月12日





「今日は、鍋桟橋から呉駅までということで、鍋桟橋近辺について話をさせてもらいました」

「次回は、警固屋(けごや)公民館前の予定じゃ。ほいじゃあ、またの」
コメント (2)
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