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光照院門跡
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写真は、常盤会館
常盤御所ともいわれる尼門跡寺院です。
南北朝時代の持明院殿の跡地でもあります。
アクセス
烏丸今出川の一本西、今出川新町を北上します。
道は右にクランクしながら、左手に同志社大学、右手に三時知恩寺が現れます。
すると左手角にヤマザキショップがある、新町上立売の交差点に差し掛かります。
ここを左折します。そして次の右T字路を右折します。
少し進んだ左手に光照院門跡の表門があります。
拝観
通常は非公開ですが、2002年の京の冬の旅、2015年の秋の非公開文化財特別公開(ただし常盤会館はなし)や2020年の京の冬の旅で特別公開がありました。
今回は1年に1回10月に開催される、常盤未生流献花展で内部を拝観しました(1000円)。
しかしこの会も案内状が必要です。
表門を入ると正面に庫裏のような常盤会館があり、ここから入ります。
常盤会館は昭和天皇の即位大典の建物を移築したものだそうです。
まず正面に講堂のような大きな部屋があります。
廊下を右手奥に進むと、書院造りの3間が左手にあります。
右手は書院への渡り廊下で、書院の奥には6畳のお茶室があります。
書院への渡り廊下を進みます。
廊下の左手の中庭中央に本堂があります。
本堂には本尊で清凉寺式の釈迦如来立像、右手には恵心僧都作という阿弥陀如来坐像、そして左手には開山の自本覚公像があります。
折上天井は田能村直外筆の花天井です。
さらに廊下を進むと書院があります。
書院は京都御所の旧桂宮御殿を移築したもので、2部屋が横に並びさらに雁行状に並ぶ棟に3間があります。
前庭は手前が苔のきれいな、奥が白砂の枯山水庭園で、この中央に樹齢500年という見事な枝ぶりの五葉松があります。
今まで見た中で最大の五葉松でした。
奥の白砂には石組や石橋が架かっているのですが、それらが五葉松の枝で見えにくいぐらいです。
3/14 善導忌
3/14だけ毘沙門堂が公開されます。
表門右手に石の鳥居があります。
この奥の門が、当日は開いています。
ここに入ります。
この正面奥に毘沙門堂があります。
そこまでの右手手前から弁財天、天照大神、猿田彦命と荼枳尼天(だきにてん)のお社があります。
毘沙門堂の奥には毘沙門天のお厨子があります。
雨なら開扉されません。
また毘沙門堂の右手で御朱印が頂けます。
さらに毘沙門堂の右手には福寿稲荷社があります。
2015年10/30~11/8の秋の非公開文化財特別公開で内部が公開されました。
この際は常盤会館はなくその右手前の門から入り、直接本堂へ。
そして書院へ向かうルートでした。
書院の床の間には、毘沙門堂の毘沙門天像のお厨子が開扉されていました。
約20cmぐらいの像でした。
マイナー散策の索引
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写真は、常盤会館
常盤御所ともいわれる尼門跡寺院です。
南北朝時代の持明院殿の跡地でもあります。
アクセス
烏丸今出川の一本西、今出川新町を北上します。
道は右にクランクしながら、左手に同志社大学、右手に三時知恩寺が現れます。
すると左手角にヤマザキショップがある、新町上立売の交差点に差し掛かります。
ここを左折します。そして次の右T字路を右折します。
少し進んだ左手に光照院門跡の表門があります。
拝観
通常は非公開ですが、2002年の京の冬の旅、2015年の秋の非公開文化財特別公開(ただし常盤会館はなし)や2020年の京の冬の旅で特別公開がありました。
今回は1年に1回10月に開催される、常盤未生流献花展で内部を拝観しました(1000円)。
しかしこの会も案内状が必要です。
表門を入ると正面に庫裏のような常盤会館があり、ここから入ります。
常盤会館は昭和天皇の即位大典の建物を移築したものだそうです。
まず正面に講堂のような大きな部屋があります。
廊下を右手奥に進むと、書院造りの3間が左手にあります。
右手は書院への渡り廊下で、書院の奥には6畳のお茶室があります。
書院への渡り廊下を進みます。
廊下の左手の中庭中央に本堂があります。
本堂には本尊で清凉寺式の釈迦如来立像、右手には恵心僧都作という阿弥陀如来坐像、そして左手には開山の自本覚公像があります。
折上天井は田能村直外筆の花天井です。
さらに廊下を進むと書院があります。
書院は京都御所の旧桂宮御殿を移築したもので、2部屋が横に並びさらに雁行状に並ぶ棟に3間があります。
前庭は手前が苔のきれいな、奥が白砂の枯山水庭園で、この中央に樹齢500年という見事な枝ぶりの五葉松があります。
今まで見た中で最大の五葉松でした。
奥の白砂には石組や石橋が架かっているのですが、それらが五葉松の枝で見えにくいぐらいです。
3/14 善導忌
3/14だけ毘沙門堂が公開されます。
表門右手に石の鳥居があります。
この奥の門が、当日は開いています。
ここに入ります。
この正面奥に毘沙門堂があります。
そこまでの右手手前から弁財天、天照大神、猿田彦命と荼枳尼天(だきにてん)のお社があります。
毘沙門堂の奥には毘沙門天のお厨子があります。
雨なら開扉されません。
また毘沙門堂の右手で御朱印が頂けます。
さらに毘沙門堂の右手には福寿稲荷社があります。
2015年10/30~11/8の秋の非公開文化財特別公開で内部が公開されました。
この際は常盤会館はなくその右手前の門から入り、直接本堂へ。
そして書院へ向かうルートでした。
書院の床の間には、毘沙門堂の毘沙門天像のお厨子が開扉されていました。
約20cmぐらいの像でした。
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コメント ( 7 ) | Trackback ( )
« 2013 10/17の... | 2013 10/19の... » |
これらを凌ぐ五葉松があるのですか。
見たいですね。
といっても、
>しかしこの会も案内状が必要です
献花展には、一般の人は入れないのでしょうか。
案内状がないとムリです。
うちの会でなら、スーメテ様づてなら入れる可能性があると思います。
毘沙門天は、東福門院の念持仏を尊賀大師が賜ったもの。
今日は、雨のため、ご開帳されていなかった。お厨子からのお祭りでした。
三時知恩寺を出て、俵屋吉冨で休憩している時にこのコメントをみました。
Good timing(笑)!
直後に行ってきました。
また拝観報告に掲載させて頂きます。
報告しなければと思ってきてみれば、すでにされてましたね。
来年もおそらく公開するでしょうとのことでした。
僕も助かっております!
ここでの情報があったおかげで行って見ようと思いました。
五葉松を実際に見ましたが、とても衝撃を受けるようなインパクトがありましたw
撮影が出来ないのが残念でしたが・・・w