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上品蓮台寺


写真は、境内の紅枝垂れ桜

上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)は、国宝の絵因果経で有名なお寺です。
現在絵因果経は、京都国立博物館で管理されています。

アクセスは、千本北大路から千本通を少し南下した右手に表門があります。

上品蓮台寺がある蓮台野はその昔、鳥辺野や化野(あだしの)と並ぶ大きな墓場でした。
そのそも千本通の“千本”とは、蓮台野に卒塔婆が千本(無数)にあったからと云われています。

かつては十二の塔頭を建立したので、俗に十二坊の名で呼ばれていました。
現在は3院だけ残っています。

表門を入るとすぐに枝垂れ桜があります。
他の紅枝垂れ桜と違い、これだけ早咲きです。
表門の正面奥が書院、右手に庫裏、左手奥に真新しい本堂があります。
右手の1番奥にある墓地の中に大きな椋の木があります。
この木の下に源頼光塚こと、その頼光が退治したとされる蜘蛛塚があります。
本堂の内部には、本尊の延命地蔵菩薩像をお祀りしていますが内部には入れません。

本堂の奥、向かって左手からさらに進んだ右手に仏師 定朝の墓があります。

普段拝観するとどうってことのないお寺ですが、境内の枝垂桜は実に見事です。

通常は庫裏にお声かけしても反応がないことが多いのですが、8/16には書院が開いており御朱印を頂けました。
書院は大きな広間で、左手の本堂との間には池のある庭園。
右手の庫裏との間には苔のきれいな中庭がありました。

彼岸会
毎年春分の日と秋分の日に彼岸会が行われ、この際には本堂にお参りが出来ます。
庫裏から入ると、奥に書院があります。
左手に渡り廊下があり、本堂につながります。
この庫裏の裏、書院と本堂に囲まれて、池と畔に大きな松のある庭園があります。

本堂の内陣中央には本尊の延命地蔵菩薩像のお厨子がありますが、当日は閉まっていました。
この右には弘法大師像、左には興教大師像がお祀りされています。
内陣の後ろ左手には、聖観音菩薩像、釈迦如来像、毘沙門天像、背後には地蔵菩薩像、虚空蔵菩薩像、阿弥陀如来像、後方左手には釈迦如来像が2躯と地蔵菩薩像がお祀りされていました。

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